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熱戦がスタート JFA 第11回全日本U-18フットサル選手権大会

2024年08月02日

熱戦がスタート JFA 第11回全日本U-18フットサル選手権大会

JFA 第11回全日本U-18フットサル選手権大会が8月1日(木)に静岡県の浜松アリーナで開幕し、グループステージから熱戦が繰り広げられています。

2試合が終わったグループAは、大混戦となっています。開催地代表のプローヴァ フットサル クラブ U-18(静岡)は、初戦で聖和学園高校フットサル部(東北/宮城)と対戦し、堅守を見せて1-0で勝利を収めました。しかし、第2節ではペスカドーラ町田U-18(関東2/東京)に0-6と敗れました。聖和学園高は第2節でガット2008 U18(関西1/京都)を破りましたが、直接対決の結果が優先されるため、プローヴァが2位で最終節を迎えます。

グループBでは、バルドラール浦安テルセーロ(関東3/千葉)が、この日唯一の2連勝で頭一つ抜け出しました。初戦で浦安テルセーロに敗れた佐賀東高校(九州1/佐賀)は、第2節で鳴門渦潮高校(四国/徳島)とのシーソーゲームを6-4で制して2位に浮上しました。最終節では旭川実業高校(北海道2)と対戦し、ベスト8進出を目指すことになります。

第1節が行われたグループCでは、Fリーグのアカデミーである2チーム、フウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)と名古屋オーシャンズ U-18(東海/愛知)が激突。終盤まで4-4と競りましたが、名古屋U-18がパワープレーに出たところをすみだファルコンズがカウンターで2点を加えて逆転勝利を収めました。第1節で多くの試合が接戦となった中、帯広大谷高校(北海道1)から10得点を挙げた宮崎第一高校(九州2/宮崎)が、残りの2試合でどのような戦いを見せるかも注目です。

サッカーの強豪校が名を連ねたグループDでは、帝京長岡高校(北信越/新潟)と中央学院高校(関東4/千葉)が初戦を勝利で飾っています。ともに第1節を落とした作陽学園高校(中国/岡山)とシュライカー大阪U-18(関西2/大阪)は、第2節で対戦します。両チームはこの一戦に勝って、浮上へのきっかけをつかみたいところです。

大会は8月2日(金)に2日目を迎え、決勝ラウンドに進出する8チームが決定します。

選手コメント

FP #10 大多和一虎 選手(プローヴァ フットサル クラブ U-18)
第1節と第2節で対戦した両チームは技術力も高く、自分たちは完全なチャレンジャーでした。チャレンジャーの気持ちで戦えたことが1試合目の勝利につながったと思います。町田を相手にも自分たちの持ち味である守備からの攻撃や、声を出して盛り上げる部分は通用したと思うので、それを生かして次の試合に臨みます。僕は小学1年生のとき1期生としてこのチームに入団し、以降12年間、みんなと戦ってきたので、最後に決勝ラウンド進出を達成したいと思います。

FP #10 田中琉翔 選手(佐賀東高校)
1試合目はリトリートした相手の守備を崩せずにカウンターでゴールを決められて、なかなかうまくゲームが進められませんでした。試合後、「切り替えよう」と励まし合いながら2試合目に臨みました。2試合目は、一度追いつかれましたが、勝つことができて本当に良かったです。逆転ゴールは気持ち良かったです。最終節も油断せずに、自分たちの準備をしっかりして試合に臨みます。

FP #5 酒井春輔 選手(名古屋オーシャンズ U-18)
試合の前から、終盤に同点だったらパワープレーで勝ちにいくことを意識していました。(想定していた展開になり)チャレンジした結果、失点してしまいました。ミスが絡んでの失点は、まだ自分たちが甘い部分です。自分自身、今大会は3回目の出場で、最高学年のキャプテンとしてチームを勝利に導くことができなかったので、責任を感じています。次は勝つしかないので、自分たちがやるべきことをやって勝てたらいいと思います。

FP #9 北村唯 選手(帝京長岡高校)
試合の入りはあまり良くなくて先制されましたが、高い位置からプレスをかけられていたので、それを継続しました。同点ゴールは気持ちで押し込みました。インターハイに出ているチームは準決勝まで進んでいて、今年はインターハイ、高校選手権、プレミアリーグとU-18フットサル選手権の「4冠」を目指しているので負けられません。インターハイに出場しているチームと刺激し合いながら日本一を目指します。

大会期間:2024年8月1日(木)~8月4日(日)
会場:静岡県/浜松アリーナ
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