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九州全域の小学生と保護者を対象にアカデミー体験会を開催 ~JFAアカデミー熊本宇城~
2018年03月27日
宇城市ふれあいスポーツセンターで、JFAアカデミー熊本宇城体験会が21日(水・祝)に行われました。これは、九州全域の小学生(新6年生、新5年生)と保護者を対象に、JFAアカデミーの活動を広く知ってもらうことを目的として開催しています。
当日は雨の中での開催となりましたが、午前の部、午後の部と合わせて43名の選手が参加し、説明会や公式Webサイト上の情報だけでは伝わりにくいJFAアカデミーの活動を実際に体験してもらいました。また体験会の実施にあたっては、アカデミー生が運営をサポートしました。JFAアカデミーでは、世界基準で活躍する選手になるべく、サッカーはもちろんのこと、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。
アカデミースタッフコメント
宮川真一 チーフコーチ
JFAアカデミー熊本宇城は、今年で開校10年目を迎えます。これまでもサッカーの活動を通して多くの九州の方々と交流をさせていただきました。この体験会は、アカデミー熊本宇城のことをより多くの小学生、保護者の方々に知っていただきたいという想いから企画しました。当日は、小学生にはアカデミーで取り組んでいるトレーニングを、保護者の方々には説明会を実施し、アカデミー活動と同時に九州の拠点としての役割についても話をさせていただきました。10年目の今年も笑顔があふれるアカデミーを皆さんとともに作っていきたいと思っています。
アカデミー生コメント
向井貴都 選手(8期生:中2/川崎FC)
アカデミー体験会をサポートする中で、体験生にいつも通りのプレーができるように貢献したいと思いました。常に周りの様子を見て、判断しながらサポートすることに努めました。アカデミーの施設を紹介する際には、事前に打ち合わせていた役割と違う状況になっても、仲間とコミュニケーションを取りながら、今どんな状況になっているかという情報を共有して解決することができ、無事に進めることができました。日常から電気の消し忘れや洗濯物が残っていないかなど、常に気を配る行動が役に立ったと思います。周りを見て、状況の変化に気づき、判断して行動に移すことはサッカー面でも生活面でも役に立つことなので、これからも意識して行動したいと思います。
木場海斗 選手(9期生:中1/鹿児島ユナイテッドFC U-15日置)
体験会に来てくれた選手たちを見て、自分の小学生の頃を思い出しました。僕は、小学生の頃からプロサッカー選手になるという夢があります。小学6年生の時に県トレセンでアカデミー熊本宇城のことを知り、行きたいと自分から家族にお願いしました。夢を叶えるために、どんなゴールキーパーからも点が取れるストライカーになりたい目標もありました。その頃から考えると、今の自分は少し成長できたと思います。サッカー面では、判断する選択肢が増えたし、攻撃でも守備でも簡単に倒れないようになりました。生活面では、毎朝布団や洗濯物を畳んだり、整理整頓など、自分の身の回りのことは自分でできるようになりました。いろんな方々と関わる中で自信もつき、自分の意見をしっかりと話すように意識が変わりました。もうすぐ新入生が入校してくるので、良い手本となれるように何事にも進んで行動したいと思います。