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5期生御殿場遠征

2014年08月30日

日中はまだまだ蝉の声が耳につきますが、夜はその声がスズムシに変わり、少しずつ秋の後ずれを感じさせる今日この頃。
JFAアカデミー熊本宇城の5期生18名は8月25日から27日まで御殿場遠征をさせていただきました。

2011年の東日本大震災以降、一時的に拠点を御殿場に移して活動しているJFAアカデミー福島と交流し、普段はなかなか
出来ないJFAアカデミー熊本宇城としての遠征を経験することで、人として、またフットボーラ―として更に成長する事を目的に
行いました。

スタッフとしても、遠征という非日常の環境の中で、選手がどれだけ先を読み様々な事から逆算して行動できるかを見ることが出来るいい機会となりました。

まずは食事。
アカデミーとは異なるビュッフェスタイルでした。

好きなものを好きなように食べる選手。

栄養やバランスを考えて食べる選手。

正解はありませんが、様々な事から考えて判断し行動する事が大事です。

 

遠征中には、二回の練習試合が計画されました。
一試合目は、二日目に行われたアスルクラロ沼津との試合。

通用した部分とまだまだ足りなかった部分とがあり、

選手はこの試合からいろいろな事を感じることが出来たようです。

 

二試合目は最終日。JFAアカデミー福島との試合でした。

環境は違えどもJFAアカデミーとして同じコンセプトでTRをしている両チーム。

日頃からTRしていること、そしてそれぞれが今持っている100%の力を出し合って、

最後まであきらめない姿をみせてくれました。

お互いをリスペクトする気持ちを持ち続け、これからも切磋琢磨しながら頑張ってほしいと思います。

また、今回の遠征では多くの出会い・再会もありました。
JFAアカデミー福島の布啓一郎スクールマスターには、試合を観た上でプレーに対してアドバイスを頂きました。

そして、今年3月にJFAアカデミー熊本宇城を卒校しJFAアカデミー福島に編入した3期生の飛鷹啓介君は、
謙虚な姿勢で臨むこと、向上心を持つこと、テクニックを磨くことの大切さを語ってくれました。

JFAアカデミー福島の選手とも交流会を通して仲良くなり、

得意の一発芸を披露しあいました。

JFAプログラムとして、富士山の溶岩洞窟でもある駒門風穴にも行き、充実した3日間となりました。

JFAアカデミー熊本宇城の5期生として初めて行った御殿場遠征。
オンザピッチでもオフザピッチでも多くの成功と失敗を繰り返しました。
この経験を将来の夢の実現のためにどのように活かしていくか。
これからの選手たちの行動に期待しています。

最後に、今回の遠征に快く選手を送り出してくださいました各クラブ関係者の皆様、本当にありがとうございました。
また、JFAアカデミー福島をはじめとする被災地の、一日も早い復興をお祈りしております。

【御殿場遠征の感想】
吉岡涼斗(ソレッソ熊本)
「今回の遠征を振り返って、オンザピッチでは自分の課題である攻撃から守備への切り替えがまだまだ出来ていなかったし、
いろいろな場面で新たに自分の課題が見つかったのでよかったです。今回の遠征で学んだことをチームやアカデミーで活かしていきたいと思います。」

中村仁(V.ファーレン長崎)
「今回の遠征では、オンザピッチでまだまだ基本的なボールを止める・蹴るが正確に出来ず、ボールを相手に奪われてしまう
場面が多くありました。そしてこの遠征で自分の力がまだまだ足りないことがわかり、とてもいい経験になりました。だから、
この遠征で学んだことをチームで活かしていきたいと思います。」

毛利友哉(ブレイズ熊本)
「今回の遠征を振り返っての反省点は、守備の時に前線の選手とコミュニケーションがうまく取れずに、後ろで味方の人数が余っていることが多くあり、効果的に守備が出来なかったことです。また今回の遠征で、改めてオンザピッチとオフザピッチが
つながっていることを実感し、オフザピッチの重要性がわかりました。この反省を今後の生活やサッカーに活かしていきたいと
思います。」

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