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【Match Report】U-16日本女子代表 JENESYS U-17 Women’s Football Memorial Cup優勝で締めくくる
2023年03月23日
U-16日本女子代表は3月21日(火)、この大会の最終戦にU-17ベトナム女子代表を迎えました。事実上決勝戦となるこの試合は、15:00にキックオフ。ベトナムの強いプレッシャーに苦戦しながらも、15分、左で得たコーナーキックのこぼれ球を#19鈴木梨花選手が押し込みゴール、日本は先制点を得ます。28分、前半アディショナルタイムには、いずれもコーナーキックから#5伊勢はな選手が決め、3-0で試合を折り返します。
後半に入り、日本の攻撃力が爆発します。38分、右サイドの#20髙橋佑奈選手からのクロスに#16梅月万優子選手が頭で合わせ4-0とすると、その後後半で9得点を上げ、12-0で試合を終え、日本は大会を通して無失点で優勝することができました。
U-16日本女子代表として初めて臨んだ立ち上げのこの活動。9日間という長いようで短い期間はあっという間に過ぎました。昨日、夕食後のチームミーティングでは、金野結子コーチ、井嶋正樹GKコーチより「日本代表チームとはなにか?」をテーマにレクチャーがありました。「日本代表チームとは何か?」の問いに、選手からは「人に応援される日本を代表するチーム」「行きたくても誰でも行けるわけではない特別な場所」「サッカーをやっている子どもたちから憧れる存在」など、様々な意見が出ました。普段とは違う環境、初めて会う仲間とサッカーをすることは不安や緊張がつきまといますが、その中でも選手たちは初めての国際試合を経験し、大きく成長しました。
JENESYS U-17 Women’s Football Memorial Cup
試合日時:2023年3月21日(火)15:00キックオフ 35分×2
試合会場:うるま市具志川多種目球技場
U-16日本女子代表 12-0(前半3-0) U-17ベトナム女子代表
<得点>
15分 鈴木梨花(FC.フェルボールMIMOSA)
28分 伊勢はな(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)
35+1分 伊勢はな(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)
38分 梅月万優子(JFAアカデミー福島)
46分 本多桃華(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
50分 佐久間莉代(スフィーダ世田谷FCユース)
56分 佐藤ももサロワンウエキ(RESC GIRLS U-15/JFAアカデミー堺)
59分 佐藤ももサロワンウエキ(RESC GIRLS U-15/JFAアカデミー堺)
64分 佐久間莉代(スフィーダ世田谷FCユース)
66分 佐藤ももサロワンウエキ(RESC GIRLS U-15/JFAアカデミー堺)
70+2分 鈴木由真(LIBERDADE静岡FC)
70+2分 梅月万優子(JFAアカデミー福島)
<スタート>
GK 1 小野寺茉央(ちふれASエルフェン埼玉マリU-15)
DF 2 小澤瑠奈(常葉大附属橘中)、5 伊勢はな(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)、3 伊藤里保(RESC GIRLS U-15/JFAアカデミー堺)、4中野梨緒(RESC GIRLS U-15/JFAアカデミー堺)
MF 16 梅月万優子(JFAアカデミー福島)、6 熊田姫依(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)、7 近藤柚月(朝日インテック・ラブリッジ名古屋スターチス)、20 髙橋佑奈(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)、10 佐久間莉代(スフィーダ世田谷FCユース)
FW 19 鈴木梨花(FC.フェルボールMIMOSA)
<交代>
25分
6 熊田姫依(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)→13 須長穂乃果(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
HT
2 小澤瑠奈(常葉大附属橘中)→12 松岡瑛茉(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
5 伊勢はな(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)→15 本多桃華(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
52分
20 髙橋佑奈(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)→9 鈴木由真(LIBERDADE静岡FC)
19 鈴木梨花(FC.フェルボールMIMOSA)→11 佐藤ももサロワンウエキ(RESC GIRLS U-15/JFAアカデミー堺)
60分
7 近藤柚月(朝日インテック・ラブリッジ名古屋スターチス)→14 渡邊衣織(RESC GIRLS U-15)
<出場なし>
18 伊藤楓夏(北海道リラ・コンサドーレ)
8 津田愛乃音(朝日インテック・ラブリッジ名古屋スターチス)
17 福島望愛(JFAアカデミー福島)
選手コメント
GK #1 小野寺茉央選手(ちふれASエルフェン埼玉マリU-15)
今回の代表活動では、自分の弱点や強みを再確認することができました。試合では、4試合全てを無失点で終えられたことはとてもよかったと思います。また、ピッチ外ではセルフケアがとても大事だと感じました。今後の代表活動のメンバーに入っていくためにも、チームに戻って今回出た課題を改善しさらに成長し、セルフケアや食事の面も意識を高く持ち取り組んでいきたいと思います。
DF #2 小澤瑠奈 選手(常葉大附属橘中)
今回の合宿を通して様々なことにチャレンジできました。私の長所であるスピードでは海外の選手とやっても通用することがわかりました。その反面課題もたくさん見つかりました。特に技術力が足りていないと明確に感じました。その課題を克服することはもちろん自分の強みに変えられるように自チームで努力します。最後にサッカーは言葉が通じなくてもボール一つで友達になれる素晴らしいスポーツだと実感しました。監督、コーチ、スタッフ、チーム、運営していただいた全ての皆様に感謝したいと思います。参加させて頂きありがとうございました。このユニフォームを着て成長した姿を見せられるように毎日一分一秒を大切にして取り組んでいきます。
DF #3 伊藤里保 選手(RESC GIRLS U-15/JFAアカデミー堺)
このような国際大会が開催されたこと、このメンバーに選んでもらい、世界の選手たちと対戦し自分のレベルを試す機会をいただけたことに感謝しています。今回の代表キャンプでは、ピッチ上でリーダーシップを取ることを意識して取り組みました。初めて一緒にプレーする選手とも自分から積極的にコミュニケーションを取り、チームで連係して無失点で大会を終えることができて良かったです。その中で、的確な指示やボールをつける足、パススピードなどの細かいところにもっとこだわりを持ってプレーすることが個人の課題だと感じました。これからは1つ1つのプレーにこだわりや意図を持ってプレーしたいと思います。今回の経験での学びや周りの選手たちから受けた刺激を忘れず、感じた自分自身の成果や課題としっかり向き合いFIFA U-17女子ワールドカップのメンバーとしてピッチに立てるよう、これからも日々努力を重ね、もっとレベルアップしていきたいです。
大会期間:3月16日(木)~3月21日(火・祝)
大会会場:沖縄県うるま市/うるま市具志川多種目球技場
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