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JFAアカデミー福島/JFAアカデミー熊本宇城 ナショナルトレセンU-14地域対抗戦に参加
2022年12月07日
11月24日(木)から11月27日(日)にかけて、ナショナルトレセンU-14後期地域対抗戦(U-14:福島・Jヴィレッジ、U-13:静岡・時之栖)が開催されました(https://www.jfa.jp/news/00031117/)。
JFAアカデミーはJFAアカデミー福島EASTとJFAアカデミー熊本宇城に所属するU-14、U-13の選手の中から、U-14とU-13それぞれ16名ずつ選出されたメンバーが参加しました。福島の選手と熊本宇城の選手が一緒に活動する機会はとても貴重です。初対面の選手がほとんどでしたが、U-14、U-13ともに福島と熊本宇城の選手が互いに協力して取り組めました。
また、他にも全国9地域から選ばれた選手たちが参加していたため、高いレベルの試合となりました。普段味わうことが難しいスピードのあるプレーや高いレベルのテクニックに選手たちは最初、苦労している様子が見られましたが、試合を重ねるにつれて自分たちが積み重ねてきたことを発揮する場面が見られました。たった4日間という短い期間の中でも、選手一人ひとりは様々な刺激を得られ、とても貴重な経験となりました。活動を通して今回得たもの、新たに気付かされたものを日常に落とし込み、さらなる進化のために日々取り組むことが期待されます。
U-14(中2)コメント
大竹玲 選手(福島16期生/中2)
ナショナルトレセンに参加できて素直に嬉しかったです。しかし、参加して「もっと努力しないと、もっとやらないといけない。このままだと自分の夢や目標を叶えることができない」と自分のレベルの低さを改めて感じました。
そう感じた理由は、2つあります。1つ目は、チームとして5試合中1試合しか勝てなかったということです。振り返ってみるとチームを勝たせるために自分がチームを鼓舞するなど、もっとやれることがあったのではないかと思います。一方、期間中のチームミーティングで、攻撃で相手の背後を取りにいくアクションをすること、守備で良いポジションからプレッシャーをかけ、その強度を強めることなどを整理し、実際にプレーで表現できました。このように、ナショナルトレセンに参加する前と後ではチームとして成果も得られたのではないかと思います。
2つ目は、自分がボールを受ける際、ボールを受ける前にあまり情報を集められず、次のプレーを選択するための判断材料が少なく判断が遅くなってしまい、その間に相手がプレスに来て、焦ってミスキックするなど、ミスが連続してしまうことが何回もあったことです。普段の練習や試合ではできていたプレーが、レベルが高くなったらできなかったことがとても悔しかったです。もっと高いレベルを意識して普段の練習などに取り組まないといけないと思いました。
今回のナショナルトレセンに参加して、課題を見つけられ、個人としてもチームとしても少しは成果を得られ、良かったと思います。最後に、ナショナルトレセンの開催のために尽力してくださった方々に感謝申し上げます。
野﨑颯也 選手(熊本宇城13期生/中2)
ナショナルトレセンに参加できましたが、このような環境を作ってくださったすべての方々に感謝申し上げます。
僕がナショナルトレセンに参加して思ったことは2つあります。
1つ目は、自分が置かれているレベルです。他の地方の皆は僕よりも「止めて蹴る」がとても上手く、オフの動きの質が全然違いました。例えば、レベルの高い選手たちは、次のプレーを常に考えた動きをしていたと感じました。一方、僕はまだそこまで考えてプレーできていませんでした。自分にはまだまだ努力が必要だと思いました。
2つ目は、トレーニングの質です。ナショナルトレセン1日目にアカデミー福島のメンバーとトレーニングをしました。福島でのトレーニングは宇城に比べて強度が強く、質が高く感じました。その中で自分の良さを発揮する福島のメンバーには驚かされました。しかし、他の地域から参加した選手たちはもっとレベルが高く、5試合中1試合しか勝てず、最終順位は10チーム中9位でした。福島のトレーニングでもまだ足りないことが多いと感じると共に、宇城での普段のトレーニングを考えると全然足りないと思いました。
この2つのことから僕は、自主練をもっとたくさんする必要があると思いました。また、日々のトレーニングでもっと声を出したり要求したりして、トレーニングの質をもっと高めていく必要があると感じました。今回得た経験を活かし、これらからももっと努力をして自分の夢を叶えるために頑張りたいです。
U-13(中1)コメント
永山慶輔 選手(福島17期生/中1)
ナショナルトレセンに参加するにあたり、スタッフの方々や運営の方々の準備と協力があって開催できたのだと思います。このような環境下でサッカーができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ナショナルトレセンに参加して学んだことと変わったことがあります。
まず、試合で学んだことは「技術」、「プレス」、「攻→守の5秒間のプレス」、「相手の矢印」、「個人の強さ」です。強いチームと試合してみて、彼らは特に「技術」、「プレス」、「個人の強さ」は僕らよりも上回っていました。これらの試合で感じた差を埋めるべく、また彼らのレベルを追い越せるように日々のトレーニングに取り組まねばならないと感じます。
次に、ミーティングで学んだことは「武器を持っておく」、「弱点を減らす」、「攻守どちらもできる選手になる」、「チャレンジが大切」、「真のエリートになる」、「『俺が決める』という強い気持ちを持つ」、「覚悟」、「フィロソフィー」です。どれも一流のサッカー選手に欠かせないものです。他にも影山雅永さん(JFAユース育成ダイレクター)にレクチャーいただいた中で、「常に新しい気づきを得るために、物事の見方を変える大切さ」を学びました。影山さんからいただいた言葉はどれも大切なことだと思いました。これらを聞いて満足するのではなく、意識し継続して取り組んでいかないといけないです。
そして、4日間過ごしてみて変わったと感じることは、「チームに戻って自分が1番活躍するという強い気持ちを持つこと」と、「何事にも自信を持って行動ができるようになったということ」です。これらのことを続けていきたいです。
ナショナルトレセンではたくさんのことを学べたので、これからも夢を達成できるよう引き続き努力していきたいです。