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JFAアカデミー熊本宇城 「決意表明、昨年を振り返って」
2020年07月29日
時折見せる晴れ間でも暑さが厳しくなり、選手たちは元気に小麦色に日焼けしています。アカデミー生が通っている宇城市立小川中学校は8月初旬から夏休みが始まるため、アカデミーで過ごす期間も残り1週間となりました。
そこで、選手たちが入校時に掲げた決意や昨年の目標を振り返り、新たな目標を設定しました。
JFAアカデミー熊本宇城では、2021年入校生を募集します。
詳細はこちらをご確認ください。
アカデミー生コメント
竹下悠 選手(10期生:中3/BUDDY FC)
今年の目標は「自律」です。
入校時の決意表明では、アカデミーで出会った仲間と協力し合い、切磋琢磨しながら3年間で成長することを宣言しました。昨年を振り返ると、サッカーや生活の中で仲間と声を掛け合い、助け合って協力しながら過ごすことができたと思います。しかし、自分にとって必要な勉強時間や体をケアするための時間を作り出せなかったことも多く、強い意志を持って行動できませんでした。だから私は今年の目標を自律にしました。日常生活における細かな部分がピッチでのプレーに表れるからこそ、今の自分に何が必要かを問い続け、自らルールを設定して取り組み、生活面でもサッカー面でも自立した選手を目指したいと思います。
畑拓海 選手(11期生:中2/FC KAJITSU U-15)
今年の目標は、常にハードワークができる選手になることです。
昨年、攻撃ではミスを怖がらずにチャレンジしたことで、ボールを受ける回数を増やすことができたと思います。しかし、守備では相手のカウンターに対して帰陣するためのスプリント回数を増やすことができませんでした。なぜなのか振り返ると、特に試合や練習の終盤、体力的にも自分が追い込まれた時に走れなかったことに気づきました。きつい時にこそ、どれだけ自分の全力を出すことができるのか。チームが勝っていても負けていても、常にボールに関わり続けることができる強い選手になりたいと決めました。今年の目標を「自分に厳しくハードワークができる選手になること」に設定したので、チームの指導者や仲間からも「強くなった」と思ってもらえるように、日々のトレーニングから常に自分に厳しくあり続ける選手を目指します。
岩永京剛 選手(12期生:中1/UKI-C.FC)
今年の目標は、自分のプレーを最大限に発揮することです。
昨年を振り返ると、自分のプレーで味方を生かすことができました。自分の得意なプレーは、オフザボールの動きで味方が使うスペースを作ることです。例えば、自分がトップの位置から下がって裏のスペースを空け、そこを味方が使ってゴールを奪うなど、自分の動きでスペースを作り出すことができたと思います。しかし、昨年のフットボールフューチャープログラムや九州トレセン大会では、自分のプレーを最大限に発揮できませんでした。なぜなら相手選手のプレッシャーが速く、自分がドリブルをするのか、パスをするのか、シュートをするのかの判断が一瞬でも遅れると相手に奪われてしまったからです。だからこそ、素早い状況判断からゴールを奪うためのテクニックをもっと高めたいと考えました。そして、今年の目標を「いつでも、どんな相手でも自分のプレーを最大限に出せること」にしました。昨年できた攻撃における「自分のプレーで味方を生かす」ことをこれからも意識して、一日一日大切に取り組みたいと思います。