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【対戦チーム情報】中国女子代表 驚異的な勝負強さでAFC女子アジアカップを制覇、二冠なるか~EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会
2022年07月25日
1986~1999年に開催された第6~12回アジア女子選手権(現、AFC女子アジアカップ)で7連覇という驚異的な記録を持つ中国女子代表は、1980年代後半から黄金期を築き上げた強豪チームだ。女子サッカーが初めてオリンピック競技に採用された1996年のアトランタ大会で銀メダル、1999年の第3回FIFA女子世界選手権(現、FIFA女子ワールドカップ)でも準優勝。力強いサッカーでアジアの枠を飛び出し、世界の舞台でも大きな存在感を示していた。
しかし、なでしこジャパン(日本女子代表)が優勝したFIFA女子ワールドカップドイツ2011への出場を逃すと、第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)のアジア最終予選でも4位となり、女子ワールドカップとオリンピックの両大会に出場できないという苦難の時期を経験した。
昨年に行われた第32回オリンピック競技大会(2020/東京)では、グループステージでブラジルに0-5、オランダに2-8と大差で敗れるなど、1分2敗でグループ最下位に沈んで敗退。その後、元中国女子代表選手の水慶霞(シュイ・チンシャ)監督にチーム再建が託されると、2022年1~2月のAFC女子アジアカップインド2022で5大会ぶりにアジアを制覇。準々決勝と決勝は逆転勝利、準決勝の日本戦では2度追い付き、PK戦の末に勝利するなど勝負強さを発揮し、最多9度目のアジアの頂点に立った。
今回のEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会にも、その女子アジアカップ優勝メンバーが名を連ね、同大会で最優秀選手賞を受賞した王珊珊(ワン・シャンシャン)、最優秀GK賞を受賞した朱鈺(シュ・ユー)が来日。パリ・サンジェルマン(フランス)在籍時にAFCアニュアルアワード2018で年間最優秀選手賞(女子)を受賞した王霜(ワン・シュアン)など、国際Aマッチ出場100試合を超える選手も多い。
ただ、過去のE-1選手権を振り返ると、中国は2010年大会での準優勝が最高成績で、優勝は未経験。東アジア初制覇でさらに勢いを増し、来年のFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023では、世界の舞台で再び大きな存在感を示そうとしている。
FIFAランキング:16位(アジア4位)※2022年6月17日発表
FIFA女子ワールドカップ出場7回:1991(準々決勝)、1995(4位)、1999(準優勝)、2003(準々決勝)、2007(準々決勝)、2015(準々決勝)、2019(ラウンド16)
対戦成績:日本の17勝8分17敗(得点40、失点57)
連盟 | 中国サッカー協会 |
---|---|
大陸連盟 | アジア |
サッカー連盟会長 | CHEN Xuyuan |
公式サイト | www.fa.org.cn |
大会成績 | 優勝:-/準優勝:2010年 |
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