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ホーム > SAMURAI BLUE 2018年 > 最新ニュース一覧 > 【ワールドカップヒストリー#第11回】「2010FIFAワールドカップ 南アフリカ」第1戦 vs カメルーン

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【ワールドカップヒストリー#第11回】「2010FIFAワールドカップ 南アフリカ」第1戦 vs カメルーン

2018年06月09日

【ワールドカップヒストリー#第11回】「2010FIFAワールドカップ 南アフリカ」第1戦 vs カメルーン

いよいよ始まる「2018FIFAワールドカップ ロシア」。6月19日に初戦となるコロンビア戦(日本時間21時キックオフ)を迎えるSAMURAI BLUEは、悲願のFIFAワールドカップ初出場から今年で20年―。
そこで「ワールドカップヒストリー」と題して、SAMURAI BLUEの過去のFIFAワールドカップでの戦いをプレイバック。第11回は2010年南アフリカ大会のカメルーン戦を振り返ります。

記録

2010.6.14 ブルームフォンテーン
グループステージ第1戦
日本 1-0(1-0) カメルーン
[得点]39' 本田圭佑

[監督]
岡田武史

[出場選手]
GK 21 川島永嗣(川崎F)、FP 4 田中マルクス闘莉王(名古屋)、22 中澤佑二(横浜FM)、5 長友佑都(F東京)、3 駒野友一(磐田)、7 遠藤保仁(G大阪)、2 阿部勇樹(浦和)、17 長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)→88' 20 稲本潤一(川崎F)、18 本田圭佑(CSKAモスクワ)、8 松井大輔(グルノーブル)→69' 9 岡崎慎司(清水)、16 大久保嘉人(神戸)→82' 12 矢野貴章(新潟)

[控え選手]
GK 1 楢崎正剛(名古屋)、23 川口能活(磐田)、FP 13 岩政大樹(鹿島)、6 内田篤人(鹿島)、15 今野泰幸(F東京)、10 中村俊輔(横浜FM)、14 中村憲剛(川崎F)、11 玉田圭司(名古屋)、19 森本貴幸(カターニャ)

マッチレポート

アジア予選では余裕を持って4大会連続のワールドカップ出場を決めた岡田武史監督率いる日本代表でしたが、その後の国際親善試合で結果を出せず、チームには停滞感が漂っていました。カメルーン代表、オランダ代表、デンマーク代表と難敵揃いのグループEで、大会前の日本は苦戦が予想されていました。

6月14日、初戦のカメルーン戦を迎えた日本は、直近の強化試合で手応えをつかんだ4-3-3の布陣を採用。GKには川島永嗣選手を抜擢し、4バックには駒野友一選手、中澤佑二選手、田中マルクス闘莉王選手、長友佑都選手が並びます。アンカーの位置に阿部勇樹選手を配置し、インサイドハーフには長谷部誠選手と遠藤保仁選手が入りました。両ウイングには松井大輔選手と大久保嘉人選手が置かれ、CFには本田圭佑選手を起用。この守備を重視した陣容が、南アフリカでの躍進を生み出すこととなったのです。

立ち上がりからカメルーンに押し込まれた日本でしたが、川島選手を中心とした守備でゴールを割らせません。すると39分、右サイドでボールを受けた松井選手が巧みな切り返しで相手をかわし、左足でクロスを供給。このボールがファーサイドで待ち受けた本田選手に渡ります。本田選手は落ち着いてトラップし、左足でゴールに押し込んで、日本が待望の先制点を手に入れました。

後半に入ると同点を狙うカメルーンの圧力に押され、日本は防戦一方の展開を余儀なくされましたが、中澤選手と闘莉王選手のCBコンビや、アンカーの阿部選手が身体を張った守備で対応。相手の強烈なミドルシュートもポストに助けられ、川島選手もスーパーセーブを連発。エースのエトー選手をはじめ、精鋭を揃えるカメルーンの猛攻を、水際で防ぎ続けました。

多くの時間帯で守備に追われ、苦しい戦いを強いられた日本でしたが、虎の子の1点を守り抜き、大事な初戦を1-0でものにし、自国開催以外のワールドカップで初の勝利を手に入れ、幸先の良いスタートを切りました。 

 

 

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