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U-24日本代表、いよいよ初戦 「タフに粘り強く」

2021年07月22日

U-24日本代表、いよいよ初戦 「タフに粘り強く」

U-24日本代表は21日(水)、東京オリンピック男子サッカー競技の初戦・南アフリカ戦に向け、千葉県内で最終調整を行いました。

トレーニング冒頭、森保一監督はピッチ上で全選手・スタッフを集め、「目の前の一戦一戦に集中して、まずは明日の試合に向けて最大限の準備をしよう。厳しい大会になる。粘り強くタフに戦おう」とチームの気持ちをひとつにしました。冒頭15分以外はメディア非公開として行われたトレーニングでは、戦術面を最終確認し、約1時間汗を流しました。

「みんながずっとここを目標として、このときのために準備してきた。あとは力を発揮するだけ」と選手たちの思いを代弁したのは、三好康児選手です。東京オリンピックに向けたチームが立ち上がったのは3年半前。当初から活動に参加し、チームの苦楽、成長をともに見てきた中山雄太選手も「日々を重ねるごとに、より強固な組織になってきて、そこにオーバーエイジのあらたな刺激がチームに加わることで、組織力が高くなった」と振り返ります。待ち望んだ舞台の幕開けに、選手たちは揃って「楽しみ」と口にしていました。

対戦する南アフリカを「身体能力が高く、しっかりとフットボールをしてくる」(中山雄太選手)と警戒しつつ、「簡単な試合には間違いなくならない」(上田綺世選手)と大会初戦の難しさを見据えて、最終調整でもチーム全体で準備を進めました。

U-24日本代表の東京オリンピック初戦、南アフリカとの一戦は東京スタジアムで22日(木)20:00キックオフです。

選手コメント

GK #12 谷晃生 選手(湘南ベルマーレ)
いよいよ始まるなという気持ちが大きいです。ここまで試合を積み重ねるごとに、ディフェンスとの関係やチームとしての戦い方を理解しながら、いい形で積み重ねができています。僕自身、GKとして大事にしているのは、普通であったらビッグセーブに見えるようなボールを、なにげなく取ること。そういったところで、チームに安心感や安定感をもたらせるようにしたいと思います。

MF #7 久保建英 選手(レアル・マドリードCF/スペイン)
大事なのは、自分たちがいまできることを最大限出すことです。(強化試合で)負けずに本番に臨めるのは、いい流れで来ていると思います。東京でオリンピックがあるから出たいと思って、今のメンバーに入ることができて、参加しています。全選手が100%の状態で準備をしていると思いますし、自分自身も昨日の練習でもギアが上がっているなと感じました。初戦に照準を合わせることができています。

MF #17 田中碧 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
楽しみです。毎日毎日、やれることはやってきたと思うので、あとはピッチで自分を表現できればと思います。代表活動、またクラブでも、色々な強いチームと対戦して、いろんな経験をさせてもらったことに感謝していますし、そのおかげで今があると思います。(南アフリカは)身体能力が高いですし、一人一人のリーチが長く、スピードもある。技術もしっかりしていて、強いチームだと思います。リスク管理を含めてしっかりやりたいです。攻撃も守備も武器を持って、それを相手に示すことが大事だと思っています。

FW #18 上田綺世 選手(鹿島アントラーズ)
(ここまで)長かったなというのはありますし、自分のパフォーマンスが安定しない時期もあったので、こうしてメンバーとして本戦を迎えられること、オリンピックで戦えることはすごく嬉しいです。オリンピックの延期やポジション争い、自分自身の環境変化があるなかで、ステップアップのためにどう違いを出していくか、どう引き出しを増やすかを常に考えてきました。大会初戦は絶対に難しい試合になるし、簡単な試合には間違いなくならない。そのなかで、ひとつポンと点を取れる選手が必要で、その一点がチーム全体の気持ちを軽くできますし、それをFWが担っていると思います。どういう形かわからないですが、チーム全体でじっくりと耐えながら(状態を)上げていけたらと思います。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)

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