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B級スキルアップコース 第1コース 開催レポート
2022年08月09日
7月30日(土)、31日(日)の両日、高円宮記念JFA夢フィールドでB級スキルアップコース 第1コースが開催されました。A級コーチジェネラル養成講習会を高いレベルで実施するための準備コースとして昨年から開設したB級スキルアップコースは、今年度も大変多くの方にお申込みいただきました。
このコースはB級コーチ養成講習会の指導実践テーマを重点的に復習し、今後の指導に役立てていただくとともに、各地域で実施されるA級トライアル通過を目指すことを目的とします。
12名の参加者は集合後に3人ずつのグループに分かれ、限られた時間内で指導実践のプランニングとグループワークをし、監督・コーチ・GKコーチとして1回ずつ、計3回指導実践を行いました。
指導実践後のディスカッションでは、参加者から出てくる多くの意見や質問に、インストラクターが一つ一つ丁寧に整理をしながらファシリテートしていきました。
30℃を超える厳しい天候にも関わらず、全力でサポートをしていただいた地元の高校生の皆さんのご協力もあり、学びたい意欲と情熱に満ち溢れた参加者と一緒になって考え課題に向き合うインストラクターの双方にとって、今年も実り多い研修となりました。
7月30日(土) | 13:00 | 集合 |
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13:00-15:00 | ガイダンス、テーマ決め、グループワーク(3人1組) | |
15:00-19:00 | 指導実践 20分実践+15分ディスカッション 6人 | |
7月31日(日) | 09:00-13:00 | 指導実践 20分実践+15分ディスカッション 6人 |
13:00-14:00 | 振返り・まとめ | |
振返り |
サポートプレーヤー:
千葉県立検見川高等学校サッカー部
学校法人千葉敬愛学園 敬愛学園高等学校サッカー部
インストラクター:
西川誠太 JFA指導者養成ダイレクター
川俣則幸 JFA指導者養成サブダイレクター・GKプロジェクトリーダー
受講者コメント
浅野正也さん(ZONE FOOTBALL ACADEMY)
コロナ禍が終息していない中で安心・安全に研修会を実施してくださった多くの関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。
まず、B級コーチ養成講習会の指導実践テーマを復習することで、自分のベースを再確認することができました。また、他の指導者の指導実践を観て学ぶ、自分の指導実践のアドバイスをいただく、学ぶ意欲に満ちた指導者たちとのディスカッションでお互いの意見がぶつかることにより、新たな気づきがたくさんあり、非常に実りある2日間の講習会でした。インストラクターからのアドバイスもあり、自分の主観的な思考から脱却し、より論理的な思考でトレーニングを構築することの重要性を改めて感じました。
この研修会で学んで終わるのではなく、より質の高いトレーニングを自チームや地域の選手たちに実施したいと思います。
熊谷隆宏さん(FCリアル)
2日間という短い期間でしたが、自身の指導を向上させたいという高いモチベーションを持った指導者仲間の皆様と一緒に学ぶ場を頂けたことがとても貴重な経験となりました。グループディスカッションで指導の意図を仲間に伝えたり、講師の方や受講生の皆さんに自分の指導への率直な意見を頂けたりしたことで、日頃の指導において「当たり前」だと思っていた部分は他の方にとっての当たり前ではないことに気づき、自分の指導を見つめ直すとても良い機会となりました。また、他の受講生の方々の指導を与えられたテーマに沿って見ていくことで指導の意図や表現、目線、立ち位置など日常の指導現場では気づくことができていなかった部分への新たな発見もありました。今回のB級スキルアップコースで得た経験や気づきを自チームに持ち帰り、選手たちの成長をより多く助けられる指導者になれるように、さらには自分自身もA級ジェネラルコーチへのステップアップを目指して改めて日々の指導に生かしていきたいと思います。とても楽しく、有意義な時間をありがとうございました。
大島貞昭さん(狭山ヶ丘高校サッカー部)
とても充実した2日間でした。西川ダイレクター、川俣サブダイレクターありがとうございました。4種から2種で指導されている幅広いカテゴリーの方々との出会いがありました。日頃の環境ですと、自分の指導を多くの指導者の方々に見ていただき、ディスカッションを行う機会がありませんでした。このコースを通して多くの「気づき」、「再確認」、西川ダイレクターからの「いつミスがはじまった?」などの新しい視点をいただきました。また、指導者同士の考え方などの意見交換も盛り上がりました。このサッカーの楽しさを選手へ伝えていきたいと思います。最後になりますが、協力していただいた検見川高校サッカー部の皆様、敬愛学園サッカー部の皆様、猛暑の中ありがとうございました。