JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパン 活動終盤のトレーニングマッチを前に軽めのメニューで調整

ニュース

なでしこジャパン 活動終盤のトレーニングマッチを前に軽めのメニューで調整

2021年07月04日

なでしこジャパン 活動終盤のトレーニングマッチを前に軽めのメニューで調整

なでしこジャパンは3日(土)、翌日の活動最終日に控えた男子高校生とのトレーニングマッチに向けて、軽めのトレーニングで調整、確認を行いました。

フリープレイヤーを置いた7対7では、グリッドの中に4つのゲートゴールを配置。ボールを繋ぐことだけが目的になりがちですが、ターゲットを設置することで何のためにボールを保持するのかという目的を明確にします。
その後はゴール前に場所を移してサイドからのクロスに合わせるフィニッシュと、中央からのミドルシュート繰り返します。自陣でボールを失わずに繋いで前線に運び、相手陣内を攻略してゴール前に攻め入っても、最後のフィニッシュの精度が低ければ結果は出ません。クロスの質、ゴール前に飛び込むタイミング、フィニッシュの精度、更には味方の利き足や特徴なども見極めて、全員が全神経を研ぎ澄ませて一つのゴールにつなげます。GKは守備のいないトレーニングですが、簡単にやられまいと、クロスを上げるキッカーに対する牽制や、無駄のないステップワークでポジションを取り直し、一球一球に集中してゴールマウスを守ります。

約1時間のトレーニングを終えたなでしこジャパンは、トレーニングキャンプ最終日となる4日(日)に男子高校生とのトレーニングマッチに戦い、2週間の活動を終えて一旦解散します。

選手コメント

DF #17 北村菜々美 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
ここまで別メニューでの調整となっていますが、焦りはなく取り組めています。ミーティングはもちろんですが、練習もしっかり見て、例えば男子高校生との合同トレーニングや試合におけるセットプレーやクロスの対応など確認できているので、心配はしていません。バックアップメンバーについては元々18人とは別とは考えていません。新しい決定で、22人全員で戦えるというのは嬉しいですし、その分競争も激しくなったと思うので負けられない気持ちもあります。セレッソ大阪でチームメイトだった沙織(宝田選手)とは、試合に出れば隣同士のポジションになると思います。彼女とはずっと一緒にやってきたプライドもあるので、しっかりプレーの面でも合わせていければと思っています。また、林(穂之香選手)もボランチで出ると思うので、そうなると3人で三角形ができると思うので、いいコンビネーションが出せたらいいなと思います。次の活動では合流できる予定なので、1からにはなりますが、しっかりチームに馴染んで、そして試合に出て100%のプレーができるように調整してがんばります。

MF #21 木下桃香 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
バックアップの枠がなくなることについてはびっくりしました。今もまだ実感が湧いている感じはしませんが、チャンスが広がったと考えて、モチベーションも上がりましたし、もっと頑張って少しでも大会に絡んでいければと思います。立場は変わってもやることは変わらないので、まずは個人の成長というところに一番重きを置いてやっているので、何かを大きく変えることなく、ブレずにやっていきたいです。もちろん立場が変わって意識の面で変わった部分もあって、自分のパフォーマンス次第でオリンピックの試合に絡んでいけるので身が引き締まる思いというか、緊張感は今まで以上に感じるようになりました。年齢的にも実力的にも一番下の自分のような選手が勢いを持って取り組むことでチーム全体が上っていけると思うので、その部分でも少しでも貢献できるように、エネルギーを持ってやっていきたいです。将来的に自分がなでしこの中心となって世界と戦いたいという思いはありますが、具体的にはまだ思い描けていないので、まずは目の前の東京オリンピックに臨むこのチームに少しでも貢献したいと思っています。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)

大会情報はこちら

なでしこジャパン(日本女子代表)対 オーストラリア女子代表
開催日:2021年7月14日(水)
会場:京都/サンガスタジアム by KYOCERA

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー