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JFAアカデミー熊本宇城 9期生が「日本一の石段登り」、「Jリーグの大会運営補助」を行う
2017年04月20日
JFAアカデミー熊本宇城 9期生が4月13日(木)、学校の振替休日を利用し、毎年恒例になっている日本一の石段登りに挑戦しました。熊本県下益城郡美里町にある石段は3333段あります。当日は天候にも恵まれ、9期生15名全員で3333段の頂上に立ち、頂上にある釈迦院も参拝しました。
また、16日(日)には熊本地震復興支援マッチとして行われた明治安田生命 J2リーグ 第8節 ロアッソ熊本 対 松本山雅FCの試合の運営補助としてスタジアムでさまざまなサポートを行いました。
アカデミー生コメント
後藤亨 選手(西南フットボールクラブ 9期生:中1)
日本一の石段登り
1800段くらい登ったあたりからとてもきつくなりましたが、みんなと力を合わせて登ることができました。自分が先頭を歩いている時は、後ろにいる仲間を気遣って少し待ってあげたり、最後の頂上にあがる3333段目ではみんなで一緒にゴールしようと呼びかけました。チーム全員で何かを成し遂げたほうが達成感が大きくなるし、信頼感も高まるからです。今日、みんなのチームワークが高まったのでこれからの練習や寮での生活に生かし、さらに仲間との結束を高めたいと思います。
岩川晴彦 選手(ソレッソ熊本 9期生:中1)
日本一の石段登り
最初は、簡単に頂上まで行けると思っていましたが、3333段は数が多すぎてとてもきつかったです。とてもきつい時には、みんなで声を掛け合いながら登りました。「最後まで頑張るぞ」「みんなで盛り上げていこう」など、自分から声をかけるだけでなく、周りの仲間からも励まされました。みんなで助けあいながら登れたので楽しかったです。この先、サッカーのトレーニングでもきつい時があると思うので、お互いに声を掛け合って最後まで諦めないように支え合いながら頑張りたいと思います。
黒川亮介 選手(太陽SC熊本玉名 9期生:中1)
試合の運営補助
僕はホームチーム側の入場ゲートで、マッチデープログラムやポスターの配布を行いました。熊本地震復興支援マッチに約14000人ものサポーターやファンの方々が来場し、とても大変な仕事でしたが笑顔を忘れず、会場に来てくださった皆さんが楽しく観戦できるように努めました。その他にも、スタンドの掃除やイベントの会場作り、広告看板やピッチの準備など、多くの運営スタッフの方が試合を成功させようといろいろな仕事をされていた姿に感動しました。サッカーを通して熊本や応援してくださるの方々が1つになれること、スポーツの素晴らしさに気づくことができました。ボールパーソンでは、プロの試合を間近で見ることができ、選手たちは球際では強くぶつかり合い、絶対に勝ちたい、諦めないという気持ちを前面に出してプレーしていたのですごかったです。今回の経験を通して自分も多くの方に支えられていることに気づけたので、両親やアカデミーのスタッフ、チームの関係者、小川中学校の方々に感謝の気持ちを忘れずに行動したいです。
木場海斗 選手(鹿児島ユナイテッドFC U15日置 9期生:中1)
試合のボールパーソン
試合に向けて、僕はボールの準備を担当しました。試合で使用するボールには決められた基準があることを知り、1つ1つのボールの空気圧を正確にチェックして空気を入れました。試合が始まりボールパーソンで意識したことは、走ってきた選手がボールを取りやすいように両手で下から渡すようにしました。僕は常にボールを持っている担当だったので、ピッチにいる選手にボールを渡した後、ボールをくれる仲間とアイコンタクトをとり、素早く受け取って自分の位置に戻りました。運営スタッフの方からボールパーソンは常に冷静な気持ちで行うことが大事だと教えてもらっていたので、試合の終盤に選手たちから素早くボールを要求された時にも、落ち着いて渡すことに集中することができました。プロの選手を近くで見ることができ、堂々とした立ち居振る舞いやファンやサポーターを大事にする様子をみて、人としてしっかりしていないとこの舞台には立てないのだと分かりました。今回の経験は自分の目標になっただけでなく、普段から心がけて行動しようと思います。