ニュース
JFAエリートプログラム女子U-14 韓国に4-0で勝利 JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業(11/17 - 22)
2018年11月20日
トレーニングマッチ第1戦 vs U-14韓国女子代表
2018年11月19日(月) キックオフ 15:00 試合時間 70分(35分×2)
大分スポーツ公園 サッカー・ラグビー場B(大分県/大分市)
U-14日本女子選抜 4-0(前半2-0、後半2-0) U-14韓国女子代表
得点
8分 土方麻椰(U-14日本女子選抜)
15分 浜野まいか(U-14日本女子選抜)
42分 根府桃子(U-14日本女子選抜)
53分 角田楓佳(U-14日本女子選抜)
スターティングメンバー
GK:田村亜沙美
DF:林愛花、野口初奈、小山史乃観、中村晏実
MF:角田楓佳、根府桃子、正野瑠菜、川本美羽
FW:土方麻椰、浜野まいか
サブメンバー
GK:田島伊織
DF:故引美鈴、佐々木里緒、青木夕奈
MF:名越杏香、白沢百合恵、藤澤和心
FW:鈴木愛理沙、平原花珠
交代
HT 田村亜沙美 → 田島伊織
HT 川本美羽 → 青木夕奈
HT 浜野まいか → 白沢百合恵
49分 土方麻椰 → 鈴木愛理沙
49分 正野瑠菜 → 名越杏香
65分 小山史乃観 → 故引美鈴
68分 根府桃子 → 平原花珠
68分 野口初奈 → 藤澤和心
68分 角田楓佳 → 佐々木里緒
マッチレポート
JFAエリートプログラム女子U-14の活動が17日(土)から大分でスタートしました。
エリートプログラムはU-13、U-14でそれぞれ3回の活動を実施しますが、今回はU-14の2回目の活動となります。全国9地域のトレセンから選ばれた選手たちが集まり、U-14韓国女子代表とピッチ内外で交流を行います。
初日、キャンプ地に集合した20名の選手たちは、早速トレーニングに取り組み、18日(日)の大分トリニータレディースU-18とのトレーニングゲームを経て、19日(月)に日韓戦の第一戦を迎えました。
初戦とあって両チームに緊張感が漂うなかで15:00キックオフ。互いにボールの奪い合いが続き、前半8分、土方麻椰選手のゴールで先制点を奪うと、15分には浜野まいか選手が追加点を挙げ、前半を2-0で折返します。
後半、追加点を狙う日本は、途中で苦しい場面もありながら韓国からのプレッシャーに対応し、根府桃子選手、角田楓佳選手の追加点へと繋げ、韓国に4-0で勝利を収めました。韓国代表との第2戦は、11月21日(水)に行われます。
※この活動はJOC日韓競技力向上スポーツ交流事業です。
GKコーチコメント
轟奈都子 JFAナショナルトレセンコーチ
活動3日目となる今日は午前中にゴール前の攻防やクロスの攻防のトレーニングを行い、午後は韓国女子U-14代表との第1戦でした。試合前のミーティングでは、これまでの活動や今回のキャンプで取り組んできたこと、試合で取り組むこと、強い気持ちを持って闘うことを全員で再確認し、試合に臨みました。選手たちはウォーミングアップからミーティングで再確認したことを意識しながら取り組み、試合のなかでも全力で闘う姿をみせていました。
試合開始早々は相手のプレッシャーに対しバタバタしてしまうシーンが見受けられましたが、その後は攻撃の優先順位を意識しながらゴールに向かう場面や連係してプレッシャーをかけて球際に厳しくボールを奪うシーンが多く見られるようになりました。試合に出ていない選手たちもそれぞれの役割で何をするべきかを考え、チームのために行動し、チーム全員の力で勝利を収めることができました。ただ、相手の状況を把握できずにボールを奪われたり、3人目の関わりの意識が薄くボールを失ってしまうシーン、攻撃から守備に切り替わった時のバランスが良くなく相手にプレッシャーをかけられずに自陣深くまでボールを運ばれるシーンもあり、攻守において課題も多く出ました。明日からのトレーニングで課題を修正し、さらに積み上げて第2戦を迎えられるように全員でしっかりと取り組んでいきたいと思います。
夜のミーティングでは、なでしこジャパンのコーチで大部由美ナショナルトレセンコーチ女子担当サブチーフが日本女子サッカーの歴史やなでしこジャパンの様子、世界で活躍できる選手になるために意識して取り組むべきことを話してくださいました。選手たちにとって、とても貴重な時間になったと思います。選手たちには今回のキャンプで学んだことや気づいたことを、今後も高い意識と強い意志を持って取り組み続けてもらいたいと願っています。
選手コメント
GK 田村亜沙美 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
3日間トレーニングをし、今日の日韓戦に備えました。主に「ポジショニングをとり続けること」と「ビルドアップに積極的に参加すること」を意識してきたので、それを目標に頑張りました。試合では、目標としてきたことを意識することはできましたが、課題もたくさん見つかりました。特に課題だと感じたことは、ビルドアップのパススピードです。弱くて相手に取られたり、味方が苦しくなるパスを出してしまいました。この失敗を次のトレーニングや試合で改善していきたいです。また、このパススピードは普段から意識して変えていく必要があると思うので、チームに帰ってからも頑張っていきたいです。
FP 林愛花 選手(JFAアカデミー福島)
今回のエリート活動は、私にとって少し特別なもので、楽しみと緊張がありました。なぜなら、日韓戦があるからです。韓国とは一年ぶりの再会になるのと同時に対戦になります。この一年間、「個」として積み上げてきたもの、「チーム」として築いてきたもの全てを発揮し、勝つことを意識しました。自分自身、この一年でできるようになったこと、まだまだ改善しなければいけないところを見つけ、改善点に関しては前向きにトライしました。そして今日の日韓戦では、韓国の球際の激しさや執着心の強さに苦戦しましたが、守備では絶対にやらせない、攻撃では決めきるという強い気持ちでプレーしました。結果として勝つことができましたが、課題も見つかったので、またトライしていきたいです。また、大部さんのレクチャーでは、「世界の厳しさ」や間近に迫るワールドカップの話がありました。「自立」、人としてつくりあげること、それがサッカーの技術になるということを学びました。これから意識して、代表に入れるように、練習を徹底していきます。
FP 中村晏実 選手(益城ルネサンス熊本FC)
初めてエリートプログラムに参加しました。ここまでの三日間、初めて会った選手とトレーニングをして、最初は少し緊張もしましたが、みんなが声をかけてくれて、楽しく過ごすことができました。日韓戦ではセンターバックとしてプレーし、ビルドアップや空中戦で負けないことを意識して戦いました。空中戦では、ヘディングを後ろに反らしてしまったり、1対1で抜かれて、相手に負けていた時があったので、次の2戦目では1対1や空中戦で相手に体をぶつけたりしてピンチをチャンスに変えられるように頑張りたいです。この3日間で失敗したことや改善した方が良いと感じたところをしっかりと見つめ直して、次の日韓戦ではもっと圧倒してプレーできるようにしたいです。
スケジュール
11月17日(土) | PM | トレーニング |
---|---|---|
11月18日(日) | AM/PM | トレーニング |
11月19日(月) | AM | トレーニング |
4-0 | トレーニングマッチ vs U-14韓国女子代表 | |
11月20日(火) | AM | トレーニング |
PM | オフ・ザ・ピッチ プログラム | |
11月21日(水) | AM | トレーニング |
15:00 | トレーニングマッチ vs U-14韓国女子代表 | |
11月22日(木) | AM | トレーニング |
※時間は全て、現地時間となります。
最新ニュース
- 選手育成 2024/11/21 バイエルン・ミュンヘンへ短期留学 JFAとアディダスによる育成年代の選手を対象としたプロジェクト「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」~2024年度 第三弾が始動~
- 大会・試合 2024/11/21 決勝(11/23)チケット当日券の販売について 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 大会アンバサダー三笘 薫 選手・CFCと協働 子どもたち30名ご招待
- 選手育成 2024/11/21 2024年JFA・Fリーグ特別指定選手に3選手を認定
- 指導者 2024/11/21 2025年度 JFA 女性指導者Bライセンススキルアップ研修会 開催要項~2025年度Aジェネラルライセンス受講に向けた準備コース~
- 日本代表 2024/11/21 2025 SheBelieves Cupに参加が決定 なでしこジャパン(日本女子代表)