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SAMURAI BLUE、香川選手らが復帰し初招集4人がメンバーに ~キリンチャレンジカップ2019(3/22@神奈川、3/26@兵庫)~
2019年03月15日
SAMURAI BLUE(日本代表)の森保一監督は3月14日(木)、今月下旬のキリンチャレンジカップ2019で対戦するコロンビア代表戦(22日、日産スタジアム)とボリビア代表戦(26日、ノエビアスタジアム神戸)に臨む日本代表メンバー23人を発表。昨年のFIFAワールドカップ以来となるMF香川真司選手(ベシクタシュJK)や、FW鈴木武蔵選手(北海道コンサドーレ札幌)ら初選出が4選手入るなど、準優勝した今年1月のAFCアジアカップUAE2019から13人が入れ替わりました。
また、3月22日(金)からミャンマーで行われるAFC U-23選手権タイ2020予選に臨むU-22日本代表メンバーも併せて発表になり、MF久保健英選手(FC東京)ら23人が選ばれました。
アジアカップから大幅に顔ぶれが入れ替わった中で、香川選手とともにロシアでのワールドカップ以来の復帰となったのはDF昌子源選手(トゥールーズFC)、MF山口蛍選手(ヴィッセル神戸)、MF宇佐美貴史選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、GK中村航輔選手(柏レイソル)です。
アジアカップ直前に負傷で辞退を余儀なくされたMF中島翔哉選手(アルドゥハイルSC)とMF守田英正選手(川崎フロンターレ)も再び選出されました。初選出は鈴木選手のほか、FW鎌田大地選手(シントトロイデンVV)、DF安西幸輝選手(鹿島アントラーズ)、DF畠中槙之輔選手(横浜F・マリノス)の計4人です。
DF冨安健洋選手(シントトロイデンVV)、MF柴崎岳選手(ヘタフェCF)、MF乾貴士選手(デポルティーボ・アラベス)、MF堂安律選手(FCフローニンゲン)ら10人はアジアカップから引き続いての代表活動となりますが、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)、DF長友佑都選手(ガラタサライ)、FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)らの招集は見送られました。
都内のJFAハウスで会見した森保監督は、大幅なメンバー入れ替えについて「新たな戦力を入れて日本代表のベースアップを図り、これからの戦いにより結果を出せるメンバー編成をやれるようにしたい」と語りました。また、ワールドカップ以来の選出となったメンバーについて、負傷やタイミングの問題でこれまで呼べなかったが「彼らに力があることは分かっている。監督になってからみんな招集したいと思っていた」と話しました。
今回対戦するコロンビア代表とは昨年のワールドカップのグループステージで日本が2-1で勝利して以来、また、ボリビア代表とは2000年以来の顔合わせです。FIFAランキングでは日本の27位に対して、コロンビアは12位、ボリビアは60位。今年6月に招待参加が決まっているコパ・アメリカ南米選手権(ブラジル開催)を控えて、南米勢との強化の良い機会でもあります。
「もちろん、勝つために戦いたい」という森保監督は、両チームとの対戦について「ともに南米で力のあるチーム。自分たちの立ち位置、我々にできること、足りないことをこの2試合で感じることができるかと思う。学ぶところはたくさんある」と話しています。
コロンビア代表とは22日(金)に神奈川の日産スタジアムにて、ボリビア代表とは26日(火)に兵庫県のノエビアスタジアム神戸にて対戦します。
一方、AFC U-23選手権予選に臨むU-22代表メンバーには、17歳の久保選手のほか、MF三好康児選手(横浜F・マリノス)、DF板倉滉選手(FCフローニンゲン)、MF中山雄太選手(PECズヴォレ)、MF伊藤達哉選手(ハンブルガーSV)らが選ばれています。
グループIの日本は3月22日(金)にマカオ、24日(日)に東ティモール、26日(火)にホスト国のミャンマーとヤンゴンで対戦し、森保監督に代わって横内昭展コーチが監督代行を務めます。
予選では43チームが東西合計11グループに分かれて戦い、各グループ1位と2位の中から上位4チームが予選突破となり、来年1月にタイで行われる本大会へ進出します。
コメント
SAMURAI BLUE(日本代表)/U-22日本代表 森保一 監督
アジアカップで応援いただいた方々、ありがとうございました。準優勝で残念ながら思いにこたえることができませんでしたが、UAEで味わった悔しさをこれからの代表活動の糧にして、日本代表をより強くして発展させていくことを考えながら活動していきます。
今回のキリンチャレンジカップのコロンビア戦とボリビア戦では、アジアカップで経験したこと、培ってきたチーム力をさらに発展させて、より強くしていけるようにしていきたいと考えています。
アジアカップから選手を入れ替えて臨むことで日本代表としてのベースをさらに広く強固にして、一部のコア選手でしかチームが回らないということがないように、より多くの選手に厳しい戦いを通してチームの戦い方やコンセプトを分かってもらい、将来の戦いに活かしていきたい。招集を見送った選手については、アジアカップでの活動で彼らの力をどう生かしていくか把握できましたし、怪我やチームで置かれている立場を考えました。
レベルアップする部分については、個の部分で局面を突破する、連係連動で突破すること。また、相手にプレッシャーをかけられているところでボールを保持して攻撃できるようにするところや、得点を挙げるところは、さらに上げていかなければいけません。守備でも個で勝つことは必ず必要になってきます。ボールを相手に保持された時、押し込まれた時にチームとしてどうするかという共通理解も、さらに上げていけるようにしたいです。
南米のチームは技術が非常に高く、身体の使い方がうまいところ、個人での状況での駆け引きなど、我々が身に着けていかなければいけないところがあります。この試合で選手に感じてもらい、我々スタッフも感じて、代表だけでなく日本サッカー界にフィードバックできればと思っています。
また、U-23アジア選手権予選では出場権を勝ち取り、2020年の東京五輪へ向けて少しでも良い準備となるように戦ってチーム力を上げていきたいと考えています。
関塚隆 JFA技術委員長
1月のAFCアジアカップでは惜しくもカタールにアジアチャンピオンの座を奪われましたが、7試合でスタイルの違う戦いができました。これを次へしっかりと繋げていきたいと思います。FIFAワールドカップで世界基準を体感し、2022年カタール大会へ向けてベスト16の壁を破るために森保監督の下で進んできています。アジアカップではアジア諸国の強化、特に育成年代から築き上げた国が結果を残していると感じました。我々もしっかりと今後の強化を進めていきたいと思っています。
スケジュール
SAMURAI BLUE(日本代表)対 コロンビア代表
開催日時:2019年3月22日(金) 19:20キックオフ(予定)
会場:神奈川/日産スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)対 ボリビア代表
開催日時:2019年3月26日(火) 19:30キックオフ(予定)
会場:兵庫/ノエビアスタジアム神戸
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