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ニュース

SAMURAI BLUE、オフ明け練習でフィジカル強化 ~AFCアジアカップ直前合宿~

2015年01月08日

SAMURAI BLUE、オフ明け練習でフィジカル強化 ~AFCアジアカップ直前合宿~

連覇を目指しているAFCアジアカップ2015オーストラリア開幕へ向けて調整中のSAMURAI BLUE日本代表は1月7日午前、ニューカッスル近郊のセスノックで練習を行いました。

前日の完全オフから一夜明けて、再びグラウンドに現れた選手たちの中には、インフルエンザのために合流が遅れていたMF柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)と当地のホテルで静養中だったFW豊田陽平選手(サガン鳥栖)の姿もあり、チーム23選手全員が勢いました。

午前中とはいえ、気温30度を超える強い夏の日差しの中で、選手たちはフィジカル強化を中心とした練習に取り組み、重りを持ってダッシュしてジャンプするなど、負荷をかけたパワー系のトレーニングに汗を流しました。

また、プレーポジションが近い顔ぶれで、トライアングルでパスを回して展開のパスを出す練習や、クロスボールを入れたゴール前の攻防の練習を行いました。DF酒井高徳選手は、「クロスの質が求められていることは強く感じている。対戦相手がアジアに限らず、得点チャンスが増えるのでクロスは大事。自分もこだわっていきたい」と話しています。

また、前日6日に現地入りした柴崎選手は、「思っていたほど暑くなかったので良かった。動きも悪くなかったと思うので、いい感じでやれたと思う」と当地での初練習の感触を口にしました。

この日はニューカッスルのハンター日本語学校の生徒約50人が練習見学に訪れ、練習開始前にピッチで選手たちと一緒に笑顔で記念写真に納まりました。セントラルコーストから駆けつけたという13歳と9歳の兄妹は、兄が長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)、妹が香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)のファンだと話し、チームと一緒に写真を撮れて「とてもうれしい」と口々に話し、目を輝かせていました。

チームは明日8日まで当地で練習を行い、その後第1戦の開催地であるニューカッスルへ移動します。初戦は12日にパレスチナと対戦します。

コメント

DF 塩谷司 選手(サンフレッチェ広島)
昨日のオフはホテルで本を読んだりしてリラックスしていました。一日休めてリフレッシュして、AFCアジアカップへ向けてもう一回、ここからやっていこうということだと考えています。大会のメンバーが発表になった時から、自分はAFCアジアカップで優勝することしか考えていませんでした。こういう大会では11人だけでなく、全員の力が必要になります。まず暑さに慣れることを一番に、しっかりと準備していきたいと思っています。

DF 酒井高徳 選手(シュツットガルト)
サイドの選手にクロスの質が求められていることは、最近強く感じています。サイドで日本の選手の得意とするアジリティ、ボール扱いや精度をどれだけ発揮できるかで、もう一つ攻撃パターンの鍵になるかと思います。サイドと中の選手のコミュニケーションが合った時に得点が入ると思うので、少しずつでも合わせて行く練習は非常に大事です。中の選手にはサイドがクロスを上げてくるということは意識してほしいですし、サイドの選手も中の選手がゴール前に入って来ていることは意識しないといけません。中の枚数が増えれば増えるほど、クロスは効果的になるので、自分もこだわっていきたいと思っています。

MF 遠藤保仁 選手(ガンバ大阪)
初戦まで残り一週間ということで、ここからさらに気を引き締めて、良い雰囲気でやっていきたいと思います。大会が始まったらすぐですし、ひとつでも落とせば悪い状況になるので、良いスタートを切ることが大事になります。ここからの練習で戦術的な部分も入ってくると思うので、一番良い準備をして臨みたいです。

MF 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
サイド攻撃は課題です。センタリングが悪いというので国内の試合でも指摘されていますが、単純にクロスを上げて中に詰めてということでは、もう、うまくいきません。アジア相手にサイドで良い形を作れるか、良い形からしっかりゴールできるか、だと思います。

GK 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
暖かいのは好きですし、こちらの暑さにもだいぶ慣れてきました。昨日のオフはホテルの敷地内を散歩したりして、ゆっくりしました。今日は負荷をかけたパワー系の練習で、ゴール前の攻防の練習もありましたが、まだエリアが狭かったので、これからどんどん広くなって、フォーメーションが固まってきたら「試合だな」という感じが出てくると思います。今日はその立ち上げの一日目だったと思います。

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  • 1/7 豊田陽平 選手インタビュー

  • 1/7 塩谷司 選手インタビュー

  • 1/7 酒井高徳 選手インタビュー

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