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JFAアカデミー熊本宇城 「決意表明、昨年を振り返って」
2020年10月01日
10月をむかえ、JFAアカデミー熊本宇城がある熊本県宇城市でも朝晩は涼しい風になり、過ごしやすい季節になりました。
年度のはじめは新型コロナウイルスの影響により、今までとは違った生活を余儀なくされました。半年が経ち、選手たちは入校時に掲げた決意や昨年を振り返り、新たな目標を設定しました。
JFAアカデミーではJFAアカデミーでは現在2021年入校生を募集しています。
こちらをご確認いただき、それぞれの締切までにお手続きください。
【出願締切】
JFAアカデミー熊本宇城(男子)2020年10月29日(木) 15:00
JFAアカデミー今治(女子)2020年10月1日(木) 15:00 ※延長しました
※JFAアカデミー福島(男女)、JFAアカデミー堺は締切ました。
アカデミー生コメント
鈴木佑理 選手(10期生:中3/ロンド サッカークラブ)
今年の目標は、受験に合格するための十分な学力をつけること、そしてプロサッカー選手になって活躍できるようにテクニックを更に磨くことです。
昨年を振り返ると、入校時に決意した「何事にも諦めず、挑戦する」という努力が足りなかったと思います。サッカー面において、守備では危ないスペースに素早く戻り、選択肢を持ってマークができるポジションを取るなど、状況に応じてプレーができるようになってきました。しかし、攻撃ではファーストタッチで自分の思うところにボールを止めるテクニックがなく、顔が下がって周りの状況を観ることができず、次のプレーも遅れてしまいました。だから、常に周りの状況を把握し、プレーの目的をもってファーストタッチ、そしてパスやシュートのテクニックを身につけることが目標です。勉強面では、教科によってテストの点数に差があります。課題になった苦手科目の重要語句、そして英単語を克服するためには、今までの勉強時間では足りません。毎日の自由時間を勉強のために使い、自分の壁を乗り越えたいと思います。
だから今年の目標は、勉強は理解できるまで復習を繰り返すこと、サッカーでは目的に応じたプレーができるよう状況判断、テクニックを追求するため、何度も何度もトレーニングで挑戦し続けます。ミスが起こってもすぐに切り替え、相手からボールを奪い返し、相手がボールを前進させないように守備を構築し、1つ1つのプレーをポジティブに全力でチャレンジし続けます。
竹馬奈玖 選手(11期生:中2/FCKマリーゴールド熊本)
今年の目標は、日々の練習に集中して取り組み自分の得意なプレーを増やすことです。
昨年を振り返ると、ゴールキーパーとして、味方が攻撃している時のリスクマネジメントやコーチングはできたと思います。しかし今年になってから、自分の特徴を向上する意識が足りていませんでした。その理由は、自分は周りのゴールキーパーと比べて身長が低いと感じていて、シュートのレベルも上がってどんどん止められなくなる現実に直面したからです。このままでは自分の夢であるプロ選手になれるのか不安な気持ちで一杯になり、自分に余裕が無くなってしまい自分と向き合うことができませんでした。
このことが影響して、掃除や勉強を取り組む姿勢にも出てしまいました。
オフザピッチからしっかり取り組み、ストレッチや体幹など、自分のコンディショニングを整えておくことで、オンザピッチでは常に全力でプレーすることに繋げたいと思います。なので今年の目標を、ゴールキーパーとして1本1本のプレーに集中してトレーニングに挑み、自分の課題と向き合い、自分の得意なプレーを向上することにしました。テクニックを一つ一つ確実にすることで、身長が低くても高いパフォーマンスを発揮できる選手を目指します。
児玉幹太 選手(12期生:中1/ソレッソ熊本)
今年の目標は、味方からパスを受ける前の準備を良くして、動きながらプレーできることです。入校時の決意表明では、夢を叶えるためにアカデミー生活をどのように充実させるか、3年間の見通しを考えるきっかけになりました。
僕はご飯を食べた後にダラダラしてしまうなど、何か1つのことが終わると、すぐに楽をしようと考えてしまいます。アカデミー生活では、自分が今、何をすべきか考え、自分のことだけでなく、チームのためにも行動できる人間になりたいと思います。
サッカー面では、昨年を振り返るとチームのキャプテンとして、守備では体を張って相手に得点を与えないことができました。しかし、攻撃ではボールを受ける前の準備が悪く、動きながらのプレーができませんでした。これからはゴールまでの逆算から、最も良い判断をしておき、良いポジションからタイミングを合わせて動き出すことで、動きながらプレーできることを目指します。
なので今年の目標は、生活面では今、何をすべきかを常に考えて行動に移すこと、サッカー面ではオフザボールで周りの情報を集めておきボールを受ける位置とタイミングを判断できることにしました。動きながら正確にプレーできるテクニックだけでなく、プレーした後も関わり続けられるように頑張りたいです。