SAMURAI BLUE（日本代表）は3月27日(日)、2018FIFAワールドカップアジア2次予選最終戦のシリア戦へ向けて試合会場の埼玉スタジアム2002で調整しました。

現在勝ち点19でグループE首位を行く日本と2位シリアの勝ち点差は1。すでに最終予選進出を確定している日本は、引き分け以上であれば1位通過が決まります。

昨年10月にシリアの国内情勢のためにオマーンで行われた前回の対戦では、日本は前半を0-0で折り返した後、FW本田圭佑選手（ACミラン）のPKで55分に先制し、FW岡崎慎司選手（レスター・シティ）が70分、FW宇佐美貴史選手（ガンバ大阪）が88分に追加点を決めて3-0で勝利。この結果、日本はシリアに代わって首位に立ち、今日までその座をキープしてきました。

27日(日)の練習は冒頭15分のウォームアップの部分を報道陣に公開し、その後は非公開として紅白戦などを行ない、戦術の確認に時間を割きました。

24日(木)の2次予選第7戦のアフガニスタン戦では日本は新しいフォーメーションを試しながら相手を圧倒する攻撃で5-0の勝利を挙げ、チームは良い状態を維持しています。

この試合に先発したDF森重真人選手（FC東京）は、「自分たちが前の試合で表現したことを、次のシリア戦でもさらにレベル高く、精度高くやらないといけない」と話しています。

「いい練習ができている」と話すMF香川真司選手（ボルシア・ドルトムント）は、「最終予選へは1位で行かないといけない。ホームなのでなおさら結果を出したいし、勝つためにプレーしたい」と力強く語りました。

29日(火)のシリア戦は埼玉スタジアム2002にて19:30キックオフの予定です。

選手コメント

FW 宇佐美貴史 選手（ガンバ大阪）
最終予選をできるだけいい状況で戦いたいので、1位で行くことはもちろん大事です。チームでも勝ち続けようという話をしています。前回の対戦では前半は過酷な環境のなかで苦労しましたが、力の差を見せての3-0だったと思います。今回はより良い状態で戦えるので、自分たちらしく楽しく戦うことができればいいスコアで勝てると思います。攻めや結果を出すために自分のプレーを出すという、いい意味でのエゴを持ちながらやりたいと思っていますが、まずは香川選手や岡崎選手という近くでプレーする選手たちに、いかに気持ちよくプレーしてもらえるかがすごく大事だと思っています。そうすることで次に自分が活かしてもらえると考えています。

MF 香川真司 選手（ボルシア・ドルトムント）
試合の後半になれば相手のテンポが落ちたりスペースができたりして、その中ではやりたいことをやりやすくなりますが、問題は前半です。前半をチームとしていかに戦うかが大事になってきます。引かれた相手にどうするか、質を上げて戦っていきたいです。シリア戦ではサイド攻撃がキーの一つになると思うので、パスの出し手としてはそこの質を意識してプレーしたいです。前の試合での清武選手のプレーは良かったですし、結果も残していて、刺激になります。自分も結果で示せるようにしたいです。

DF 森重真人 選手（FC東京）
シリア戦は自分たちがボールを持っている時間が長くなると思いますが、前の試合よりも相手に前に出て来られるシーンも多くなると思いますし、カウンターを受けるシーンも多くなると思います。しっかりコミュニケーションをとって失点をゼロに抑えたいです。ここまで無失点でDFとしてゼロで勝利するのは一番うれしいので、そこに向かってしっかりとがんばりたいです。

MF 原口元気 選手（ヘルタ・ベルリン）
試合に出るのが一番なのでチャンスを貰えるのなら、どこでも出たいです。求められたことをやりながら、自分のやりたいこともあるので、それをどこでも出せたらと思っています。先輩たちを超えて行くには得点や結果が必要だと思いますし、そういうことを毎試合繰り返していかないとなかなか追いついて行けないと思うので、そこはもっと強くこだわらないといけないと考えています。

JFA-TV

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選兼AFC アジアカップUAE2019 予選

SAMURAI BLUE（日本代表） 対 シリア代表
2016年3月29日(火) 19:30 キックオフ（予定）
埼玉／埼玉スタジアム２００２
テレビ朝日系列にて全国生中継／NHK-BS１にて全国生中継
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