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夏休み特別企画第1弾 ~JFAアカデミー熊本宇城 ダイアリー~
2015年08月03日
8月3日から小川中学校の職場体験に参加するために、約2週間ぶりにアカデミーに帰寮してきた6期生たち。
「第二の我が家」に帰ってきて仲間に会えたからでしょうか。早速たくさんの言葉を交わしながら、たくさんの笑顔が見られました。
いつもは学校とアカデミー活動に時間を追われ、なかなか他のことを行うことができないアカデミー生たち。
今回は夏休み中の帰寮ということもあり、少し時間にゆとりがあるため、色々な活動を行おうと計画中です。
その第一弾が「手巻き寿司」
いつもは出来上がった料理を(盛り付けして、)配膳するだけですが、野菜を切ることや酢飯を作ることなど、準備の段階からやらせていただくことができました。
手袋をはめてやる気満々の村上民旺(ソレッソ熊本)
包丁を持つ手が危なっかしくとてもぎこちない動作ですが、サッカーでは見せない集中力を発揮させ、慎重に具材を切っていきます。
恐る恐る玉子焼きを切る中村颯(FCKマリーゴールド)
決して包丁を握ろうとしないが、とにかくあれこれ指示を出す岐部総志郎(カティオーラ大分)
色々な役割を全員で分担しながら準備完了!
大きな声で「いただきます!」の後は、自分たちで切って用意した具材を皿に取り、それを海苔で巻いて食べます。
そんな中、食材を取りに並ぶみんなを横目に、まずは大物に食らいつく田尻将太(UKI-C FC)
巻き方にも性格が出るようで、どうみても巻ききれないご飯の量を乗せてしまい、ボロボロこぼしてしまう子や、几帳面に具材を並べて巻く子、海苔で巻かずにお茶碗のご飯の上に乗せて食べようとする子もいました。
普段は用意してもらったご飯を並べるだけですが、こうして自分たちで食材を切ることから始めて食べるご飯の味はいつもと違うおいしさだったのではないでしょうか。
同時にご飯を毎食作ることの大変さも身に染みて感じたはずです。
色々な活動を通して、アカデミー生たちには、そういったことを「感じる力」を身につけてもらい、素直に「感謝できる心」を持ってほしいと思います。