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SAMURAI BLUE、中国戦へコンディション調整 ~EAFF東アジアカップ最終戦へあと2日~
2015年08月08日
SAMURAI BLUE(日本代表)は8月7日、中国の武漢で開催されているEAFF東アジアカップ2015最終戦の中国戦を2日後に控えて、武漢市内で練習を行いました。
当地の酷暑と選手の疲労を考慮して、この日はコンディショニングを主眼とした練習に終始し、軽いジョギングやボール回し、体幹強化のトレーニングなどを行いました。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、約1時間半の練習時間の冒頭で20分以上にわたって選手たちに語りかけ、所属クラブでの普段の練習からフィジカル強化に取り組む重要性や、今大会初の白星獲得へ、中国戦で勝利を求める姿勢などを改めて確認しました。
今回初選出され、5日の韓国戦で先制ゴールを決めて代表デビュー戦で得点をマークしたMF武藤雄樹選手(浦和レッズ)は、「代表が集まれる機会は短いし、話さないと分からないことは多い。監督の話は集中していたので5分ぐらいに感じた」と話しています。
最終戦で対戦する中国は、2日の初戦で韓国に0-2で敗れたものの、5日の第2戦で朝鮮民主主義人民共和国に2-0で勝利を収めて勝ち点3を手にし、現在首位の韓国に勝ち点1差の2位につけています。ここまで1分け1敗の日本は勝ち点1で4位です。
8月6日に発表された最新のFIFAランキングでは、日本の56位に対して中国は79位。通算対戦成績は日本の11勝6分け7敗で、前回2013年の東アジアカップでの引き分け(3-3)を含めて、最近5試合の顔合わせでは日本は2勝3分けで負けていません。
しかし、中国は今年1月のAFCアジアカップでは準優勝したオーストラリアに準々決勝で敗れてベスト8に入り、今大会にはそのアジアカップから、3得点の活躍を見せたSU Ke選手ら17人がメンバー入りしています。
さらに、日本戦では地元サポーターの応援を背に、勢いを持って臨んでくることが予想されます。MF倉田秋選手(ガンバ大阪)は「日本が死にもの狂いで来ているという印象を、最初の15分ぐらいで与えられたらペースができる。受け身にならずにどんどん仕掛けたい」と話しています。
MF柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)は、「前2試合よりはコンディションは整ってきている。チームとして勝ちたいし、個人としてもしっかりアピールして、結果を伴えるプレーができればいい」と語りました。
日本対中国戦は武漢体育中心競技場 (Wuhan Sports Centre Stadium) にて、9日(日)20:10(日本時間21:10)開始の予定です。
選手コメント
MF #18 武藤雄樹 選手(浦和レッズ)
韓国戦に出ていないので十分休めています。チャンスを貰えたら、前回走れなかった分も走りたいですし、自分のプレーをしっかりやりたいです。監督からは点を獲れと言われています。前回得点できたことで自信にもなったので、次の試合もゴールを狙って、勝つために決めたいですし、チームのために貢献したいです。
DF #5 槙野智章 選手(浦和レッズ)
理想としてはボールを保持して押し込むことです。第2戦ではあれだけ完成度の高いチームに対して我慢して守れましたし、そこから危険なショートカウンターもできて、第1戦の反省がよく修正されたと思います。中国戦はもっと良くなると思いますし、良くしていかないといけません。疲労がある中でも完成度は高くなってきています。DFラインを下げすぎずにできるだけ我慢してコンパクトにして、ボールを奪った時に縦に急ぐのか、ゆっくり動かすのか、メリハリをつけることが大事です。
MF #13 倉田秋 選手(ガンバ大阪)
一試合しっかりできて慣れてきた部分もありますが、多少走れただけで、自分の持ち味は全然出せていません。ペナルティエリアに入ることやシュートを打つ回数と質を、もっと上げていきたいです。みんなが思い切り、のびのびとプレーして、自分が代表に呼ばれている特長を出し合えば、強いチームになれると思います。中国戦ではそれを見せられるチャンスなので、しっかり結果を伴った試合をしたいです。
MF #7 柴崎岳 選手(鹿島アントラーズ)
3か国と試合をしてどういうところが足りないのか、今の自分の実力がどこの位置にあるのかを見極める大会でもあるので、難しい状況ですが、得るものは多いと思います。フィジカルで劣っていると思うので、そこでもっと戦えるようになって初めて、同等もしくはそれ以上に日本の技術など緻密な部分が活かされると思います。前2試合よりはコンディションは整ってきていると思うので、最後の試合で結果を伴えるプレーをしたいです。
DF #21 遠藤航 選手(湘南ベルマーレ)
ポジションにこだわらず、代表に入ってプレーすることが自分の成長になると思っていたので、(右サイドバックでの起用も)すごくポジティブに捉えています。代表で試合に出ることで成長できる要素がいっぱいあると感じていますし、それを他のポジションでも生かせると思います。球際に厳しく行くことは意識していますし、中国戦は自分たちがやるべきことは何かをまず考えながらやるつもりです。
JFA-TV
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柴崎岳 選手(鹿島アントラーズ)インタビュー
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谷口彰悟 選手(川崎フロンターレ)インタビュー
スケジュール
7月31日(金) | 19:00 | 公式練習(Wuhan Sports Center Training Ground1) |
---|---|---|
8月1日(土) | PM | トレーニング |
8月2日(日) | 1-2 | vs. 朝鮮民主主義人民共和国代表 (Wuhan Sports Center Stadium) |
8月3日(月) | AM | トレーニング |
8月4日(火) | PM | トレーニング |
8月5日(水) | 1-1 | vs. 韓国代表 (Wuhan Sports Center Stadium) |
8月6日(木) | AM | トレーニング |
8月7日(金) | PM | トレーニング |
8月8日(土) | PM | トレーニング |
8月9日(日) | 20:10 | vs. 中国代表 (Wuhan Sports Center Stadium) |
EAFF東アジアカップ2015
2015年8月2日(日)~9日(日)
中国/武漢
大会情報はこちら
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