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ニチバンと『SOCCER MEDICAL CAMP』今年度第4回目の講義を開催

2023年09月20日

ニチバンと『SOCCER MEDICAL CAMP』今年度第4回目の講義を開催

公益財団法人日本サッカー協会は、9月16日(土)にJFAハウスにて「SOCCER MEDICAL CAMP」の第4回目の講義を開催しました。

この取組みはJFA ソーシャルバリューパートナーであるニチバン株式会社と実施しているもので、サッカー界のメディカル領域に関わる方を講師に招き、アスレティックトレーナーの育成を目的に計5回のセミナーを実施しています。

第4回目の実施となる今回は、3名の講師を招いてセミナーが実施されました。

加藤晴康ドクターによる「サッカー選手の外傷・障害(成長期の障害)」、齊藤雅彦ドクターによる「サッカー選手の外傷・障害(足関節)」、福島理文ドクターによる「サッカー選手の外傷・障害【スポーツ救命(脳震盪、熱中症など)】」といった多岐にわたる講義が行われました。

日本代表で様々な経験を積まれているドクターから、メディカル面での具体的事例を示しながら実践的な講義が行われました。講師であるドクターからお題を提示され、受講者同士で真剣にディスカッションを通じて学びを深める機会が提供され、終始受講者たちは真剣な眼差しで講義を聞き入っていました。

SOCCER MEDICAL CAMP2023の最終回となる第5回目は、10月28日(土)に開催予定です。

受講生コメント

太田さん
サッカーの怪我と言ったら、足関節の中でも内反捻挫などが多いという新しい発見がありました。
講義を通じて、改めて選手のためにドクターと話す機会を増やし、視野を広げることの重要性を再認識できました。
過去にスポーツ救命を学んだことはありましたが、自分の周りで心臓震盪の方が現れたときにとっさのことで動くことができませんでした。今回の実技を通して、改めて内容を復習することで、とっさの場面でも動けるような準備ができたと思います。

川口さん
グループワークを通して、実際の事例を通じて、自分たちで考えるのは、非常に楽しかったです。
実際に現場に行ったら自分で判断しないといけません。今回の講義はリアルなケーススタディであったため、現場で対応できるスキルを学べたことは非常に役立ちました。
また、講義の中で育成年代のサッカーの上達によって舟状骨骨折のケースがあり、年代によって判断基準が異なることを初めて知りました。
最後のAEDの実技をやってみて、ボタンの位置や首の叩き方ひとつで違いがあることを学べたことは大きな収穫となりました。

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