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11月生まれ誕生会 ~JFAアカデミー熊本宇城 ダイアリー~
2015年12月07日
ここ宇城でもようやく冬の足音が聞こえてきたようで、朝晩が急激に冷え込み厚手の服が手放せなくなってきました。徐々に冬らしい景色が広がる中で、毎日の体調管理をしっかりと行い、冬の寒さを吹き飛ばしてほしいものです。
そんな中、先日11月生まれの人をお祝いする誕生会を開催しました。
今回の誕生会から新しい運営委員会が司会進行を行いました。
アカデミーでは半年の任期で運営委員会が交代します。
運営委員会の仕事は誕生会の司会進行だけではなく、
アカデミー生活を自分たちでより良いものにしていくために多岐にわたって行われます。
ここで今回決まった運営員会のメンバーの意気込みを紹介したいと思います。
江川湧清(5期生、FCKマリーゴールド熊本)
「僕は運営委員になるのが2回目なので、1回目の経験を生かして頑張ります。
アカデミーのルールなど、いろんなことを決めるときには運営委員会だけで決めるのではなく、みんなの意見を大事にしたいと思います。
もっとアカデミーを良くしていきたいです。」
吉田健人(5期生、VALENTIA)
「僕は2回目の運営委員なので、1回目の経験を生かして、みんなを引っ張っていくだけでなく、新しい事にも挑戦していきたいです。」
村上広樹(5期生、筑後FC)
「運営委員として、現在アカデミーで課題になっている、持ち物の記名を徹底することを中心に取り組みたいです。
また、自分たちで考えたことを実行できるよう努力していきたいです。よろしくお願いします。」
荒木亮輔(6期生、ブレイズ熊本)
「運営委員になってやりたいことは、アカデミーをもっと過ごしやすく、目標に向かって頑張れる集団を作ることです。
そのために精一杯努力していきます。」
松本真弥(6期生、太陽SC熊本玉名)
「僕は、運営委員になったことをきっかけにして、消極的だった自分を積極性のある自分に変えていきたいと思います。
そして、何事にも自分が先頭に立って行動することを心がけ、アカデミー生活をさらに充実したものにしていきたいです。」
上田瑞季(7期生、UKI-C.FC)
「運営委員として、みんなのために自分から進んで行動していきたいです。」
菊地佑弥(7期生、ソレッソ熊本)
「自分にとって短所と感じている積極性を克服するだけでなく、みんなが規則正しい生活を送れるようにしていきたいです。
よろしくお願いします。」
左から江川湧清(5期生、FCKマリーゴールド熊本)、荒木亮輔(6期生、ブレイズ熊本)、吉田健人(5期生、VALENTIA)、
松本真弥(6期生、太陽SC熊本玉名)、上田瑞季(7期生、UKI-C.FC)、菊地佑弥(7期生、ソレッソ熊本)、村上広樹(5期生、筑後FC)
ぎこちない笑顔を見せる7人ですが、アカデミーをもっと良くしたい!という強い想いを持って自ら立候補してくれた子どもたちです。
彼らの想いに行動が追いつき、リーダーの自覚が芽生えたときにこのアカデミーがどのような変化を見せているのか、温かく見守っていきたいと思います。
さて、その新運営委員会の司会進行で開催された今回の誕生会。司会を務めたのはこの2名です。
緊張した表情を見せる吉田健人(右)といつもよりちょっと硬い笑顔を見せる荒木亮輔
お祝いをしてもらったのはこのふたり。
11月21日で15歳になった5期生、蓮池就斗(UKI-C.FC)
11月8日で14歳になった6期生、林田琉冴(FCKマリーゴールド熊本)
毎月1回仲間の誕生日をお祝いし、美味しいケーキを食べながら会話を楽しむアカデミー生の笑顔は、
私たちスタッフの心を和ませ、癒してくれるもので私たちも自然に笑顔になります。
左から7期生の山本将(アルバランシア熊本)、筧銀二(カティオーラ)、宮川コーチ。
今回カメラマンを務めた6期生の石坂陸(ロアッソ熊本)
今回はみんなで行うゲームなどは用意されていませんでしたが、
その代わりに余ったケーキが欲しい人で白熱したジャンケンバトルが繰り広げられました。
明暗が分かれ、負けて悔しい顔を見せる子や勝ち誇った顔をする子など、子どもらしく素直に喜怒哀楽を表現していますが、
ピッチの上でも同じようにできないものなのでしょうか…。
そして最後まで残ったのは5期生の江川湧清と7期生の上田晃誠(UKI-C.FC)。
かわいい後輩のために先輩がわざと負けてあげるものだとみんなが疑わなかった次の瞬間・・・
空気を読めず普通に勝ってしまう笑顔の先輩、江川湧清。
新運営委員会の船出として、自分でケーキを勝ち取りお祝いしていました。ここで運を使い果たしていないことを祈るばかりです。
あっという間の2015年でしたが、良い一年の締めくくりを迎えられるように
残り一か月間の一日一日を大切に過ごしてほしいものです。
そして、この52名の大家族で過ごす時間も少なくなっています。
ここでしか作れないたくさんの想い出を胸に刻み、日々成長を続けていってほしいと思います。