ニュース
JapaFunCupをJヴィレッジで開催!!
2019年06月23日
6月22日(土)、日本サッカー協会は2014年よりサッカーを通じた国際交流活動をともに進めている国際交流基金アジアセンターと共に「JapaFunCup」を開催し、東南アジア11カ国から編成された選抜チーム「Asian Eleven U-18東南アジア選抜」とU-18東北選抜の試合を福島県のJヴィレッジで行いました。
試合は両チームとも持ち味を発揮し、90分で決着はつかず、PK戦にて勝敗を決することになりました。このPK戦を5-4でASIAN ELEVENが制し、優勝カップを受け取りました。
このJapaFunCupはオンザピッチのみならず、オフザピッチでもさまざまな活動が行われました。フードコーナーには東南アジア各国のナシゴレンやグリーンカレーなど代表的なメニューが顔を揃え、「食」の面で東南アジアを楽しむ場となりました。また来場者の協力も得て、マッチフラッグを作成。白い布にそれぞれが日本とアジア諸国の文化を反映させたペイントを施し、オリジナルの作品を次々と作り上げ、これらが試合の際にスタジアムに飾られ、大会を盛り上げました。さらに会場の入場ゲート付近には各国の民族衣装を身にまとった若者がずらりと並び、一緒に写真を撮る企画を展開。来場者は多方面からアジアに触れることのできるイベントとなりました。
ハーフタイムにはJapaFunCupのテーマソング「I BELIEVE」を歌うLittle Glee Monsterによるミニライブも行われ、スタジアムは大いに盛り上がりました。
これからも日本サッカー協会はサッカーを通した国際交流を促進し、各国の皆さんとの友好を深め、国際社会に貢献することを目指して活動を続けていきます。
監督・選手コメント
古賀琢磨 監督(ASIAN ELEVEN)
難しい試合でしたが、PK戦でとはいえ勝てたことは選手にとっても、チームにとっても良い結果だったと思います。観客の皆さんにはASEANの選手たちの能力の高さを見ていただけたのかなと思っています。特に中盤の選手たちは近い将来Jリーグでもプレーできると私は思っているので、そういう意味でも良い試合になりました。短い期間でしたが、チームがひとつになれたことが大きかったと思います。
手倉森浩 監督(U-18東北選抜)
東北の課題であり、日本の課題でもある得点力不足で試合を0-0で終えることになってしまいました。勝てなかったことは残念でしたが、逆にアジア諸国の選手たちのレベルの高さに驚きました。日本もうかうかしていられないなと感じましたし、良いライバルとしてお互い成長していきたいと思いました。ASIAN ELEVENの選手たちはボールを持ったときに落ち着いていたし、テクニカルでした。一瞬のマークをはがす動きなど、日本人もアジリティや俊敏性といったところは世界に通用すると言われていましたが、アジアの選手たちもそこは速かったです。東北の選手たちも良い経験をさせてもらったと思います。
チャーンナロン・プロムシーケーオ 選手(ASIAN ELEVEN)
拮抗した試合だったと思います。東北選抜が攻撃的でしたので、私たちは守備をする時間が長かった、でもチャンスはどちらにもありました。貴重な経験ができました。日本の選手たちとプレーすることで自分たちの足りないところやもっと頑張らないとレベルアップできないということを実感できました。