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5期生タイ遠征総括 ~JFAアカデミー熊本宇城 ダイアリー~
2015年07月24日
充実した時間はあっという間に過ぎてしまうもので、タイ遠征最終日になりました。
今回の遠征最後のダイアリーを担当させていただきます、岩田宗一郎と大場剛です。
最終日はタイ時間の夜中0時50分発の飛行機でタイを出発し、日本時間の朝8時ごろに福岡空港に到着しました。
それでは今回の遠征を振り返りたいと思います。
まずオフザピッチで感じたことは、海外の選手の球際の強さです。
普段アカデミーでも球際は強く行くように言われていますが、それ以上に意識していないとすぐに当たり負けしてしまいました。
さらに球際が強いので、止まってプレーをしてしまうと相手に潰されてしまうため、日頃からアカデミーで言われている動きながらのテクニックがとても大事なんだと改めて感じました。
また、普段JFAアカデミー熊本宇城はチームとして活動していない中で、今回はチームとしての遠征で、常に周りに気を配り、試合に出ていても出ていなくてもチームに貢献できるように考えて行動しなければいけないと思いました。
東南アジア特有の暑さを身をもって実感できたことも、とてもいい経験になりました。
オフザピッチで学んだことは、コミュニケーションの取り方です。
言葉が通じない、文字も読めないという環境の中では、黙っていたら何も相手に伝わらず、また相手の伝えたいことも理解できませんでした。
しかし、こちらが何とか伝えようとすること、常に笑顔で接しようとすることで、全ては理解できなくても自然とコミュニケーションが取れることがわかりました。
また、普段食べ慣れている日本食ではなく、その土地の食べ物を食べられたこともいい経験になりました。
将来海外でサッカー選手として活躍をしたいと思っているなら、パフォーマンスを高めるためには食事も大事になります。
慣れていないから食べられないということではダメで、おいしいと思って食べられるようになるまで少し時間はかかりましたが、最終日にはみんなそれぞれが苦手を克服し、しっかり食事をとれるようになりました。
遠征が終わり、夏休みの残りの期間はそれぞれがまた所属クラブで活動する事になります。
そこで、今回の遠征で学んだことを活かし、チームでも活動したいと思います。
また、今回のタイ遠征を支えてくださった、日本サッカー協会の皆さん、チョンブリFCの皆さん、
支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちをもって、これからも頑張りたいと思います。
JFAアカデミー熊本宇城 5期生
岩田宗一郎 大場剛