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2020年度 フットサル1級審判員研修会

2020年02月13日

2020年度 フットサル1級審判員研修会

2月1日と2日の2日間、2020年度フットサル1級審判員研修会をJFAハウスにて開催しました。
おもな研修内容は以下のとおりです。

研修内容

1日目
①2019シーズンFリーグ振返り
②ビデオテスト
③プラクティカルトレーニング
④表彰

2日目
①AFCセミナー報告
②講義:小西鉄平氏 日本のフットサルが目指す姿・審判と技術の連携
③グループディスカッション

インストラクターコメント

芝村洋一 フットサル1級インストラクター
2月1日から2日の2日間に渡り初めて1級インストラクター(フットサル&ビーチサッカー部会員)として参加をし、1級審判員の皆さんと共に過ごしました。
審判員の皆さんが次のシーズンに向け、この研修会で得たものをレフェリングに活かそうとする姿勢を強く感じました。
そして、今回この研修会にお越し頂いたフットサル日本代表テクニカルダイレクター小西氏の講義で、先日フットサル日本代表がスペインへ遠征された時の話の中でもありましたが、今後のフットサル界のトレンドは今まで以上に、よりOn the ballとOff the ballでのブロッキングの見極めが大切であることを再確認しました。世界と戦える選手の皆さん、その選手が戦える環境を創る審判員、その審判員の皆さんを正しい方向へ導き、時には考えさせるサポートが出来る環境造りを行うのが我々インストラクターであることを再確認し、今後の活動に対ししっかりとした土台作りに取り組み、自分自身の新しいシーズンの目標「challenge!」を掲げ前進しつつ、感謝の気持ちを忘れることなく審判員の皆さんをサポートしていこうと決意を新にした研修会になりました。

参加者コメント

柿本大吾 フットサル1級審判員
この研修会では2019年シーズンを自分自身しっかりと振り返ることができたと思います。2019年シーズン開幕前のスタンダードについての振り返りをグループごとにディスカッションを行うところからスタートしました。
私たちのグループではディスカッションの中で、背後からのプッシングと腕や肘の使用について、多く議題に挙がりました。午後からのプラティカルトレーニングでも行われたので、判定する際の見極めについて整理ができたと思います。
2日目の講義で、JFAテクニカルダイレクターの小西氏からの講義がありました。今年はFIFAフットサルワールドカップも行われることもあり、これまでの戦術のトレンドの移り変わり、近年の得点方法の傾向、そしてそれに対して取り組まなければならない事をお話しいただきました。2016年大会で日本は出場を逃しているので、世界で通用するフットサルを作って行く為に、常に技術面の情報をアップデートする必要があると改めて感じました。
以上は審判としても大変参考になりましたし、1泊2日という短い時間でしたが、情報の共有と整理をすることができ、これからの全国大会や来シーズンに向け、良い準備ができたと思います。

池ヶ谷卓伸 フットサル1級審判員
今回、フットサルテクニカルダイレクターの小西鉄平氏の講義において、最新のフットサルトレンドの傾向を学ぶことが出来ました。戦術を理解することは、予測にも繋がりレフェリングにおいても重要です。戦術も年々進化しており、以前は圧倒的な個人技のある選手が輝ける時代でしたが、近年は組織的な戦術にシフトしており、ボール付近の争点は勿論ですが、ボールがないところでのポジション争いやブロックが増える事が想定され監視が必要となることから、今以上にレフェリーチームとして視野分担などの協力が必要となります。
その他の講義においても、審判同士の協力について再確認ができました。協力する場面は試合中多々あります。主審・第2審判での協力や副審同士の協力、そしてレフェリーチーム4人での協力です。試合を進行させる前提として4人の各自が責任と任務を確実に果たすことですが、事象が起こった時に各自がどのタイミングで、どうコミュニケーションを取るのかを考えて行動することが大切です。コミュニケーションツールはアイコンタクト・相手を見る・話すなど多々あります。それを活用する為にも、打ち合わせの段階からコミュニケーションの取りやすい雰囲気作り心がけることが必要です。そして、聞き方や伝え方ひとつで受け取る側の反応や対応が変わってくるので、様々な方法を試して引き出しを増やしていきたいと思います。
今回の研修会で学んだことを直近の試合からチャレンジして、自分自身のレベルアップを図るとともに、フットサルが魅力的な試合になるように、より一層レフェリーチームとして協力していきたいと思います。

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