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JFAアカデミー福島(女子)、堺、今治が合同スタッフ研修会を開催
2017年08月24日
JFAアカデミー福島(女子)、堺、今治のスタッフが8月21日(月)、J-GREEN堺にて、研修を実施し、約20名のスタッフが参加しました。
各スタッフによる指導実践のほか、須藤茂光JFAアカデミー福島テクニカルダイレクターによるコーチングデモ、またアスレティックトレーナーや総務もそれぞれがミーティングを行い、情報共有や連携について具体的なディスカッションを行いました。
夜には、須藤テクニカルダイレクターからの「JFAアカデミーとしてコンセプト、目指すべきもの」についてのレクチャーや各アカデミーの近況報告なども行いました。
大野真JFAアカデミー女子統括ダイレクターからは、「on the pitch / off the pitch 両方における世界基準のエリートを育成すること」、「各アカデミーの特長を最大限活用すること」等が伝えられました。
コメント
檜山里美 JFAアカデミー福島(女子)トレーナー
アスレティックトレーナーの分科会では、各アカデミーの取り組みや日常の問題点を共有し、解決に向けた方向性を検討しました。選手を取り巻く環境や、サポート体制は異なりますが、各アカデミーが同じコンセプトで指導し、卒校後も自立した選手を育成していく必要があることを確認しました。さらに今後は、選手のデータ管理や活用方法などを、より現場の指導に役立つ方法を構築していく必要があると感じました。また、JFAアカデミー福島テクニカルダイレクターの須藤さんより、育成の考え方、アカデミーのあり方をレクチャーして頂きました。『世界基準を日常に』私たち指導者が基準を持ち、日々の選手育成をする必要があると再認識いたしました。私たち指導者が同じベクトルを向くことの重要性や、育成は焦らず指導していくことが必要であると再確認できる良い機会となりました。今回の研修で学んだことを日々の選手指導に活かしていきたいと思います。
大江あかり JFAアカデミー堺 総務
生活を共にする選手管理という立場上、選手との関わりは生活面での指導が中心となります。しかし、中学生年代で親元を離れて日々トレーニングに励む選手に対して、リラックスできる時間を持てるような関わりも必要であると感じています。その中で、JFAアカデミー福島テクニカルダイレクターの須藤さんによる「“今”だけでなく、みんなつながっている」という話が印象に残っています。アカデミーで生活するのは限られた時間だけですが、選手の将来に繋がっていく“今”を見ているということ、また日々の中でも、トレーニングと生活は切り離されたものではなく繋がっているということを改めて気づかされました。日常生活から「やるべきことをやらせること」が自立した選手を育成する上で重要であり、気を引き締めて取り組んでいきたいと感じました。その上で選手の“今”の表情の裏にはその日の出来事が様々あることを忘れず、気持ちにも寄り添いながら、選手一人一人が少しでも前向きに日々取り組んでいけるような関わりを目指していきたいと思います。
植村公亮 JFAアカデミー今治 コーチ
普段JFAアカデミー今治で指導している中で、なかなかうまくいかず選手への要求もあいまいになっていたことに気付かされました。自分自身が選手に対して獲得してほしいことを明確に示し、目の前の選手に最適な方法でアプローチしていく、その方法も他のアカデミーのスタッフでそれぞれ特長があり、ディスカッションすることで共有でき、今後に活かしていけることばかりでした。日常のトレーニングや生活の中で「世界基準」を常に要求する、そのためには自分自身が力をつけないといけません。選手の未来に触れているなかでクオリティーで妥協しないこと、常に高い基準をもって選手に日常から接することを今後の指導で実践していきたいです。時間のかかることだとは思いますが、焦らずゆっくりと選手に落とし込んでいけたらと思います。短い時間でしたがみなさんと意見交換、共有できたこと大変有意義な時間だったと感じています。ありがとうございました。
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