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JFAアカデミー熊本宇城 AED・心肺蘇生の講習会、栄養セミナーを実施
2018年07月10日
JFAアカデミー熊本宇城は7月5日(木)、AED・心肺蘇生の講習会、栄養セミナーをそれぞれ小川総合文化センター・ラポート、宇城市ふれあいスポーツセンター研修室にて開催しました。JFAアカデミーは、世界基準で活躍する選手を育成する取り組みとして、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材育成を目指しています。ピッチ内外で起こる様々なことに対して、選手自らが対応して解決できるようになるための取り組みとして、さまざまな活動を行っています。
JFAアカデミーでは、現在2019年度入校生を募集中です。
詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会も実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。
JFAアカデミー熊本宇城 説明会
8月26日(日) 15:00~
宇城市立ふれあいスポーツセンター
〒869-0606 熊本県宇城市小川町河江52-1
アカデミー生コメント
徳永拓夢 選手(8期生:中3/FCKマリーゴールド熊本)
僕は以前にもAED・心肺蘇生の講習を受けたことがあります。1分間心臓マッサージを続けることの難しさ、そしてAEDでは電気ショックが終わってから胸骨圧迫を行うなど、方法や手順を再確認することができました。もし、目の前の人が倒れたときには、自分が勇気を持って行動に移し、慌てず、大きな声で意識があるか確認し、無い場合は周りの人と協力して119番通報とAEDを持ってきてもらうと同時に、胸骨圧迫を続けられるようにしたいです。AEDと合わせて心肺蘇生を繰り返すことで命を救うことができると分かったので、この知識を今後に生かせるようにしたいです。
濱内建輝 選手(9期生:中2/IBUKI北九州)
(AED・心肺蘇生講習会)
心肺蘇生では、倒れている人の胸の中心に手の付け根を当て、肘を伸ばして垂直に押します。心臓マッサージを行うために1つ1つの正しい方法を覚えるのは難しかったです。次に、AEDにおいては使い方がわからなくても、自動音声で教えてくれるため手順が分かりやすかったです。パッドの貼る位置も覚えたので、もし人が倒れていたとしても講習会で学んだことを生かして命を救いたいと思います。
田丸太陽 選手(9期生:中1/FC KAJITSU U-15)
僕は今回AED講習を受けて、1つの命を救うためにいろいろなことがされていることを知りました。その中で自分に出来ることが2つありました。1つ目は胸骨圧迫です。胸骨圧迫はとても体力を使うので交代交代で行い、1分間に100回のリズムで乾電池の深さぐらい強く押すというアドバイスを意識して行いました。2つ目はAEDを使うことです。使う前は難しいというイメージでしたが、いざ使ってみると簡単でした。これからは、今日の講習で習ったことを生かして、突然倒れた人がいたらとっさに動けるようにしたいです。
原由伍 選手(8期生:中3/FCソレイユ)
アカデミーに入校して3回目の食育セミナーでした。この食育セミナーを受けることで、食生活の自己管理がどうなのかを振り返る機会となりました。アカデミー生活では、しっかり摂れている食事の量でも、週末帰省したときには十分な量を摂れていないときがあります。また、試合の間には補食を摂らずにプレーしている時もありました。今後は自分のプレーが最大限発揮できるように食事の量やタイミングを意識して生活しようと思います。
本山雅斗 選手(9期生:中2/UKI-C.FC)
食育セミナーで学んだことが2つあります。1つ目は、外食に行った時のメニューの選び方です。ポイントは栄養がバランス良く摂れる和食を選ぶことです。丼物などは単品で摂らずに小鉢をプラスするなど工夫が必要だと分かりました。2つ目は、控えておきたい食品です。カルシウムの吸収を阻害する「リン」を多く含む食品、そして脂質や砂糖を多く含む食品は控えた方が良いことが分かりました。食育セミナーで学んだことを生かし、栄養バランスの良い食生活を送るだけでなく、食べる順番や三角食べなどの食べ方も意識しようと思います。
大園治慈 選手(10期生:中1/福岡BUDDY FC U-15)
栄養とは何か、栄養バランスとは何かということを初めて明確に知ることが出来ました。僕はいつも、食事の時に食べる順番をあまり気にせずに、食べていました。疑問に思っていたので僕は栄養士さんに「食べる時のベストな順番はありますか?」と質問しました。すると、「最初にサラダから食べると脂質の取り込みを抑えることが出来るので、サラダから食べることと、三角食べを意識すること」と教えていただきました。これからは、栄養士さんから教わった三角食べなどを実行して、自分の身体に取り込める栄養をフルに吸収して、更なるパフォーマンス向上に繋げていきたいです。