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フットサル日本代表候補 2021年最初のトレーニングキャンプを夢フィールドで開始

2021年03月27日

フットサル日本代表候補 2021年最初のトレーニングキャンプを夢フィールドで開始

フットサル日本代表候補は25日(木)、9月にリトアニアで開催されるFIFA フットサルワールドカップ2021に向けて、Fリーグでプレーする19名の選手を招集し、今年最初となる活動を高円宮記念JFA夢フィールドで開始しました。チームは午前中に集合し、昨年同様にスタッフ・選手全員がSmartAmp法による検査を実施し、陰性が確認されてから約4か月ぶりの代表活動となりました。

トレーニング前のチームミーティングでブルーノ・ガルシア監督は大会まで半年を切っている状況であることを伝え、過去最長の期間で開催されるトレーニングキャンプの位置付けやフェーズごとのスケジュールを選手たちに伝え、充実した強化の機会にしようと声を掛けました。

初日のトレーニングは17時よりフットサルアリーナで開始し、FPとGKが分かれて入念にウォーミングアップを行ってから全体でレクレーションを実施し、その後ボールを使ったトレーニングへ移っていきました。今回初招集となったオリベイラ・アルトゥール選手、長坂拓海選手、毛利元亮選手もピッチに入り他の選手たちと積極的にコミュニケーションを取り、代表チームのコンセプトを理解しながらプレーしていました。

翌26日(金)は、午前中に下地フィジカルコーチのもとオフシーズン中の選手たちの現時点でのコンディションの確認や限界値を測るためYOYOテストを実施しました。20メートルのシャトルランを制限時間内に走り続けるこのテストでは、FPとGKごとに目標値が設定され、選手たちは横1列に全員で並びお互いを意識しながら限界まで取り組みました。計測をするコーチングスタッフからも走る選手に激励が送られ、一体感溢れるトレーニングセッションとなりました。

FIFA フットサルワールドカップを見据え、チームはフィジカルトレーニングとボールを使った実践的なトレーニングを交互に行いながら昨年までの代表チームでの活動にさらなる積み上げを行っていきます。

選手コメント

FP 星龍太 選手(名古屋オーシャンズ)
緊急事態宣言が解除されましたが、あらためてコロナ禍の中、色々な面でのご協力、ご尽力があって代表合宿が出来ることにとても感謝しています。今回の合宿はチームのアイデンティティを再確認しながら、ワールドカップに向けてしっかりと意識して一つ一つのトレーニングに取り組まなくてはいけないと思っています。まだ2日目ですが良いトレーニングが出来ているので、引き続きコミュニケーションをしっかりとって、自分もチームもより成長していけるように頑張ります。

FP 室田祐希 選手(ペスカドーラ町田)
今年初めての合宿が昨日から始まりました。コロナ禍の中で合宿をできることは当たり前ではないですし、関わってくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに合宿を終えたいと思います。ワールドカップまで時間がないので、この合宿でチームとしても個人としてもレベルアップできるように1セッション1セッションを大事にして頑張りたいと思います。

FP 内田隼太 選手(立川・府中アスレティックFC)
約4ヶ月ぶりに代表活動がスタートしました。期間が空いたとはいえ、成長のスピードを緩めることなく、全員で高め合いながらトレーニングに打ち込めていると思います。ワールドカップまで半年切っていることを常に意識しながら、そして代表活動が行えることに感謝して、この2週間を有意義なものにしていきたいです。

FP 毛利元亮 選手(ペスカドーラ町田)
今回、コロナウイルスの影響がある中で沢山の方々の協力があって活動が出来ていることにとても感謝しています。まだ始まって2日しか経っていませんが、高いレベルの選手たちと高い強度の練習ができています。これからの2週間で沢山の事を吸収して成長に繋げていきたいと思います。ワールドカップに向けて、自分が日本の勝利に貢献できることをこれから証明していきたいと思います。

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