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日本、ホンジュラスに6-0大勝 キリンチャレンジカップ2014
2014年11月15日
SAMURAI BLUE(日本代表)は11月14日、愛知・豊田スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2014でホンジュラスと対戦し、6-0の大勝をおさめました。
DF吉田麻也選手(サウサンプトン)、FW本田圭佑選手(ACミラン)、MF遠藤保仁選手(ガンバ大阪)の得点で前半3-0とし、後半は交代出場したFW乾貴士(フランクフルト)、FW豊田陽平(サガン鳥栖)の両選手がそれぞれ代表初ゴールをマークしました。
先発には今夏のFIFAワールドカップ以来の代表戦となったDF内田篤人選手(シャルケ)と遠藤選手をはじめ、ワールドカップ出場メンバー10人とFW武藤嘉紀選手(FC東京)が名を連ね、中盤の底のアンカー役にMF長谷部誠選手(フランクフルト)が起用されました。
日本は立ち上がりから積極的に縦に速い攻めを展開。前半9分に左CKからFW岡崎慎司選手(マインツ)がニアで合わせ、こぼれたボールをゴール前に走り込んだ吉田選手が低いヘディングで合わせて先制しました。
その後も、大きなサイドチェンジと縦への速いボールを効果的に織り交ぜた組み立てで、前半18分に武藤選手、27分に本田選手が相手ゴールに迫り、40分には香川真司選手(ドルトムント)のゴール前への長いパスに内田選手が走り込んでシュートを狙います。
2点目が生まれたのはその1分後でした。長谷部選手が相手ボールをカットして縦へ鋭いパスを送り、これを受けた本田選手がドリブルで攻め上がり、相手GKを引きつけてゴール左隅に流し込みました。
その直後にも本田選手のスルーボールを受けた香川選手が抜けだして、相手GKと1対1になる場面を作ります。
前半終了間際の44分には、左サイドで積極的な攻め上がりを見せていたDF酒井高徳選手、本田選手とつないで、最後はフリーで顔を出した遠藤選手が狙い澄まして右足を振り抜き、日本の3点目を突き刺しました。
日本は後半から武藤選手に変えて乾選手を投入すると、開始早々に4点目が生まれます。右サイドから中へ切れ込んだ本田選手が相手DFの裏へクロスを送ると、乾選手が右のボレーで合わせて、自身の代表戦初ゴールで4-0にします。
ホンジュラスはFIFAワールドカップ・ブラジル大会メンバー7人に若手を組み合わせた構成で臨み、後半中頃には日本を押し込む場面を作りました。後半50分にはFKからFWアルベルト・エリス選手、58分にはMFフアンホス・ロドリゲス選手が近い距離から日本のゴールに迫りましたが、いずれも内田選手がゴール前でシュートをブロック。60分のMFエデル・デルガド選手のミドルシュートはGK川島永嗣選手(リエージュ)が鋭い反応で阻止して、ゴールを割らせません。
日本は後半67分、本田選手のパスを受けた香川選手がペナルティエリアで粘ってつなぎ、最後は後半交代出場の豊田選手が右足を振り抜いて5-0とリードを広げます。その6分後には、香川選手、本田選手、豊田選手とつないで乾選手が再びゴールネットを揺らしました。
その後も豊田選手、本田選手が決定機をつくり、最後まで攻めの姿勢で相手ゴールを脅かしました。
この日の勝利でアギーレ監督体制での通算成績を2勝1分け2敗とした日本は、18日に大阪・ヤンマースタジアム長居にてキリンチャレンジカップ2014第2戦でオーストラリア代表と今年最後の試合を行います。
コメント
ハビエル・アギーレ 監督
あらゆる要素が入った良い試合になりました。選手たちは球際全てで戦い、良い守備、良い攻撃ができたので、こういう結果になりました。個人のプレーもチームとしても良かったと思います。遠藤選手と長谷部選手がプレーすることで中盤が自信を持ってプレーできていました。2人は経験豊富で、すべき仕事を分かっています。彼らと香川選手で、非常に良いテンポの試合ができました。これまでの試合でもゴールチャンスは作れていたので、得点について心配はしていませんでした。今日の試合では決定機に決めることができました。これまでに比べてより精度が高まったと思います。乾選手、豊田選手に初ゴールが生まれたのも良かった。オーストラリア戦も同じ方向性で戦って、さらにチームをよくしたいですし、全ての試合で今日のように責任感を出して戦うことができれば、良いチームになっていくと思います。今日の試合で、アジアカップへ向けてのベースをさらに見つけることができました。
MF 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
ここまで得点力が課題でもあったので、6-0で無失点という結果はよかったと思います。立ち上がりにセットプレーでゴールできたのはすごく大きかったですし、その後も2点目、3点目が前半のうちに取れて、勢いに乗れました。自分もゴール前に入って行って得点のチャンスがあったので、決められなかったのは悔しいです。サイドチェンジはボールを持った時には意識して逆を見るようにしています。サイドの高い位置にポジションを取れると自分たちにとってはすごく大きいですし、パスコースや攻撃の幅が広がったのではないかと思います。球際やセカンドボールですごく戦えていたからこそ、こういう結果になったと思いますし、チームとして連動して戦えていたと思います。でも、もっと厳しい相手に対してどこまで出来るかということも、常に意識してやらないといません。次の試合もいい戦いができるようにしっかり準備したいです。
MF 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
代表戦で6-0勝利はなかなかないことで、点が取れたということに関しては評価出来ると思います。(個人的には)相手が2トップだったので、後ろが2対2になるのは避けるように守備をして、サイドバックと連係しながら動くように心がけました。攻撃は監督から与えられているヒントを受けて、臨機応変に組み立ててやった部分もあります。自分はまだアギーレ監督のもとで1試合ですが、早い時間で点を獲って相手も多少前へ出てくる中で、リズムを作れて、攻撃でも良い形を何回か作れたと思います。次のオーストラリアはもう少しやってくると思うので、周りとの連係を考えた守備をやらないといけないと思いますし、攻撃でもいろいろなバリエーションができると思います。
エルナン・メドフォード ホンジュラス代表監督
今日のような大差の結果になると、あまりコメントすることもなくなります。日本は完全にわれわれを上回っていました。われわれはミスが多く、日本はそのすべてを利用しました。われわれは戦う姿勢が足りなかったのですが、その姿勢には、これが自分が率いているチームなのかと信じられない気持ちでした。日本は全てのラインで良かったと思います。
JFA-TV
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遠藤保仁 選手 インタビュー
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内田篤人 選手 インタビュー
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乾貴士 選手 インタビュー
キリンチャレンジカップ2014
11月14日(金) SAMURAI BLUE(日本代表) vs ホンジュラス代表
愛知/豊田スタジアム 19:35キックオフ(予定)/16:35開場(予定)
テレビ放送:テレビ朝日系列にて全国生中継
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11月18日(火) SAMURAI BLUE(日本代表) vs オーストラリア代表
大阪/ヤンマースタジアム長居 19:20キックオフ(予定)/16:20開場(予定)
テレビ放送:フジテレビ系列にて全国生中継
大会情報はこちら
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