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SAMURAI BLUE 全23選手が合流してトレーニングを実施

2020年10月07日

SAMURAI BLUE 全23選手が合流してトレーニングを実施

10月9日(金)と13日(火)に国際親善試合を控えるSAMURAI BLUEは、5日(月)から開催地のオランダ・ユトレヒトで活動を行っています。
活動2日目となった6日(火)は、所属クラブの試合の関係で合流が遅れていた酒井宏樹選手、権田修一選手、安西幸輝選手も無事ホテルに入り、今回招集された全ての選手が顔を揃え、トレーニングを行いました。

前日のトレーニングは疲労回復に充てた選手たちも本日からは本格合流、ボールを使ったゲーム形式のトレーニングを行い、最後はハーフコートでのゲームを実施。ピッチには断続的に雨が振り続け、厳しいコンディションの中でのトレーニングが続きましたが、森保監督もチームコンセプトを改めて選手たちに浸透させるために声を張り上げ、熱のこもった指導を続けました。

チームはあと2日トレーニングを行い、9日(金)にカメルーン代表との試合に臨みます。

選手コメント

GK #1 川島永嗣 選手(RCストラスブール/フランス)
待ちに待った代表の活動、選手・スタッフ含めずっともやもやした気持ちがあったと思います。ファンの皆さんもずっとこの時を待ち望んでいたと思います。今、代表に合流できて本当に嬉しいですし、試合に向かっていける喜びに満ち溢れています。
今回はアフリカの2チームとの対戦、ヨーロッパのビッグクラブでプレーしている選手も多いですし、そこでの経験も持ち合わせた良い2国です。アフリカのチームは独特のリズムがあり、選手の技術も高いので、そういうところに自分たちがどういう形で対応していくのかというのもひとつですし、自分たちも今、ヨーロッパでやっている選手たちが多いので、そうしたアフリカの特徴も普通の基準として捉えられるという感覚でやっていかないといけないと思っています。
新型コロナウイルスはどこに潜んでいるのかわからないし、どれだけルールがあってもそれを守らなければ意味がありません。予選が延期されても、試合を組んでプレーできるので、自分たち自身がしっかりプロトコルを守り、良い見本を示せたらと思います。
多くの選手がそうですし、多くの方々がそうだと思いますが、当たり前のことが当たり前でなくなったという部分が多かったと思います。ただいろいろな状況、変化に人は対応していかないといけない。難しい状況、トレーニングができない、試合ができないという部分があったと思いますが、新しい、今与えられた環境の中でどれだけ高みを目指して、このような期間を新たに物事を作る時間に変えられるか、という意識でいました。そういう部分がこれからの新たな形に変わっていくのかなと思うので、自分の中ではポジティブに捉えていることのほうが多かったと思います。
日本代表という場所は全ての人にとっての夢だと思います。試合をしたり、プレーする姿を見せることが子どもたちにとって一番のいい影響を与えることになります。今回試合をさせてもらえるというのは自分たちにとってもそうですし、多くの方々にとって新たな希望というものを与えられると思います。

DF #19 酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ/フランス)
この状況下で本当に代表活動ができるのか、という不安はありました。今回の僕らの活動自体でこれからの日本代表の活動が決まると思うので、慎重に活動しながらも、やれることに喜びを感じてプレーしたい。
今回対戦するアフリカの2チームはすごく強くて、普段体感することのない選手たちと対峙することができます。
自分はフランスでプレーしていて、身体能力にも自信がありましたが、自分より速くて、自分より高く飛べて、自分より強い相手にたくさん出会うことができて、どういう風にしてその選手たちを止めるかということに気付くことできました。
そういういろいろな刺激や気づき、今回の対戦で多くあると思います。

MF #7 柴崎岳 選手(CDレガネス/スペイン)
この世の中の状況の中で考えれば、この機会を大事にしなくてはいけないと感じています。今回の代表活動、スポーツの中でもサッカーが先頭に立って、こういう活動をすると聞いたので、サッカー界だけでなく、スポーツ界全体の模範となるような活動になればなと思っています。試合に関してもカメルーン、コートジボワールと強豪国と試合できること嬉しく思います。しっかりと練習を重ね、試合の中でも話し合いながら強化していければと思います。
中盤のゾーンを幅広くカバーできるスタイルになってきていると感じています。元々いろいろな場面でフレキシブルに対応できる選手になりたいと思っていたので、チームの状況に応じてポジションを取り、自分のプレースタイルでできることをその状況でやっていけたらと思っています。それが代表でも反映させていけるようにしたいと思います。

MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)
色々規制はされていますが、コミュニケーションは取れるので、普段と変わらずにコミュニケーションを図っています。
ただ、久しぶりに会えた、楽しい、懐かしいで終わらないように、久しぶりに会って嬉しいで終わる仲良しチームではなくて、しっかりと勝利を重ねるというチームを作っていきたいです。
なかなか国際的なイベントができない中で、日本代表が海外で団体スポーツとして初めて国際試合を行うので、元気が出るような試合ができたら一番良いと思いますし、素晴らしい試合をして、見てもらう方々の元気につながっていけたらいいなと思います。
ヨーロッパでの開催となり、移動距離が短いので負担が少ないことはありがたいことです。対戦相手も欧州でプレーしている選手がほとんどということで、相手のコンディションも良いので、良いテストマッチになると思います。
今シーズンは自信を持って入れたという感じがあって、それが結果に繋がっています。
僕自身はその中で良い役割をもらっていて、攻守にわたって関わることができるポジションでプレーさせてもらっているので、プレーの感覚が良いというのは代表にも持ち込めると思います。アタッカーとしての能力はこの半年くらいですごく伸びてきた部分だと思っていて、もう一度そこで自分も勝負したいという思いが強くなっているので、ここでもそういうプレーを見せられたら良いと思っています。
コロナ禍で何事も当たり前ではないということ感じましたし、沢山の人が協力して試合が開催されているということも感じました。感謝の気持ちを持って、選手としてできる最大限のパフォーマンスを出すということがサッカー選手の使命だと感じています。

スケジュール

10月5日(月) PM トレーニング
10月6日(火) PM トレーニング
10月7日(水) PM トレーニング
10月8日(木) 未定 公式会見、公式練習
10月9日(金) 14:00 国際親善試合 カメルーン代表戦(Stadion Galgenwaard)
10月10日(土) PM トレーニング
10月11日(日) PM トレーニング
10月12日(月) 未定 公式会見、トレーニング
10月13日(火) 16:45 国際親善試合 コートジボワール代表戦(Stadion Galgenwaard)

※スケジュールを変更する場合があります

国際親善試合

2020年10月9日(金) 14:00 キックオフ(日本時間 21:00)vs カメルーン代表
2020年10月13日(火) 16:45 キックオフ(日本時間 23:45)vs コートジボワール代表
会場:スタディオン・ハルヘンワールト(オランダ/ユトレヒト)

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