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U-19日本代表候補 今年2回目の活動を実施
2022年03月30日
9月に開催予定のAFC U-20アジアカップ2023予選に向けて活動を行うU-19日本代表候補は、今年2回目となる国内トレーニングキャンプを3月27日(日)から高円宮記念JFA夢フィールドで行っています。
今回のチームは、前回2月下旬に行われたトレーニングキャンプから約半分の選手が入れ替わり、冨樫剛一監督のもと、多くの選手が競争しながらチームを作り上げていきます。活動冒頭のミーティングでは、9月の大会までの活動回数は多く残されていないこと、その中で最大限のチーム強化を図るためにトレーニングでは一瞬一瞬を全力で取り組んで、多くのことを吸収してほしいと伝えられました。
初日は選手それぞれのコンディションに合わせたトレーニングが行われましたが、2日目の午前、午後の2部練習では、強度を上げた実戦に近いトレーニングや、試合を見据えたセットプレーの練習が行われました。
29日(火)は午前中にトレーニングを行い、夜はアジア最終予選 SAMURAI BLUE対ベトナム代表戦を埼玉スタジアムで現地観戦しました。冨樫監督は、10代で活躍する海外の選手を例に挙げ、「SAMURAI BLUEを遠いところの話だと思わず、近いうちに自分がそのピッチに立つという意識で試合を観てほしい」と話しました。試合は残念ながら引き分けに終わってしまいましたが、最終予選のスタジアムの雰囲気を体感し、選手にとっては良い刺激になった様子でした。
最終日となる3月30日は、SC相模原とのトレーニングマッチを行い、合宿を締めくくります。
選手コメント
屋敷優成 選手(大分トリニータ)
日本代表の活動は毎回参加するたびに緊張しますし、うまく自分を表現できないこともありますが、今回のトレーニングキャンプでは他の選手とのコミュニケーションを多く取り、しっかり自分の特長を出すことができています。明日のSC相模原とのトレーニングマッチでも全て出し切れる様に頑張りたいです。
今日は埼玉スタジアムで日本代表のワールドカップ最終予選を観戦し、試合は引き分けという結果に終わってしまいましたが、ベトナムサポーターに近い席だったこともあり、アウェイの様な雰囲気やワールドカップ最終予選を応援するサポーターの熱い気持ちを感じることができました。自分もあの場所でプレーし、ワールドカップに行きたいと思います。
安部大晴 選手(V・ファーレン長崎U-18)
コロナ禍でこういった代表活動ができることに感謝し、プレーでも表現したいと思いながら参加しています。改めて世界がこういう状況にある中、サッカーができる楽しさを感じています。9月にはAFCアジアカップ予選が始まりますが、残された時間はなく、1日1日が大事だと思うので、1回の練習で他の選手やスタッフとも密にコミュニケーションを取るようにしています。自分もまず代表メンバーに選ばれるように努力をして、そこでもしっかりと結果を出せるようにトレーニングを行っています。また所属チームに帰ってもしっかりスタメンを取り、結果を残したいと思います。
ベトナム代表戦をスタジアムで観戦しましたが、憧れという目線ではなく、自分も何年後かにピッチに立たなくてはいけないと思っているので、一日でも早くあの場所に立てるように頑張ります。