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ローソン「夢の教室」募金 2022年度の授業がスタート
2022年05月18日
JFAこころのプロジェクトは、5月10日(火)に2022年度第一回目となる、ローソン「夢の教室」募金によるオンライン授業を、山口県長門市立日置中学校の2年生を対象に実施しました。
今回夢先生として登壇したのは、元フットサル日本代表キャプテンで、現在はFリーグ・バルドラール浦安で監督を務める、小宮山友祐さんです。
授業はまず子どもたちと夢先生の距離を縮める「出会いの時間」からスタート。冒頭にはローソンの皆様より生徒たちへ、レジ横の募金が「夢の教室」など様々な社会貢献活動に活用されていることの説明をしていただき、「今日の夢先生の話をきっかけに、自分の将来のこと、夢について考えるきっかけにして欲しい。皆さんの夢を応援しています!」とエールが送られました。その後は、生徒たちに長門市や日置中のことを教えてもらったり、夢先生のクイズに挑戦したりと、お互いのことを知りながら、大いに盛り上がりました。
続く「トークの時間」では小宮山さんがサッカーと出合い、初めは「サッカー選手」という夢を持ったこと。その夢を目指す中での挫折や、フットサルとの出合い、新たな夢を持ち叶えていった経験を生徒たちに伝えました。
小宮山さんは自身の競技生活を振り返って、「皆には”今”を大切にして欲しい。中学2年生の今しかできないこと、今考えていること、今やってみたいことがきっとある。その気持ちを大切に、一日一日を全力で過ごして欲しい」と熱くメッセージを伝えました。
授業の最後には、生徒たちも自身の夢を「夢シート」に記入。「薬剤師」「プログラマー」「車の整備士」「俳優」など、生徒たちの思い思いの夢が発表されました。この夢シートは夢先生が全て目を通し、全員にお返事を記入。最終的に夢先生から返信が書かれたシートが生徒たちの手に渡り、完成となります。
今回の授業は、昨年に引き続き支援企業であるローソングループの「夢の教室」募金を活用して実施されました。今年度も日本全国の小学校、中学校で実施を予定しており、一人でも多くの子どもたちに「夢を持つことの大切さと、その夢に向かって努力することの素晴らしさ」を伝えていきます。
夢先生コメント
小宮山友祐 さん(元フットサル日本代表)
今回、日置中での「夢の教室」に登壇させて頂き、子ども達との素敵な出会いの場を作って頂いたローソン様、日置中学校の皆様に心より感謝申し上げます。
素直で元気一杯、ただ少しだけ恥ずかしがり屋な生徒のみんなと出会うことができ、私自身とても楽しく心温まる時間を過ごすことが出来ました。
私が夢の教室で一番伝えたいことは「今という時間を大切にして欲しい」ということです。一生の中で「今」という時間はあっと言う間に過ぎていきます。「今」を全力で過ごすこと。それを続けることが夢へと繋がっていくと思います。中学生の時にしか出来ないこと、勉強や部活、習い事、趣味、なんでも良いです。自分が「今」頑張りたいこと、「今」やりたいことを思いっきりやって欲しいと伝えました。何か一つでもみんなに伝わっていたらとても嬉しく思います。
オンライン授業に登壇させて頂き、子ども達と何度もやりとりをしていると、やはり現地へ行きたくなる気持ちが強くなりますし、みんなの前で目を見て授業をしたいなと思いました。しかしながらコロナ禍で大切なのは子ども達にとって安全に授業をすることだと思っています。オンラインでも画面から子ども達の反応や様子を知ることができ、最後の夢の発表もしっかりと伝わって来ました。対面での授業とは違った部分もありますが、オンライン授業でも「夢の教室」が実施出来ることは非常に意義のあることだと思います。これからも日本全国で「夢の教室」が実施されることを切に願っております。
支援企業コメント
渡辺高光 様(株式会社ローソン 営業本部 中四国営業部 山口支店 支店長補佐)
この度、「夢の教室」の授業を山口県長門市立日置中学校で開催いたしました。
オンライン授業ならではの色々な工夫がされており、夢先生のコミ―先生(小宮山先生)が生徒の皆さんと双方向でコミュニケーションをとる姿は非常に印象的でした。
コミ―先生からは、「夢を持ちその夢に向かって努力すること」「仲間と協力すること」の大切さをご自身の挫折や苦悩を交えて、分かりやすくお話いただきました。その話を聴く生徒の皆さんの真剣な眼差しからは、将来の夢を見つけるきっかけ、夢を叶えるための多くの気づきを得たものと思います。
ローソンはこれからも、夢の教室を通じて、子どもたち一人ひとりの「夢」を応援していきます。
2年生担任コメント
峠田敦子 先生(長門市立日置中学校 2学年主任)
夢先生の小宮山友祐先生には、『「今」を大切にしよう』をテーマに、熱く、心に染み入る授業をしていただきました。
夢をもったり、夢を語り合ったりということが気恥ずかしくもある生徒たちが、先生の思いや言葉に導かれるように、真剣に自分と向き合い、素直な考えを一生懸命に書いていました。その場凌ぎでは、目標を見失い、周りの人や自分さえも傷つけてしまうということを、サッカーやフットサル、部活のキャプテンや日本代表、高校教師、監督としての立場や経験から率直に語っていただいたことで、自分自身を振り返ることができたのではないかと思います。失敗しても、チャンスを掴んで今を築き上げられたのは、小宮山先生の努力の賜であることから、自分たちも夢をもち、目標達成に向けて頑張ってみたいということを、授業後に胸を熱くした生徒と一緒に語り合うことができました。先生との出会いに感謝でいっぱいです。
貴重な授業を本当にありがとうございました。
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