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【グループステージ対戦国】スペイン|黄金時代からの世代交代に明るい兆し 若手選手はオリンピックで日本とも対戦 ~FIFAワールドカップカタール2022~

2022年04月04日

【グループステージ対戦国】スペイン|黄金時代からの世代交代に明るい兆し 若手選手はオリンピックで日本とも対戦 ~FIFAワールドカップカタール2022~

1904年に設立された国際サッカー連盟(FIFA)のオリジナルメンバーという伝統を持ちながら、スペイン代表は長らく国際舞台で目立った好成績を残せなかった。20世紀ではクラブの活躍に反し、代表のビッグタイトルは1964年の欧州選手権(現、UEFA EURO)優勝が唯一。ところが、21世紀に入ると状況は一変する。2008年のEURO、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ、そして2012年にEURO連覇と、主要国際大会3連覇で黄金時代を築いたのである。

しかし、この輝かしい時期を支えたシャビ(現、FCバルセロナ監督)、アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)らが次第に代表を退き、世代交代が進む。2014年のワールドカップ以後は主要大会でラウンド16止まりだったが、ようやく過渡期も終わりを告げる兆しが見えている。それを証明したのが、昨年6~7月に行われたEURO 2020における4強進出。準決勝で、優勝したイタリアに1-1からのPK戦で敗れたものの、持ち味のパスワークで相手を押し込んだ。

明るい材料は20歳台前半の選手の活躍だ。GKウナイ・シモン、センターバックのエリク・ガルシア、アタッカーのフェラン・トーレス、ダニ・オルモといった選手たちで、EUROで高い評価を得たペドリに至っては当時18歳。このペドリをはじめとする6人の選手がEUROから東京オリンピックに駆けつけ(F・トーレスは不参加)、準決勝の日本との激闘を延長戦の末に1-0と制し、決勝ではブラジルを相手にまたも延長戦を戦い、1-2と惜敗して、銀メダルと共に帰国したのが記憶に新しい。

選手として2002年大会など3度のワールドカップ出場歴を持つルイス・エンリケ監督に率いられたチームは、予選のホームゲームでギリシャと1-1で引き分け、アウェイでスウェーデンに1-2と敗れるなど勝ち点を失った試合もあった。それでも後半戦は4戦全勝と地力を発揮し、一度は譲った首位の座を奪還して本大会出場権を確保した。

日本とスペインの代表の対戦は、これまで1度しかない。2001年4月にスペインのコルドバで行われた国際親善試合で、スペインが試合終了直前に均衡を破り、1-0で勝利した。フランス人のフィリップ・トルシエ監督が指揮を執る日本は、翌年に迫ったワールドカップに向けた強化の一環。スペインでは、ラウル、ジョゼップ・グアルディオラ(現、イングランドのマンチェスター・シティー監督)らが出場した。

FIFAランキング:7位 ※2022年3月31日発表
FIFAワールドカップ出場15回:1934(準々決勝)、1950(4位)、1962、1966、1978、1982(2次リーグ=ベスト12)、1986(準々決勝)、1990(ラウンド16)、1994(準々決勝)、1998、2002(準々決勝)、2006(ラウンド16)、2010(優勝)、2014、2018(ラウンド16)
対戦成績:日本の1敗(得点0、失点1)

FIFAワールドカップカタール2022

大会期間:2022年11月21日(月)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs 大陸間プレーオフ勝者(ニュージーランド/コスタリカ)
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間]  vs スペイン代表

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