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【対戦チーム情報】オーストラリア代表 9月の最終予選スタートは勝利なし。監督交代で巻き返しに踏み出す~FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)
2024年10月09日
FIFAワールドカップのアジア最終予選におけるSAMURAI BLUE(日本代表)とオーストラリアの対戦は、2010年南アフリカ大会の同予選以来、5大会連続となる。前回のカタール大会予選では埼玉スタジアム2002で日本が2-1の白星。シドニーで行われた試合では、試合終了直前に三笘薫が決めた2得点で日本が2-0の勝利を収め、カタールへの切符を獲得した。
一方、最終予選をサウジアラビア、日本に次ぐ3位で終えたオーストラリアはアジアプレーオフに回り、アラブ首長国連邦(UAE)に2-1、続く大陸間プレーオフでは南米のペルーと0-0からのPK戦を制し、5大会連続6度目の本大会出場権を手に入れた。その大舞台では初戦でフランスに1-4の完敗を喫したが、チュニジアとデンマークを連破して4大会ぶり2度目のグループステージ突破。世界王者となるアルゼンチンにラウンド16で1-2と敗れ、カタールの地を後にした。
2026年大会を目指すアジア2次予選では快進撃を演じた。6戦全勝、22得点、無失点という圧倒的な強さを発揮。ところが、その好調ぶりがうそのように最終予選初戦でバーレーンをホームに迎え、0-1の黒星スタート。続くアウェイのインドネシア戦もスコアレスドローに終わった。この結果を受けて9月下旬には、グラハム・アーノルド監督が辞任した。
6チーム中5位という苦境にあるチームを立て直すべく、新たな監督に任命されたのはトニー・ポポヴィッチ。くしくもアーノルド前監督と同様、サンフレッチェ広島でプレーした当時は、SAMURAI BLUEの森保一監督ともチームメートだった。この元オーストラリア代表DFは就任に際して「チームとして成長する力を信じているし、自信も持っている」と力強く語っている。
“サッカールーズ”(サッカーとカンガルーを合わせた造語)の愛称でおなじみの代表チームで、攻守両面で期待を担うのはセンターバックのハリー・スーター。長身を生かし、相手ゴール前ではセットプレーから得点を量産している。前線では2次予選終盤の3試合で4得点をマークしたクシニ・イエンギが台頭。FC町田ゼルビア所属のミッチェル・デュークも注目の存在だ。守護神のマシュー・ライアン、DFアジズ・ベヒッチ、MFジャクソン・アーバインら、FIFAワールドカップカタール2022に出場したベテランが要所を締める。新監督の下、10月10日の中国戦、そして15日の日本戦で、巻き返しのきっかけをつかむことができるか。
来日メンバー
監督
トニー・ポポヴィッチ(オーストラリア)
選手
GK
マシュー・ライアン(ASローマ/イタリア)
ポール・イッゾ(ラナースFC/デンマーク)
ジョー・ガウチ(アストン・ビラ/イングランド)
FP
ルーク・ブラッタン(マッカーサーFC)
アジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ)
ミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア/日本)
クレイグ・グッドウィン(アルワフダ/サウジアラビア)
ジャクソン・アーバイン(FCザンクトパウリ/ドイツ)
ジェイソン・ゲリア(メルボルン・ビクトリー)
キャメロン・バージェス(イプスウィッチ・タウン/イングランド)
アイディン・フルスティッチ(サレルニタナ/イタリア)
トーマス・デン(アルビレックス新潟/日本)
キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン/イングランド)
カイ・ロウルズ(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド)
エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
ハリー・スーター(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド)
ライリー・マッグリー(ミドルズブラ/イングランド)
ダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー)
ジャンニ・ステンスネス(バイキングFK/ノルウェー)
アポストロス・スタマテロプロス(マザーウェルFC/スコットランド)
ルイス・ミラー(ハイバーニアン/スコットランド)
サミュエル・シルベラ(ポーツマスFC/イングランド)
ニシャン・ベルピレー(メルボルン・ビクトリー)
パトリック・ヤズベク(ナッシュビルSC/アメリカ)
ジョーダン・ボス(KVCウェステルロー/ベルギー)
ネストリー・イランクンダ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
直近5試合(H:ホーム、A:アウェイ)
2024年3月26日 | ○5-0(A)レバノン | FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 |
---|---|---|
2024年6月6日 | ○2-0(A)バングラデシュ | FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 |
2024年6月11日 | ○5-0(H)パレスチナ | FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 |
2024年9月5日 | ●0-1(H)バーレーン | FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選) |
2024年9月10日 | △0-0(A)インドネシア | FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選) |
日本との対戦成績
7勝9分11敗(得点32、失点39)
1956年11月27日 | ○2-0 | 第16回オリンピック競技大会(1956/メルボルン) |
---|---|---|
1968年3月30日 | △2-2 | 国際親善試合 |
1968年3月31日 | ○3-1 | 国際親善試合 |
1968年4月4日 | ●1-3 | 国際親善試合 |
1969年10月10日 | ○3-1 | FIFAワールドカップメキシコ'70 アジア/オセアニア予選 |
1969年10月16日 | △1-1 | FIFAワールドカップメキシコ'70 アジア/オセアニア予選 |
1994年5月22日 | △1-1 | キリンカップサッカー'94 |
1994年9月27日 | △0-0 | 国際親善試合 |
1995年2月15日 | ○2-1 | 国際親善試合 |
1996年2月10日 | ●1-4 | 国際親善試合 |
1996年2月14日 | ○3-0 | 国際親善試合 |
1998年2月15日 | ●0-3 | 国際親善試合 |
2001年6月7日 | ●0-1 | FIFAコンフェデレーションズカップ日本/韓国2001 |
2001年8月15日 | ●0-3 | AFC/OFCチャレンジカップ2001 |
2006年6月12日 | ○3-1 | 2006FIFAワールドカップドイツ |
2007年7月21日 | △1-1 | AFCアジアカップ2007 |
2009年2月11日 | △0-0 | 2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 |
2009年6月17日 | ○2-1 | 2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 |
2011年1月29日 | ●0-1 | AFCアジアカップカタール2011 |
2012年6月12日 | △1-1 | 2014FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 |
2013年6月4日 | △1-1 | 2014FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 |
2013年7月25日 | ●2-3 | EAFF東アジアサッカーカップ2013 決勝大会 |
2014年11月18日 | ●1-2 | キリンチャレンジカップ2014 |
2016年10月11日 | △1-1 | アジア最終予選(Road to Russia) |
2017年8月31日 | ●0-2 | アジア最終予選(Road to Russia) |
2021年10月12日 | ●1-2 | アジア最終予選(Road to Qatar) |
2022年3月24日 | ●0-2 | アジア最終予選(Road to Qatar) |
FIFAワールドカップ成績
出場:6回
※FIFA加盟は1963年
1966 予選敗退
1970 予選敗退
1974 グループステージ
1978 予選敗退
1982 予選敗退
1986 予選敗退
1990 予選敗退
1994 予選敗退
1998 予選敗退
2002 予選敗退
2006 ラウンド16
2010 グループステージ
2014 グループステージ
2018 グループステージ
2022 ラウンド16
連盟 | オーストラリアサッカー連盟 |
---|---|
大陸連盟 | アジアサッカー連盟 |
サッカー連盟会長 | Anter ISAAC |
公式サイト | www.footballaustralia.com.au |
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