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U-22審判員夏季研修会を開催

2023年09月13日

U-22審判員夏季研修会を開催

8月21日から24日にかけて、鹿島ハイツでU-22審判員夏季研修会を実施しました。

各地域から推薦を受けた15名のU-22審判員が参加し、TRAUM CUP東日本2023 in Summerにて主審・副審を担当しました。JFA1級審判インストラクター4名によるテクニカルサポートのもと、試合後には大会運営およびレフェリングについてディスカッションを行い、大会への貢献と自身の技術向上に努めました。

U-22審判員研修会を振り返って

名木利幸 JFA審判マネジャー(日本サッカー協会)
今回、U-22審判育成事業として春の研修に続き2回目の研修会を実施しました。幸いにも天候にも恵まれ充実した4泊5日の研修を行うことができました。

研修は①90分ゲームの試合実践とフィードバック、②大会運営スタッフの活動を通して競技運営に携わること、③クラスルームでのディスカッション、と中身の濃い活動となりました。事前に自分自身の特徴や課題を確認し、特徴に磨きをかけ、課題にチャレンジし、真摯に取り組む姿勢が多く見られました。同世代の選手や審判員から多くの刺激を受けたことや、今回の新たな気づきや学びを生かし、今後地域に戻り自身のレフェリングスキルを向上させ、担当する試合でより良いパフォーマンスが発揮されることを願っています。

審判員が本事業に参加していただくにあたり、各FAや審判委員会から多大なるご支援をいただいていること、審判員の育成に今まで以上に力を注いでいただいていることが、参加した審判員の活躍を通して確認することができ、改めて多くの皆様からサポートをいただいておりますことに感謝申し上げます。

最後に、大会に参加させていただき、大会を通して審判員の経験する機会を与えていただきました。主催されましたSPORTS MANAGEMENTさま、また参加チームの選手、指導者の皆さまより多くの学びをいただけましたことに、心より感謝申し上げます。

参加者コメント

野田祐樹 1級インストラクター(愛知FA)
各地域のU22審判員が集まってのトラムカップ夏季研修は、審判と運営を同時に行うことで色々な状況を学び考えることができ、審判員だけなくインストラクターとしても大きな意義がありました。
私も指導者1年目で、審判員や先輩インストラクターから多くの刺激を受け、サッカーの奥深さや楽しさを改めて知ることができました。
今回の5つのターゲットや私のJリーグでの審判経験を伝えながら研修をさせてもらう中で、審判員は自分から率先してコミュニケーションを図り審判員同士で切磋琢磨しながら、チャレンジする前向きな姿には大きな可能性を感じました。日々の試合では審判員たちは悪戦苦闘しながらも、5つのターゲットとストロングポイントを出そうと最後まで全力でやり抜いたことで、4日間で大きくレベルアップしていました。
最終日には審判員たちの顔はよりたくましくなり、目の奥には強い意志を持って、これからのレフェリングに挑もうとする目の輝きを感じました。
最後に、スポーツマネジメント様や選手、関係者、施設の皆様のご協力に、感謝とお礼を申し上げます。

加藤優太 2級審判員(岐阜FA)
初めて全国研修に参加させていただきました。
私がこれまで取り組んできたことがどれだけ通用するのか、そして、今の自分の強みや課題を分析するという事を自分自身のテーマとして掲げ挑戦させていただきました。
実際、全国から集結した同年代の審判員で、意見を述べ合い、様々な感じ方考え方を学び、自分には無かったものを得ることができたと感じています。また、審判員としてではなく、大会運営を経験させていただく機会もいただきました。
普段何気なく用意されているフィールド等も、様々な方々のお力添えにより試合が行えているというありがたさを改めて実感しました。今回の研修を、研修が終了したから終わりではなく、“新たな起点”と捉え、さらに自分自身のレフェリングのレベルアップに努め、地域に還元できるようにチャレンジしていきます。このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

竹谷内謙慎 2級審判員(石川FA)
今回このような貴重な研修会に参加させていただいて誠にありがとうございました。
5日間というとても短い期間ではありましたが、経験豊富なインストラクターの皆さんや各地域で活躍している同年代の仲間たちと、とても密度の濃い時間を過ごすことができました。
1日目にインストラクターの方から指導を受けたポジショニングを2日目にはしっかりと改善してより良いポジショニングをとることができました。また今大会は本部運営の仕事も行い、本部を運営することの大変さを感じました。同時に運営してくださっている方々に感謝の気持ちを忘れずに日々審判活動をしなければいけないと改めて感じる機会になりました。
最後になりますが今回この研修会を開催するにあたって大会運営してくださったスポーツマネジメントの皆様、インストラクターの皆様、サポートいただいたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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