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ホーム > JFA夢フィールド ごあいさつ
JFA夢フィールド ここで、日本のサッカーは強くなる。。 JFA夢フィールド

開設にあたって

日本サッカーの英知が詰まった
フットボールセンターを
~日本代表が世界トップレベルに
なるために~

 2018 FIFAワールドカップロシアで2大会ぶりのラウンド16に進出したSAMURAI BLUE(日本代表)は、「技術力」「俊敏性」「組織力」「勤勉さ」「フェアネス」といったストロングポイントを発揮し、強豪・ベルギーをあと一歩のところまで追い詰める激闘を演じました。日本は、ワールドカップ6大会目にして新たな境地を開くことができたのではないかと思います。

 日本サッカー協会(JFA)は「JFA2005年宣言」で“2050年までにサッカーファミリーを1,000万人にし、FIFAワールドカップを日本で開催してその大会で優勝する”ことを明言しています。現状はまだ世界との実力の差は大きく、世界トップランクに食い込んでいくためにはソフト・ハード両面を強化していくことが不可欠です。

 イングランドやフランス、スペインといった世界のサッカー強豪国では、協会/連盟が専用のトレーニング施設を持ち、そこで代表チームの強化や選手育成、指導者、審判員の養成を行っています。日本も「代表強化」「選手育成」「指導者養成」の三位一体の強化策と普及活動を推し進めながら、サッカー環境やハード面を充実させていく必要があると考えています。  現在、千葉市美浜区の千葉県立幕張海浜公園に建設中のJFA夢フィールドは、日本サッカーが築いてきたレガシー(財産)を次の100年につなげるために極めて重要な拠点となります。

 短期合宿でも十分な成果を挙げられるような、効率的かつ快適なトレーニングセンターであるばかりでなく、サッカーに関する最新情報やスポーツ医科学における知見などを47都道府県サッカー協会や各種連盟、アジア、世界へと発信する、日本サッカーのヘッドクオーター(司令部)としての機能を持った施設になります。もちろん、地域の活性化やスポーツ振興に資するために、多くの人々がスポーツや余暇を楽しめる設備も備わります。

 日本サッカーが夢の実現に向けて着実にステップアップしていくために、そして、豊かなスポーツ文化を醸成し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献するために、JFAは、このJFA夢フィールドを世界トップレベルのトレーニングセンターに発展させていきたいと考えています。

 サッカーファミリーの夢を結集し、日本サッカーのレガシーをここから未来につなげていきましょう。
(2021年4月)

公益財団法人 日本サッカー協会 会長 田嶋 幸三
公益財団法人 日本サッカー協会
会長 田嶋 幸三

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー