ナショナルトレセン2日目、午前は守備、GKはブレイクアウェイ、午後は攻撃①（ゴールへ向かう組み立て）、GKは攻撃参加のトレーニングを行いました。
夜の全体ミーティングでは明日のトレーニングテーマの説明・確認がなされるとともに、最後に「もっとできるんじゃないか！ ナショナルトレセンに来ただけで満足してないか！ 自分をアピールしてほしい。自分のいいところをもっと見せてほしい。」という加藤賢二コーチ（ナショナルトレセン女子U-15チーフ）からの話があり、選手たちは活動の半分を終えて改めてナショナルトレセンに参加する意味・意義を確認したようでした。

選手コメント

【午前のトレーニングについて】

内藤夏鈴 選手（北海道：バーモス恵庭フットボールクラブ）
今日の午前、「守備」のトレーニングで意識したことは、常に声をきらさず、自分がアプローチするときにも声をかけ、味方にもコーチングし、組織的に奪うこと、アプローチを一歩で多くかけ、相手を自由にさせないことです。うまくいかなかったことはボール保持者の位置によってチャレンジでき、カバーもできるポジションを取り続けることです。なので、今後は自分のポジショニングに気を付け、パスの距離やスピードに応じたアプローチをして、確実に奪いきることを意識してプレーしたいです。 そして、この4日間はたくさんのことにチャレンジして、他の地域の人のいいプレーを吸収して、今自分にできることを全力でやり、成長につなげていきたいです。

石垣穂之華 選手（東北／宮城県：FCみやぎ）
午前のGKトレーニングは「ブレイクアウェイ」でした。フロントダイビングとブロッキングをやりました。 フロントダイブでは、ボールに最短距離でいくことを意識しました。相手の選手の足からボールが離れるのは一瞬なので、そのチャンスを逃さないようにして、横にずらされてもついていくのが難しかったです。でも、足からボールが離れたときにはしっかりと最短距離でいけたことが多かったのでよかったと思います。 ブロッキングでは、全身を使って面をつくりシュートブロックをすることが難しかったですが、相手との距離をつめることでブロックがしやすくなることを学びました。 今日学んだことを明日からもしっかりと生かしていき、学びが多い4日間にしたいと思います。

【午後のトレーニングについて】

池田紫音 選手　（東海／静岡県：常葉学園橘中学校女子サッカー部）
今日の午後は攻撃についてトレーニングしました。私は特にゴールを奪うということを意識しました。普段より高いレベルの中なので、ドリブルで抜ききることやパスを良い状態で受けることが難しかったです。でも、ボールを受けたときにゴールを目指して行くことで、自分でシュートを打つことができたり、それができなくても状態の良い味方にパスをつなげたりすることができたと思います。 明日は今日できなかったことを意識して、さらにレベルアップできるようにがんばりたいです。明日は明日のベストを出せるように精一杯がんばります。

本間珠幸 選手　（関東／埼玉県：浦和レッズレディースジュニアユース）
ゴールキーパーの午後のトレーニングは「攻撃参加」でした。私は攻撃参加があまり得意ではなく、バックパスを受けると今まで焦ってしまうことが多かったです。ですが、今回のトレーニングでファーストタッチや相手の動きを観たりすることを意識することでプレーに余裕が生まれ、パスもいつもより丁寧に出すことができました。遠くにいる仲間へロングパスを出すときにズレてしまうことがあるので、次は１つレベルアップして、ロングパスでも正確に仲間が受けやすいボールを出せるようにしていきたいと思います。 ゲームでは、攻撃参加で学んだことを活かし、積極的にバックパスを受けて、完全に仲間へつなぐことができました。バックパスを受けたときだけでなく、キャッチしてからのフィードにも挑戦していきたいです。また、シュートストップでは、初日のトレーニングを活かし、無失点に防ぐことが出来たので良かったです。 ゴールキーパーは11人目のフィールドプレーヤーということを常に頭に入れて、今までやこれからのトレーニングで学んだことをゲームで発揮し、今回のナショナルトレセンを無失点で終われるように頑張りたいと思います。そして、チームに帰ってからも成長していけるようにしたいと思います。