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ニュース

SAMURAI BLUE、ボリビア戦へ非公開で戦術確認~キリンチャレンジカップ2019(3/26@兵庫 vsボリビア代表)~

2019年03月25日

SAMURAI BLUE、ボリビア戦へ非公開で戦術確認~キリンチャレンジカップ2019(3/26@兵庫 vsボリビア代表)~

SAMURAI BLUE(日本代表)は3月24日(日)、キリンチャレンジカップ2019ボリビア代表戦を2日後に控えて神戸市内で非公開練習を行いました。
前日、コロンビア戦を戦った横浜から移動してきたチームは、寒さの残る神戸で夕方から試合会場のノエビアスタジアム神戸で練習を開始。公開された冒頭15分の練習では、ランニングやストレッチ、ボール回しなどを行い、GK3選手もボール回しやペナルティエリア内からのボールをキャッチングして体をほぐしました。

前日の練習では左足に痛みを覚えてホテルで調整していたMF堂安律選手(FCフローニンゲン)と、左太もも打撲で別メニューだったDF室屋成選手(FC東京)も全体練習に参加して、元気にボールを追っていました。
その後非公開にして行われた部分では、戦術の確認に時間を割きました。
日本は今年6月にブラジルで行われるコパアメリカ南米選手権に招待参加しますが、ボリビア戦は0-1で敗れたコロンビア戦に続いて、大会前に南米チームと実践を経験できる貴重な機会です。
ボリビアと日本の対戦はこれが通算3度目。2000年6月のキリンカップで日本が2-0で勝利して以来で、その前年のコパアメリカのグループステージでは1-1の引き分けでした。
ボリビアも、この夏のコパアメリカへ向けて準備中で、先月から新監督の下で活動。今回の東アジア遠征では22日(金)に韓国と対戦して終盤の失点で0-1の負けとなり、今月3日の新体制の初陣ではニカラグアと2-2で引き分けました。
チームは昨年10月のミャンマー戦(3-0)以来5試合連続で勝ち星がなく、日本戦では勝利を求めてよりハードな戦いを見せそうです。
日本は、森保一監督がこの2戦で「基本的にはできるだけ多くの選手をピッチに送りだしたい」としており、コロンビア戦で出場機会に恵まれなかった選手には出場への期待が膨らみます。
今季からヴィッセル神戸でプレーするDF西大伍選手は当地がホーム。2011年6月のキリンカップでのペルー代表戦以来の代表戦へ、西選手は「いつも通り、相手を見ながら、味方を見ながら、試合に勝つためにどこにいるべきかを考えてやるだけ」と話しています。

また、コロンビア戦で後半交代出場したMF香川真司選手(ベシクタシュJK)は、「いい形でボールを奪えれば必ずチャンスは作れると思うし、どうゲームをコントロールするかも必要。そういうところを上手く意識してやっていきたい」と語っています。
FIFAランキングでは日本の27位に対して、ボリビアは60位です。
チームは25日(月)に試合会場で公式練習に臨み、ボリビア戦へ向けて最終調整を行います。試合は26日(火)、19:30キックオフの予定です。

選手コメント

GK #12 中村航輔 選手(柏レイソル)
チームとしてしっかりボールを保持して、という戦いを求められているので、チームとしてそれを実行して勝利に近づけたらいいです。求められるものを最大限に理解して実行するのは大切なことですし、監督の求めるものにふさわしいプレーをしたいと思います。

DF #2 三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
この前の試合は非常にいいゲームをしたと思いますが、結果的に負けてしまって、チャンスに決めるなど、チームとしてより一層課題が出てきたと思います。チームとしての課題を、次に出る選手たち全員で反省点を生かしながらやれたらいいと考えています。南米の相手には守備の対人のところも大切ですし、後ろからのビルドアップもチームとして取り組んでいるところでもあります。いろいろとチャレンジしながらやっていきたいです。

DF #22 西大伍 選手(ヴィッセル神戸)
試合でやっているサッカーと目指しているサッカーにはまだ差があると思うので、そこは個人の考え方など、期間が短くて難しいところはありますが、合わせていないといけないかなと感じています。

MF #7 柴崎岳 選手(へタフェCF)
戦術的なところやチームのコンセプトの部分で「もっとこうしよう」という話し合いはチームでできているので、しっかりと修正も戦術の浸透度もやっていこうと思っています。今回リーダー的な存在がなかなかいないので、先輩たちの姿を見てきている自分はそういう部分も求めていかないといけない多少なりとも思っています。チーム内でもピリッとした雰囲気が今回あるので、足らないところや新しく選ばれたメンバーが分からなさそうなところは、しっかりと伝えていきたいと考えています。

MF #8 中島翔哉 選手(アル・ドゥハイルSC)
遠目からシュートを打つことは10代からやってきています。シュートを打たないと入らないのでどんどんチャレンジしていければいいですし、味方がいい動きをしたらパスを出すことも考えているので、両方の精度を高めていきたいです。誰とプレーしても良いポジションを取っていれば良いパスが来るので、連係面はどの選手とやっても全く問題ありません。カタールでプレーしていることで(自分のプレーが)変化しているところもあると思います。カタールではより速い判断が必要になってくると僕は思っているので、速い判断の中での精度やラストパスやドリブルのスピードなどが日々勉強になっています。

MF #10 香川真司 選手(ベシクタシュJK)
攻撃で修正するところは修正しながら、よりペナルティエリアに入って決定機を生み出せる機会を作っていきたいです。結果はこだわりたいですが、初めてやる選手もたくさんいます。そういう選手を上手く活かしながらやっていくことも求められています。若い選手の勢いは非常に大事です。自分もそうでしたし、それをうまく僕自身がコントロールしながらやれれば、彼らも活きるし、僕自身も活かされると思うので、そういうところの融合は非常に楽しみです。

MF #15 橋本拳人 選手(FC東京)
代表ではパススピードやボール回しのテンポが速いと感じていて、いつもより頭は使いますし、次に自分がどういうプレーをするかをイメージすることを心がけて練習しています。この前の試合もコロンビア相手に前半は面白い、躍動感あるサッカーをやっていたので、そこに入って行けるようにイメージして見ていました。試合に出られたら、役割はそんなに変わらないと思うので、いつも通りプレーすることを心掛けてやりたいです。海外の選手とプレーするのは久しぶりなので、自分がどれだけできるかを量りたいですし、それを受けてJリーグでまた成長してきたいという思いがあるので、アピールしたいと思います。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • 中島翔哉 選手(アル・ドゥハイルSC/カタール)インタビュー

  • 香川真司 選手(ベシクタシュJK/トルコ)インタビュー

  • 橋本拳人 選手(FC東京)インタビュー

SAMURAI BLUE(日本代表)対 ボリビア代表
開催日時:2019年3月26日(火) 19:30キックオフ(予定)
会場:兵庫/ノエビアスタジアム神戸

大会情報はこちら

 

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