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JFAアカデミー熊本宇城 フィジカルトレーニングを実施
2021年07月21日
JFAアカデミー熊本宇城では7月13日(火)、14日(水)にJFAフィジカルフィットネスプロジェクトの菅野淳さん、小粥智浩さんをJFAアカデミー熊本宇城に招き、全カテゴリーの選手に講義とフィジカルトレーニングの実技を実施しました。
JFAアカデミー熊本宇城の選手たちは、いつもとは違うアプローチでのトレーニングを通して新たな発見があったようです。
講師コメント
小粥智浩さん(JFAフィジカルフィットネスプロジェクト)
U13には、怪我の予防を目的とした受身なども含めた全身のコーディネーションに加え、コアやMPの基礎。U14には、ムーブメントプレパレーション(MP)の再確認(フォーム&力の入れ方の徹底)、ミニバンドトレーニング。U15には、ジャンプヘッドやシュートの改善を目的としたチューブトレーニング。全てのカテゴリーにおいて、選手の取り組む意識が非常に高く、多くの選手が、自分自身の動きの変化を感じ取れたトレーニングになったと感じています。チューブトレーニングの後は、体重の乗った力強いシュート、対空時間の長いジャンプヘッドなど、大きな変化が見られました。MPやミニバンドトレーニング後では、動きが軽くなったと率先して走り出す選手など、やはり選手自身が変化、成長を感じられる仕掛け、刺激が重要であると改めて実感致しました。今後も定期的に指導させて頂き選手の変化を促していけるように取り組んでいきたいと思います。
選手コメント
岡山智哉 選手(11期生/中3/UKI-C.FC)
フィジカルトレーニングでは、自分が持っている力を最大限に発揮する方法を学び、自分の体をもっと引き出せることが大事だと思いました。また、レクチャーでは、101%の力でウォーミングアップやトレーニングを積むことで、自分のフィジカルを変えることができることを学びました。日々のトレーニングで、技術的にも、精神面にも自分の力を101%発揮して取り組んでいきたいです。
中山田愛生 選手(12期生/中2/太陽SC熊本玉名)
100%でトレーニングするためには、100%のアップが必要だと分かりました。僕は今までアップから100%でやってこなかったことを振り返ることができたので、これからはアップから100%で行い、パフォーマンスの向上に繋げていきたいです。ミニバンドを使ったトレーニングは初めてだったのでお尻や足の筋肉に負担を感じてきつかったけど、終わった後の体の軽さに驚き、貴重な経験になりました。
大隈士桜 選手(13期生/中1/ソレッソ熊本)
2日間の学びを通して、練習から100%の力を出し切ることの大切さを改めて知りました。ただ、適当にやるのと意識しながらやるのでは、体の伸びやステップが全く違うと感じました。コンディショニングの安定についても新しい発見がありました。特にステッピングやムーブメントプレパレーションの部分や食事、睡眠などをアカデミーだけでなく自分のチーム活動でも生かしたいと思います。