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SAMURAI BLUE(日本代表)齊藤俊秀コーチ 新型コロナウイルス偽陽性のお知らせ
2021年03月29日
SAMURAI BLUE齊藤俊秀コーチは3月21日(日)の集合前検査では陰性反応でしたが、翌22日(月)の同検査では陽性反応が確認されたため、チームを離脱し隔離となりました。その後、連携医療機関において精密検査を行った結果、陰性との確定診断に至りました。
この結果を受け、日本サッカー協会は3月23日(火)に保健所に提出した発生届について取消の手続きを行い、27日(土)に保健所にて承認され、齊藤コーチは通常の生活に戻ることが許可され、隔離も解除されています。
なお、齊藤コーチは今回のSAMURAI BLUEの活動には再合流いたしません。
日本サッカー協会では、引き続き、感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認を引き続き細やかに取り組むとともに、スポーツ庁や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります。
JFA医学委員会アドバイザリーの感染症専門医からのコメント
検査前確率の低い集団にスクリーニング検査を実施すると、偽陽性が増えることは以前から指摘されており、無症状の集団に対してスクリーニングを積極的にする以上は、今回のような事例は避けられないものである。今回のようにスクリーニング検査の結果判定が困難な事例を積極的に抽出し、早期隔離する方が、感染拡大のリスクを厳格に低減できる。加えて、専門施設による確定検査を実施する方が、より診断の確実性が高まる。
ただし、偽陽性における無用な混乱を避けるため、スクリーニング検査で陽性が検出された場合であっても、専門医療機関に精密検査を依頼し、その後確定診断が出るまでは、記者発表を控えさせていただくこととする。個人情報保護の観点からもご理解をお願いしたい。最後に、この新しい方針に合わせて、現在の関連マニュアルの見直し等を行う予定である。