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U-16日本代表候補が高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを実施
2022年07月13日
10月にヨルダンで開催されるAFC U17アジアカップ予選(FIFA U-17ワールドカップのアジア1次予選)に向けて活動を行うU-16日本代表候補は、7月11日(月)から高円宮記念JFA夢フィールドにてトレーニングキャンプを行っています。
今回招集されている30名の選手のうち、約半数の選手が初招集で、オランダのFCユトレヒトU-17から三角乃英選手が参加するなどフレッシュな顔ぶれとなっています。1ヶ月前に仙台で開催されたU-16 インターナショナルドリームカップに参加した20名の選手は今回のトレーニングキャンプには招集されておらず、今回招集された選手たちは今後のU-16日本代表メンバー入りを狙う“チャレンジャー”という位置づけになります。森山佳郎監督から、「4日間という短い期間で意欲的に自分の持ち味を発揮すること、このキャンプで刺激を受けて成長のきっかけにしてほしい」と鼓舞されて活動がスタートしました。
2回のトレーニングとミーティングを通じて、代表で求められる強度や戦術などが選手に伝えられ、活動2日目の12日(火)にはジェフユナイテッド千葉との20分×3本のトレーニングマッチを行いました。
1本目は小竹知恩選手(清水エスパルスユース)が左サイドからカットインすると、逆サイドネットに見事なシュートを決めて先制します。メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ2本目には、途中出場した山本吟侍選手(高川学園高)が交代後の最初のプレーとなった直接フリーキックを決めて2-0とリードを広げるも、終了間際に1点を返されて2-1。1点リードで迎えた最後の3本目でしたが、PKを与えて失点を喫して試合は終了。2-2の引き分けとなりました。
4日間の活動も折り返し地点になりますが、選手それぞれが試合で出た課題と成果を整理し、残り2日間に臨みます。
選手コメント
MF 小竹知恩 選手(清水エスパルスユース)
今日の試合ではまず自分の持ち味を出す事を意識してピッチ入りました。前半の途中でサイドでボール受け、もらったら打とうと思っていたので思いきり振り抜き、自分の理想のゴールが決まったのでとてもよかったと思いました。守備のところはまだまだなので、残りの2日間でもっと強度を上げていきたいです。
MF 山口豪太 選手(FC LAVIDA)
今回2回目となる選出で、前回とは選手が全く異なったのですが、自分からコミュニケーションを取りすぐチームに馴染むことができました。2日目にはジェフ千葉U-18と試合をして、前回の合宿よりは少し自分のプレーを出せたと思います。ですがまだ得点やアシストをできていないので最終日の試合では自分の武器でチャンスをたくさん作り、得点やアシストというところの結果で示せるようになりたいです。歳上の選手が多い中ですが、たくさんのことを学んで吸収していきたいです。
FW 山本吟侍 選手(高川学園高)
今回自分は初招集ですが、結果を残した者が生き残る世界で、結果でも気持ちでもアピールすることが生き残る方法だと思い、初日の練習から誰よりもゴールネットを揺らすことを意識しました。試合でも交代の前にフリーキックのチャンスがあり、フリーキックは得意なので、自分が絶対に決めるんだという思いで蹴らせてもらい、決めることができて良かったです。守備の課題が多く出ているので守備をもっと勉強して、激しく強い守備をしたいと思います。残り2日間でもっとアピールします。
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