2019JFAエリートプログラムU-13トレーニングキャンプ後期が12月18日(水)、大分スポーツ公園で始まりました。

全国各地から選抜された22名の選手が5日間トレーニングを行うキャンプで、期間中は練習試合やレクチャー等さまざまなプログラムが行われます。今回は初選出の選手も多く参加したこともあり、少しの戸惑いからか、硬さの見えるプレーもありましたが、徐々にコミュニケーションも増え、選手同士和気あいあいと和やかな雰囲気になりました。

オフザピッチの部分では、U-15/U-17日本代表のコンディショニングコーチである小粥智浩さんからコンディショニングの重要性についてのレクチャーを実施。意識の高い選手の話を聞くことで、選手自身も気持ちをさらに高めて2日目以降、またその先のトレーニングに活かしせるよう真剣に話を聞いていました。また、トップレベルのプレーを見て、翌日以降のトレーニングにいいイメージで臨めるよう、EAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会 SAMURAI BLUE 対 韓国代表の試合を観戦。いずれのプログラムも同時期に行われているJFAエリートプログラムU-13 フューチャーキャンプのメンバーと合同で行われました。

12月19日(木)にはJFAエリートプログラムU-13 フューチャーと、12月21日(土)にはアビスパ福岡U-14とトレーニングマッチを行う予定です。

コーチ・選手コメント

松岡仁司 JFAアカデミー熊本宇城 コーチ
最初のガイダンスでは、選手たちが自分のストロングポイントと今回のキャンプでの抱負を交えた自己紹介を行い、このキャンプに対する意気込みを聞くことができました。その後ピッチへ移動し、アイスブレイクのあとトレーニングを行いました。その中で選手たちの表情は、最初の緊張した表情からワクワク・ギラギラした表情へと変わっていき、サッカーを楽しんでいるように見えました。最後のゲームでは、球際の激しさや状況を考えたプレーなど監督やコーチからの要求に応えながら、自分のストロングポイントを少しずつ発揮している選手もいました。2日目以降は、ピッチでのトレーニングやトレーニングマッチ、オフザピッチでのプログラムも含めて楽しみな時間がたくさん待っています。そこから多くのことを吸収し、成長していく選手の姿に期待しています。

浦上大和 選手（ベガルタ仙台ジュニアユース）
全国から集まった人たちとサッカーが出来て楽しかったです。今回のキャンプでは自分の全力を尽くし、仲間のストロングポイントを生かすことを頑張っていきたいと思います。今日の試合で良かったことは、ボール移動中に相手に寄せ、ボールを奪えたことです。悪かったことは、相手からボールを奪った後のパスをミスして、ボールを奪われたことです。明日からは、守備から攻撃にもっと関わってチャンスをいっぱい作り、自分が得意なミドルシュートなどを打っていきたいです。残りの4日間も頑張ります。

吉村征也 選手（ツェーゲン金沢U-15）
初日のプレーを終えて、みなレベルが高く自分はまだすべての力を発揮できなかったのですごく悔しかったです。自分のストロングポイントは裏への飛び出しとヘディングなので、2日目からはミスを怖がらずに積極的にチャレンジして自分の力を全て発揮できるように頑張りたいです。

杉浦駿吾 選手（名古屋グランパスU-15）
初日のトレーニングを終えて、ものすごくレベルが高いと感じました。僕のプレーがあまり出せなかったので個人としてのプレーの技術を高めて行かなければならないと改めて感じました。僕はこのキャンプで、色々なことを学んで自チームに持ち帰りたいと思います。
残りの4日間全力でプレーしていきます。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。