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新施設の名称は「JFA夢フィールド」に決定 (仮称)JFAナショナルフットボールセンター施設名称・寄付募集概要記者発表を実施
2018年12月27日
日本サッカー協会(JFA)は25日(火)、JFAハウス内で千葉県千葉市の県立幕張海浜公園内に建設予定の(仮称)JFAナショナルフットボールセンターの施設名称・寄付募集概要記者発表を行い、田嶋幸三JFA会長、森保一SAMURAI BLUE(日本代表)監督、ゲストとして長谷部誠選手が登壇しました。新施設の正式名称は「JFA夢フィールド」に決定しました。
「JFA夢フィールド」は、各カテゴリーの日本代表のトレーニングを行うほか、指導者や審判員などの養成、またサッカーに関する情報の発信基地となります。さらに、サッカーを通じての国際交流、社会貢献の拠点としても利用していく予定で、日本サッカーの継続的な強化と普及を支えていく場所になっていきます。
なお、「JFA夢フィールド」の建設は今年10月から始まっており、2020年3月から運用される予定です。敷地内には天然芝ピッチ2面、人工芝ピッチ2面、クラブハウス棟、フットサルアリーナ棟が設置されます。(人工芝ピッチ2面のうち1面については、公益社団法人千葉県サッカー協会が千葉県フットボールセンターとして整備します。)
また日本サッカー協会では、12月25日から2019年12月31日(予定)まで、「JFA夢フィールド」建設のための寄付金を募集します。個人は500円から任意、法人は一口10万円から受け付けています。個人で5千円以上の寄付をいただいた方には、WEB芳名帳へお名前を記載。1万円以上のご寄付をいただいた方には、選手がロッカールームへと向かう通路「ブレイブストリート」にネームプレートを掲出します。
登壇者コメント
田嶋幸三 日本サッカー協会 会長
運用開始後、JFA夢フィールドでは、代表チームの強化、指導者養成、そしてユースの育成、この三位一体をこのフットボールセンターを中心にやっていきたいと思います。また、全国47都道府県のさまざまなクラブの方々、アジア、世界の多くの方々に集まっていただき、国際交流の拠点にしていきたいとも考えております。地域住民の皆様、子どもたちが楽しくサッカーをプレーし、社会貢献活動にも活用していく場にしていきたいと思っています。日本代表の世界トップ10入り、そしてその先にあるFIFAワールドカップ優勝。この大きな夢を実現させるために、JFA夢フィールドは、極めて貴重な役割を果たすと考えています。
森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
選手が良いプレーをするために、そしてチームが良い活動をするためには、トレーニングと栄養と休養のサイクルが必要だと思います。そして何よりも、選手・スタッフが、JFA夢フィールドで落ち着いてサッカーに向き合えることが、すごく大切です。そのような環境づくりをしていただいているのは、代表チームを預かる身としてはうれしく思います。JFA夢フィールドは、サッカーをプレーする場、高める場、そして他のカテゴリーの選手、ファン・サポーターが見てくれる場です。選手、スタッフ、指導者、審判といったいろいろなサッカーファミリーがサッカーを学び、コミュニケーションを交わす場であってほしいと思っています。
長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
私は選手として、南アフリカ、ブラジル、今年のロシアW杯でプレーし、様々なことを感じました。それぞれのベースキャンプでも、素晴らしい時間を過ごしました。ピッチが自分たちの宿泊施設の目の前にあって、食事をする場所もあって、ミーティングする場所も5つくらいあって、すべてがそこで完結する。そういう環境は素晴らしいと思います。ドイツに行って11年くらい経ちますが、帰国するたびに都内近郊でトレーニングをする環境をなかなか見つけられず困っていましたので、この施設を利用できることは、選手冥利に尽きると思います。
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