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JFAアカデミー熊本宇城 「決意表明、今年を振り返って」
2020年12月01日
早いもので、今年も締めくくりの時節となりました。JFAアカデミー熊本宇城の選手たちも今年の締めくくりにむけて活動しています。そこで選手たちが入校時に掲げた決意や今年の目標を振り返り、新年に向けて新たな目標を設定しました。
アカデミー生コメント
林晃希 選手(10期生:中3/FC KAJITSU U-15)
来年の目標は、オンザピッチではどんな相手にも通用するようなテクニックを身に付けミスの少ない選手になること、オフザピッチでは進学先の新しい舞台に向かって自分自身を新しく創造することです。
今年を振り返ると、サッカー面では攻撃においてボールを前に運ぶためのサポートポジションがとれるようになりました。その理由はスタッフの話をよく聞き、自分で考えてトライし、分からないことがあったらすぐに解決策を探し、自信を持ってプレーしたからだと思います。課題は、オンザボールでのテクニックです。正しい判断ができても、意図した所に動きながらコントロールができませんでした。なので、習得するまで練習すること、そのための時間を作り出すこと、ボールを操作する時のバランスを向上するために体幹を強くすること、左右の足でできることが目標です。生活面では積極的にアカデミーの運営委員会に参加して、自分の役割を果たすことができました。これからもいろんな場面で自分から積極的に行動して力を発揮するために、日常生活から小さな変化に気づき、自ら行動に移し、集団生活の中で自分の役割が何であるのかを、常に気を張って生活していきたいと思います。
だから僕は来年の目標を、オンザピッチではコントロールの質を高めてミスの少ない選手になること、オフザピッチでは小さな変化に気づき、自分に何ができるか、そのために何をするべきかを創造することで高校生活に繋げたいです。自分を成長させるためにも残り少ないアカデミー生活を充実させたいと思います。
大町璃史 選手(11期生:中2/長崎ドリームFC)
来年の目標は、100%の状態でサッカーがプレーできるように、何が必要なのかを考えて行動できることです。今年を振り返ると、膝に痛みがあったにも関わらずサッカーがしたいという自分の気持ちを優先してしまい、全力でプレーができなかったり、リハビリをする時間が増え、結果としてサッカーができる時間が減ってしまいました。原因を振り返ると、怪我を予防するためにストレッチやアイシングができていなかったこと、痛みが出た時に自分で勝手に判断せず、すぐにトレーナーに相談しておけば正しい知識を得ることができたと思います。自分の将来の夢を考えた時に、今、何をすべきかを、冷静に考えて行動に移せることが大切です。今までは自分で解決できると考えていて、人の意見を受け入れる姿勢が無かったと思います。これからはアカデミー、所属チーム、学校、親などいろんな方々の意見を受け入れて、頼ることも必要だと感じています。
だから来年の目標は、100%の状態でサッカーがプレーできるように、何が必要なのかを考えて行動できることです。色々なことを学ぶ姿勢を忘れずに、自分に必要なことを選択できるようになりたいです。
溝田悠斗 選手(12期生:中1/FCソレイユ)
来年の目標は勉強とサッカーを両立することです。
小学校生活を振り返ると、苦手な国語や算数を分からないままにしてしまったので、アカデミーに入校してからは勉強も努力したいと考えました。例えば、学校で分からない事があれば先生や友だちに聞いて早めに解決すること、教科書を読み返して復習すること、アカデミーの勉強時間ではその日にやる内容を決めて無駄を無くすこと、文章を読んだり書いたりして憶えるまで勉強することや予習も行うようにしました。今では授業も分かることが増え、1つ1つのことに一生懸命に取り組むことや、自分が理解できるまで諦めない、後回しにしないことの大切さを学びました。これは、サッカーにおける1つ1つのプレーでも同じだと思います。僕はゴールキーパーだからゴールを守るために、テクニックをいつ、どのように使うか理解しておくことや、攻撃でのビルドアップにおける役割など、勉強を頑張るとサッカーも理解できることが増えました。
だから僕は、今年の目標を勉強とサッカーを両立させることにしました。そのためには、時間を大切にして、毎日を計画的に過ごす必要があります。自分の夢や目標を叶えるために、「昨日の自分より良くなる」という強い意思を持って行動し、いろんなことを身に付けられるように取り組みたいと思います。