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U-22日本代表 4月国内トレーニングキャンプ 全選手が揃う

2023年04月25日

U-22日本代表 4月国内トレーニングキャンプ 全選手が揃う

U-22日本代表候補は4月24日(月)、千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプ2日目を迎えました。

前日のキャンプ初日は12名の選手のみでのトレーニングでしたが、その夜には所属先での試合を終えた選手たちが順次ホテルに集合し、今回招集された全選手28名が揃いました。全員での活動は、まずこの日の午前のチームミーティングから。大岩剛監督は、「このチーム(U-22日本代表)に集まる選手は、日本人が相手ではなく、海外のハイレベルな選手と対戦する。このエンブレムを背負う重みを感じなければいけない。向上心や意識の高い集団として、いつでもハイレベルなプレーができるよう、日常から高い意識を持つようにしてほしい」と全選手に熱く語りかけました。また、今回初招集の選手が多いこともあって、「このトレーニングキャンプでは3つのテーマを意識してほしい。初めに、自分の特徴を100%出すこと。次に、チームのコンセプトを理解して共有すること。最後に、常にポジティブにアクションすること」(大岩監督)とも伝えられました。

午後のトレーニングでは、ウォーミングアップとパス&コントロールまでのセッションが全選手で行なわれ、前日に所属先で試合に出場した選手などは個々のコンディションに応じて、その後トレーニング組とリカバリー組に分かれました。ボールポゼッションのトレーニングでは、いくつかの制限や条件がつけられた中で、選手たちは状況に応じた素早い判断とプレーが求められていました。最後は7対7+GKのゲーム形式のトレーニング。約5分×2本と短時間でも、シームレスな攻守の連動と局面での激しいプレーが展開されて、この日のトレーニングは終了しました。

選手コメント

GK 中島佳太郎 選手(常葉大)
今回選ばれたことで、より高いレベルで自分が成長できる環境でプレーができて嬉しいです。失敗しても良い経験として、どんなことにもチャレンジしていきたいです。(所属先の山西尊裕監督からは)「良いチャンスだから自分のプレーでアピールしていろんなことを吸収してきてほしい」と言われてきました。今日の大岩監督のミーティングでの内容は、日頃大学で監督から言われていることとも重なっていました。GKとしてシュートストップが自分の特徴だと思っています。他の選手と差別化できるように自分はこういうGKだということをアピールしていきたいですし、そのための良い準備をしていきたいです。

DF 吉田真那斗 選手(鹿屋体育大)
まずは自分が今回選ばれたことに驚きました。プロ内定(来季、横浜F・マリノス加入内定)が決まったことで、これからは日本代表も意識しないといけないと思った矢先に、そのチャンスが来ました。ここ2ヶ月くらいは、(JFA・Jリーグ特別指定選手として)マリノスの練習に参加していました。判断のスピードやプレーのスピードはマリノスでやっていたものがあるので、このトレーニングキャンプに参加しても自分としては問題なくプレーできています。まだ候補ですが、日本代表の自覚を持って、トップの日本代表をスタンダードとして、そこを目標にやっていきたいです。自分の特徴として、アグレッシブな攻撃参加と得点にかかわるプレーでアピールしていきます。そして、このトレーニングキャンプの経験をマリノスや大学でも還元して、違いを見せられる存在になっていきたいです。

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