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【Match Report】U-22日本代表 イングランドに2-0で、遠征初戦を勝利で飾る

2023年06月11日

【Match Report】U-22日本代表 イングランドに2-0で、遠征初戦を勝利で飾る

欧州遠征中のU-22日本代表は6月10日(土)、U-22イングランド代表とイングランドのセントジョージズパークで対戦し、2-0で勝利しました。

イングランドサッカー協会から国際親善試合の打診を受けて、大岩剛監督が「ぜひ」と熱望した一戦。イングランドはU-21欧州選手権を控えるだけに、イングランドプレミアリーグで活躍する選手が揃う申し分のない相手です。パリオリンピックでメダルを狙う日本にとっては、胸を借りる相手ではなく、本番で勝たなければいけない相手。今回の遠征メンバーを発表した時から大岩監督が「勝ちにいく」と言った一戦のスターティングイレブンは、GKが小久保玲央ブライアン選手(SLベンフィカ/ポルトガル)、DFは右から奥田勇斗選手(桃山学院大)、鈴木海音選手(ジュビロ磐田)、木村誠二選手(FC東京)、加藤聖選手(V・ファーレン長崎)、MFは藤田譲瑠チマ選手(横浜F・マリノス)、山本理仁選手(ガンバ大阪)、三戸舜介選手(アルビレックス新潟)、平河悠選手(FC町田ゼルビア)、鈴木唯人選手(RCストラスブール/フランス)、FWに小田裕太郎選手(ハート・オブ・ミドロシアンFC/スコットランド)。

試合の立ち上がりは、イングランドの圧力を感じてボールを保持できない時間が続きます。相手に主導権を握られながらも、小田選手をはじめとする前線からの守備で相手に自由を与えません。それでも時折ゴール前まで押し込まれますが、センターバックの鈴木海選手や木村選手が跳ね返し、GK小久保選手のセーブなどで前半をスコアレスで折り返します。試合が動いたのは59分。右サイドのライン際でボールを受けた三戸選手が周囲と小気味よくパス交換をしながら左サイドまでポジションを移します。最終的にペナルティエリアの外で三戸選手がボールを受けて、エリア内に侵入してシュートを放ったあとのこぼれ球に、ゴール前につめていた山本選手が右足で押し込んで先制に成功します。その直後、平河選手から佐藤恵允選手(明治大)と小田選手から藤尾翔太選手(町田)、さらに山本選手から重見柾人選手(福岡大)、三戸選手から松村優太選手(鹿島)が投入されます。その交代選手が再びスコアを動かします。75分、左サイドの深い位置からのスローインを受けた藤尾選手がゴールライン際で相手のプレッシャーを受けながらもクロスまで持ち込み、ワンバウンドの難しいボールを松村選手が右足でうまくあわせて追加点を挙げます。82分には5枚替えをしながらも、最後まで守備陣も崩れることなく、試合はそのまま終了し、日本が2-0で勝利を収めました。

日本は試合翌日に、遠征第2戦でU-22オランダ代表と対戦するため、彼らのキャンプ地のオーストリアに向けて移動。U-22オランダ代表戦は14日(水)、現地時間14:30キックオフ(日本時間21:30/CSテレ朝チャンネル2で生中継予定)です。

監督・選手コメント

大岩剛 監督
イングランドは非常に強い相手で、いろいろな意味で良い影響を受け、また次のオランダ戦にもつながるとても有意義な試合だったと感じています。手応えとしては、特に前半攻め込まれる場面があったりして自分たちの思い通りにいかない状況の中、それを選手たちが後半に向けて修正をしていったところです。当然プランを立ててゲームに入るわけですが、いろいろなイレギュラーなことやアクシデントがあった中でも選手たちがそれらにアジャストする反応を見られたことは評価しています。後半は特に、意図的に攻撃する部分、守備をする部分を、強いイングランド相手に出せたこともよかったです。また、先発の初招集の選手たち(奥田選手、平河選手)もポジティブにゲームに入ってくれました。彼らなりにプレッシャーがあった中でもチームにアジャストする姿勢は評価していますし、次のオランダ戦では今日以上のパフォーマンスを期待したいです。チームとしてオランダ戦に向けてしっかりと準備をしていきたいです。

MF #7 山本理仁 選手(ガンバ大阪)
イングランドにはタレントとしてすごい選手がたくさんいましたし、その中でも自分たちも腰を引けずにやろうと臨みました。お互いなかなかチャンスが作れませんでしたが、日本は少ないチャンスで決めきることができました。自分の感覚としてはイングランドにそんなにやられた感じはありませんでしたし、ペナルティエリアに侵入された数も少ないと思うので、そういった意味では優位に試合を進められたと思います。この試合の収穫は、いい守備から試合に入ることができたことです。相手のディフェンスラインやボランチもクオリティがあってなかなかボールを奪いきれない時間帯もありましたが、試合が進むにつれて自分たちがアジャストしてボールを奪いきってカウンターでチャンスを作ることができたことは手応えを感じています。一方で課題は、相手のプレスがかかったときに慌ててしまい、ビルドアップで外回りになって簡単に押し下げられるシーンが多かったので、ビルドアップは改善していきたいです。そこはボランチの自分や譲瑠(藤田選手)がもっと引っ張っていければと思いました。

国際親善試合

2023年6月10日(土) vs U-22イングランド代表 ※非公開
会場:イングランド/セントジョージズパーク

2023年6月14日(水) 14:30 キックオフ予定(日本時間 6月14日(水) 21:30)vs U-22オランダ代表
会場:オーストリア(ウィーナーノイシュタット)/ERGO Arena

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