JFAアカデミーでは「常にどんな時でも（日本でも海外でも）ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー今治のレポートを担当するのは総務の松宮美里さんです。

アカデミー生の1日（起床～登校）

JFAアカデミー今治で総務をしている松宮です。
JFAアカデミー今治は、平日は寮に寄宿しアカデミーでの活動を行い、週末や長期休暇は帰省し地元のチームでの活動を行う「週末帰省型」のアカデミーです。
今回は寮で過ごす選手たちの1日の流れをご紹介します。
毎朝6時30分より朝の清掃活動を実施します。清掃場所は、居室やトイレ、お風呂場など、選手が毎日利用するところを分担して行います。現在は新型コロナウイルス感染防止対策のため、掃除だけでなく各清掃場所の消毒も実施しています。毎朝の清掃活動を通じて集中力を養いつつ、感謝の気持ちや継続の重要性を学びます。
続いて朝食です。朝食の準備は選手たちが当番制で行います。キッチンスタッフの作り立てのご飯やおかず、みそ汁などを人数分に取り分けておきます。
朝食を食べ終わると中学校へ行く身支度をし、7時35分には全員が自転車で寮を出発します。
登校までの時間はいつも慌ただしくなりますが、選手たちはいつも元気いっぱいです！

アカデミー生の1日（下校後～消灯）

学校を終え、16時頃には全員が自転車で下校してきます。
月曜日はトレーニングがオフのため、下校後の時間は自主練習を行ったり、リラックスの時間に使ったりと各自で時間の使い方を考えて過ごします。
火～木曜日は、下校後にトレーニングの準備をし、16時20分には練習場所の桜井海浜ふれあい広場サッカー場へ向けてバスで出発します。トレーニング終了後、寮に帰ってくると順次入浴を済ませ夕食の配膳準備を行い、19時半から夕食です。本来であれば、夕食時は、その日の学校での出来事や、トレーニングについての話など、学年に隔たりなく会話を楽しみながら食事をとるので、とても賑やかな時間ですが、現在はコロナウイルス感染症対策のため、入浴や食事の時間を分散や黙食での食事を行っています。また、自身の身体づくりのため、ご飯のおかわりなどにも積極的に取り組む様子も見られます。
夕食後、消灯22時30分までの時間は各自洗濯や学習、翌日の学校の準備をします。
また、JFAプログラム実施日には、20時30分より約1時間、学年ごとに分かれてプログラムを実施します。隔週1回程度の実施となりますが、プログラム実施日では限られた時間の中で工夫して生活することが大切です。

金曜日は帰省日となります。下校後に寮施設内にあるグラウンドにて約1時間程度、週末の活動に向けたコンディショニングトレーニングを行います。トレーニング後は、入浴を済ませ帰省の準備を完了させます。18時より軽食を食べて18時30分に帰省開始となります。

最後に

週末帰省型のJFAアカデミー今治にとって、寮で過ごす1週間（5日間）は長いようでとても短く、あっという間に毎日が過ぎていきます。限られた時間の中で、JFAアカデミーのフィロソフィーである「常にどんな時でもポジティブな態度で何事にも臨む」ことで、より充実した毎日を送ることができ、それが個人の成長へと繋がります。
それぞれが思い描く夢の実現に向け、今後もしっかりとサポートしていきたいと思います。