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VOL.002 Respect F.C. イングランドサッカー協会
2011年09月12日
世界に先駆けてリスペクトの取り組みを開始し、現在も最もリードしているのがイングランドサッカー協会です。この取り組みによって、ヨーロッパサッカー連盟からの表彰を受けました。日本サッカー協会のリスペクトプロジェクトでも、イングランドサッカー協会の取り組みを参考にさせていただいたものが多々あり、このリスペクトFC JAPANも、イングランドサッカー協会で開始されたリスペクトFCのアイディアをいただき、兄弟分として同様に開始させていただくことを、快く了承していただいたものです。今回は、このイングランドのリスペクトFCの取り組みに関してご紹介させていただきます。
The FA Respect F.C.の設立
イングランドサッカー協会では、2008年よりリスペクトプログラムを展開しています。新たな展開として、今年から、リスペクトFCを設立しました。「単なる気づきだけではない。気付きはすでにある。この問題に取り組み行動を変化させたいと思うのであれば、強いレベルの気づきを何か参加できるものに変換していく必要がある。やることは見ることよりも良い!」という見解に基づくものです。誰にでも果たすべく役割があるという考え方で、ゲームのすべてのレベルを通じて(グラスルーツにフォーカス)、安全でサッカーを楽しめる環境を生み出すために、「コレクティブレスポンシビリティ:集団責任」という考え方をプロモートし、そして究極にはオンザピッチおよびオフザピッチのあらゆるエリアの行動を改善することを目的としています。
具体的なアイディア 「フットボールクラブ」
・全国を、ゲームにリスペクトをもたらすチームとして、団結させる
・リスペクトFCは、著名なチェアマンが代表し、白いスカーフで象徴されるメンバーシップで参加する。
・あらゆる人のサポートを求める。TVスター、コメディアン、ミュージックヒーロー、マネージャー、ビジネスマンから、子ども達のゲームのサイドラインで応援する人々にいたるまで。(※実際に、様々な著名人の協力を得てプロモーション映像が作成されており、サイト上で見ることができます)
・皆さん(から皆さんに呼びかけていただけるよう)にクラブへの参加をお願いする。
・スカーフを着用し、憎む人に対する試合に、共に勝利する。
・実際にFAカップの3回戦、4回戦を活用して、FCのホワイトスカーフを使ってPRキャンペーンを実施。
目標
・リスペクトプログラムへの積極的な参加を促す。-クラブへの登録少なくとも10万人(※現在2万人を越えています)
・リスペクトFCサポーターのムーブメントを打ち立て、情報を与え、サッカーにおける反リスペクト的行為に実際に戦うニーズで団結する。
・サッカーにおけるリスペクトに関するディベート、コメント、アイディアをプロモートする。人々が発言できる場をつくり、巻き込むようにする。
その他にもさまざまなアイディアがあり、私達のFC Japanも参考にさせていただいています。兄弟分として、これからもさまざまな示唆やサポートをいただいて、こちらもがんばって行きたいと思います。
このThe FAのリスペクトFCも、ぜひのぞいてみてください。
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