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9期生ドイツ遠征5日目~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

2019年08月08日

9期生ドイツ遠征5日目~JFAアカデミー熊本宇城ダイアリー~

 

5日目(7月25日)のダイアリーを担当するのは、小鉄雄太郎(左:ロンドサッカークラブ)と、木場海斗(鹿児島ユナイテッドFC U-15日置)です。

 

 

ドイツに来て毎朝行ってきた散歩もこの日で最後となりました。散歩を行うことでリフレッシュした気分になり、朝にストレッチや頭を使ったゲームをする意味もこのドイツ遠征を通して身をもって知ることが出来ました。この日の散歩も盛り上がりのある楽しいものとなりました。

 

午前中はアウディスポーツパークに移動して、FCインゴルシュタットのジェネラルマネージャーであるヘンケさんに英語で講話をしていただきました。

ヘンケさんのこれまでの経験を聞いて、様々な国から来た個性の強い選手たちをまとめる統率力が凄いなと思いました。ヘンケさんは、バイエルン・ミュンヘンやドルトムントでの指導した経歴を持っており、常に勝つことを求められるチームでの指導の難しさや所属する選手達の特徴を理解してチームを勝利に導くことの大切さなどを聞くことができました。

また、質問の時間では英語で質問をすることにトライしました。上手く伝えることは難しかったですが、積極的に自分から質問することで、ヘンケさんと直接コミュニケーションをとることができて貴重な時間になりました。

 

 

 

その後、FCインゴルシュタットのトップチームのトレーニング見学を行いました。

トップチームの選手たちは、身体能力やサッカーのテクニックが凄いのはもちろんですが一つ一つのパスやシュートをトレーニングの時から試合を想定して行っていました。トレーニングから試合と変わらない意識を持つことの重要性を改めて感じました。

また、練習が終わった後、僕たちに話しかけてきてくれて、ボールを一緒に蹴ることもできとても貴重な経験になりました。

 

 

昼食を取った後に、トレーニングマッチの会場があるフュルトという街に移動しました。

ドイツ遠征での試合はこの日が最後になるので、「二連勝で遠征を締めくくろう」と声を掛け合い試合に臨みました。

一試合目はグロイター・フュルトと対戦しました。今回の遠征での課題であったゴール前のプレーと一対一で負けないことを意識して試合を行いました。結果は4-1で勝利することができました。二試合目まで時間がなかったので、短い時間で次の試合に向けて身体を冷やすことや疲労した身体のケアを行い二試合目に臨みました。

二試合目はFC Coburgと対戦しました。二試合目で疲労を感じることもあったけれど自分たちの特徴である動きながらのテクニックとプレースピードを意識して戦いました。結果10対1で勝つことができ、二連勝でドイツ遠征を締めくくることができました。

 この二試合では課題であった、ゴール前のプレーは一つ一つのチャンスを大事にすることでゴールにつなげることができました。しかし、一対一の対応は体格差を意識して最後の一歩を寄せきれない場面などがあり課題を残しました。

また、暑さの中で全体的にハードワークができず、試合終盤は足が止まってしまうこともあり体力不足を感じました。

ドイツ遠征で出た課題を日本に持ち帰ってしっかり改善していこうと思います。

 

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