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いざ、頂上決戦。最後に笑うのはどのチームか!? 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 ファイナル

2023年12月08日

いざ、頂上決戦。最後に笑うのはどのチームか!? 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 ファイナル

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 ファイナルを12月10日(日)、埼玉スタジアム2002で開催します。EAST王者の青森山田高校(青森)と、WESTを制したサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)がU-18年代“真の日本一”を懸けて激突します。

青森山田は長年、ヘッドコーチとしてチームを支えてきた正木昌宣監督が今季から指揮を執っています。伝統である粘り強い守備に加え、攻撃のブラッシュアップにも着手しながらチームづくりを進めてきました。司令塔のMF芝田玲選手(#10)を起点に繰り出すサイド攻撃の切れ味は抜群。ゴール前ではFW米谷壮史選手(#11)が15得点を奪い、存在感を示してきました。さらに、DF小沼蒼珠選手(#3)が飛距離十分のロングスローを送るなどセットプレー時の強さも健在で、チームはリーグ戦全22試合のうち19試合で複数得点をマークしています。EASTで2位となる54得点をたたき出した攻撃陣がファイナルの舞台でも躍動するか注目です。

守備面では、DF山本虎選手(#4)とDF小泉佳絃選手(#5)のセンターバックコンビを軸に「ゴールを隠す」プレーを徹底しています。ゴールマウスに立つGK鈴木将永選手(#1)とともに、堅陣を築くことができれば白星に近づきます。12月末に開会する全国高校サッカー選手権大会に弾みをつけるためにも、青森山田は4年ぶり3度目の日本一を狙います。

その青森山田に対するのは、2年ぶり6度目のWEST優勝を果たした広島です。第1節に5失点を喫するなどリーグ序盤は少し苦しみましたが、シーズンが進むにつれて野田知監督が標榜するポゼッションサッカーが浸透し、結果が伴うようになります。チームの心臓部を担うMF竹山心選手(#14)に、両サイドバックのDF石原未蘭選手(#6)とDF橋本日向選手(#15)が加わるビルドアップと、FW中川育選手(#10)やFW角掛丈選手(#9)による仕掛けからゴールにつなげ、第10節以降は6連勝を達成しました。

リーグ終盤は、FIFA U-17 ワールドカップ インドネシア 2023に参加したFW井上愛簾選手(#19)とMF中島洋太朗選手(#8)の活躍も目覚ましく、第19節以降は4戦全勝でフィニッシュ。そのうち3試合は1点差の接戦をものにするなど、勝負強さを見せつけました。50得点27失点(得点はWEST1位、失点はWEST2位)という数字が示す通り、チームは安定感抜群。野田監督はヴィッセル神戸U-18(兵庫)の監督時代に2度ファイナルに進みながらも敗れているため、指揮官として初の日本一に懸ける意気込みも十分です。青森山田と広島による頂上決戦は、最後まで白熱した攻防が期待されます。

日程:2023年12月10日(日) 13:00 キックオフ(予定)
会場:埼玉/埼玉スタジアム2002
対戦:青森山田高校(EAST王者) vs サンフレッチェ広島F.Cユース(WEST王者)

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