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JFAアカデミー熊本宇城 「決意表明、昨年を振り返って」
2020年07月02日
7月になり、入校から3ヶ月が過ぎようとしています。新型コロナウイルスのため活動自粛期間もありましたが、アカデミーでの日常が戻りつつあります。そこで、選手たちが入校時に掲げた決意や昨年の目標を振り返り、新たな目標を設定しました。
アカデミー生コメント
岩永創太 選手(10期生:中3/UKI-C.FC)
今年の目標は、怪我や病気にならないこと、そしてサッカーをより理解することです。
決意表明で、僕はポジティブに考えることの大切さ、困難な状況でも前向きに捉えて乗り越えていくと決意しました。昨年は怪我が多く、プレーできる時間が少なくなりました。
普段から自分の体をケアできていなかったことが原因で疲労が溜まってしまい、怪我が起きたのだと医者やトレーナーの話を聞いて分かりました。怪我でサッカーができないのは初めての経験でしたが、自分の体について知識が増やせるチャンスだと考える事ができ、乗り越えることができました。特にリハビリ期間は、体幹を強くしたり、アイシングでは怪我の時だけでなく疲労回復にも効果的なことを学ぶことができました。体のことだけでなく、サッカーのこともより理解もすることが大切なので、ポジションごとの役割や、プレーの判断基準についても学びたいです。
だから私は、今年の目標を「常に万全な状態でプレーできること、サッカーをより理解できること」に設定しました。そのために、毎日の体のケアを欠かさず、みんなとサッカーができる時間を充実したものにしたいと思います。
栗下心暖明 選手(11期生:中2/鹿児島ユナイテッドFC U-15)
今年の目標は、サッカーができる環境への喜びを忘れず、一緒にプレーできる仲間に感謝してプレーすることです。昨年は、両親や指導者に感謝することができたと思います。車での送り迎えや練習では、気持ちを込めて「ありがとうございました」と感謝の気持を伝えました。なぜなら、自分自身が成長できる環境を与えてもらっていることに感謝しているからです。
ですが仲間へ感謝する気持ちは足りなかったと感じています。今までは、仲間とサッカーができることを当たり前だと思っていました。しかし、仲間がいないとサッカーは成り立たないということを新型コロナウイルスの自粛期間で思い知らされました。サッカーができる環境を作ることは、簡単なことではないことを学べたと思います。
だから今年の目標を「仲間と一緒にプレーできる喜びを忘れず、サッカーができる環境や日々支えてくれる方々に感謝し続けること」に設定しました。好きなサッカーをすることができていることに感謝して行動したいと思います。
吉本大悟 選手(12期生:中1/UKI-C.FC)
今年の目標は、「守備力を向上する」ことです。
入校式の決意表明で世界基準について自分の考えを発表しました。
僕は小学生の頃、バルセロナのキャンプでMVPに選ばれ、スペインに行ってプレーした経験があります。そこで感じたことは、スペインの選手のテクニックはもちろんのこと、特に体の強さの違いに驚きました。僕が守備をした時、体を入れたけど、相手の体の強さに負けてボールを奪えませんでした。他にも、切り替えの意識や自分の体力不足のせいで自分のマークの選手がフリーになってしまい、得点を決められてしまいました。きつい時に、僕は周りの選手より速く走れませんでした。体力が足りないと思いました。そして守備のスライドなど、サッカーの理解を高めることも必要だと考えました。
だから僕は、今年の目標を「攻守の切り替え」と「守備力を向上する」ことに設定しました。目標が達成できるように頑張ります。